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イー・エージェンシーが共創パートナーとして参画する「みうらの森林(もり)プロジェクト」とは?AI時代における大事なことを養うフィールドがそこにはあった。

こんにちは、コミュニケーションデザイン部の五十嵐です。
イー・エージェンシーは、このたび「みうらの森林(もり)プロジェクト」の共創パートナーとして参画をいたしました。

▼本記事は以下の動画を書き起こしたものです(12分37秒)
※テキストでご覧になりたい方は本記事をご覧ください。

AI時代における大事な価値を見つける場所

デジタルマーケティングを行うイー・エージェンシーがなぜ、このプロジェクトの共創パートナーとして参画をしたのか。
その背景には、AIをはじめとした私たちの本業のデジタル技術が目覚ましい速さで進歩を遂げていることが挙げられます。
AIが発展をしていくことで、私たちの仕事や、社会、そして生活までもが一変していくことを実感してます。
その中で人間としてできることはなにか、大事にするべきことはなにか。このプロジェクトへの参画はこれからのAI時代を生きるうえでのヒントを模索するためのイー・エージェンシー流のひとつの研修としての取り組みとなります。

みうらの森林プロジェクトのフィールドとなる森林

自らの課題発見力、適応力を養う研修プログラム

従来、研修というと、講師の先生が来てくれて、課題を提示されてそれに対する最適解を探していきますが、「答え」があるものはAIが得意とすることです。
技術の進歩の中で、答えがあるものはすでにAIに勝てないことを実感しています。今後のAI社会においては、何もないところからから、自ら課題を発見する力、その課題に対して適応していく力、それらを養うのが大事になってくるのではないでしょうか?

この「みうらの森林」にはそのフィールドがありました。課題を見つけ、自らやるべきこと、やりたいことを考えて動く。動いたことを仲間とともに認め合い、共創していく。心と身体の奥底からみなぎるエネルギーこそが、人間の生きる力、活力となっていくのではないでしょうか。

薪づくりのため率先して丸太を切るイー・エージェンシーの島田

「みうらの森林プロジェクト」を手掛ける原っぱ大学の塚越さんにインタビュー

森づくりを通じて企業と地域をつなぎ、新しい学びと交流の場を生み出す、「原っぱ大学」の塚越さん(通称:ガクチョー)に、本プロジェクトの目的と期待についてお伺いしました。

原っぱ大学ガクチョーの塚越さん(中央)3人の距離が近い(笑)

──今回「みうらの森林 プロジェクト」についてお話を伺えればと思います。まずこのプロジェクトについて教えていただけますか?

塚越ガクチョー:このプロジェクトは、もともとほったらかしだった山から始まりました。ただ、日本の山って本来、人と自然とが共に育まれてきた場所なんです。その古来からの形を取り戻していこうという試みです。

最初は京急さんが自分たちだけでやろうとしたんですが、それではおもしろくないと。みんなで一緒にやったら面白いんじゃないかと考えて、「誰かやりたい人はいませんか?」と声をかけたところ、たくさんの方が集まってくれました。

みんなでやりたいことを実践して森を創りあげていく

──私たちはIT企業なので、普段はデスクワークばかりです。このプロジェクトに参加したのも、画面の中だけで完結してしまう毎日の中で、人間本来の感性がどこか遠のいているように感じたためです。プロジェクトの運営形態について、もう少し詳しく教えていただけますか?

塚越ガクチョー:山のオーナーはもちろん京急さんなんですが、感覚としてはもう「みんなの山」という捉え方をしています。自然薯を掘ったり、しいたけを取ったり、薪を割ったり。自分たちで手を動かしていくことで、自分たちの山になっていく。まさに「共創」ですね。共に作っていく場所として、どんどん仲間が増えていけばいいなと思っています。

イー・エージェンシーの五十嵐(左)と甲斐大樹(右)

試行錯誤しながら体感していくことが大事

──私たち参加者も、自分に何ができるのか、本来持っている姿をどこまで開放できるのか、探求できる場として期待しています。活動の特徴的な点はありますか?

塚越ガクチョー:私たちは特に「教える」「教えられる」という関係性は作っていません。私自身、特別な知識や経験があるわけではないんです。みんなで試行錯誤しながら、できたこと、できなかったことを味わっていく。そういう場所にしたいと考えています。

PDCAサイクルとか、仕組みづくりとか、そういうものは今後AIが担っていくかもしれません。でも、自然との関わりの中で「これが楽しい」と感じること、それは知識としてではなく、自分の感覚として体得していくことが大切だと思うんです。デスクワークだと頭で理解するだけですが、ここでの体験は五感全てで感じることができます。

「最先端 or 自然」の対比ではなく人間にはどちらも大切

──私たちのような参加企業としては、活動頻度やスケジュールが気になります。具体的な活動頻度はどのくらいでしょうか?

塚越ガクチョー:月1回の開催です。今日のような「オープンデー」では、皆さんとゆるやかに楽しむ時間を過ごします。来月の「ワークデー」では、薪棚を作ったり、畑を耕したり、養蜂をしたり。活動する中で自然と湧いてくるアイデアを形にしていきます。

大切なのは、1回の経験で終わらせないこと。季節を越えて、何回も続けていく中で本物になっていくんです。

──私たちにとっても新鮮な体験になりそうです。最後に、参加を検討されている方へメッセージをお願いします。

塚越ガクチョー:この活動が広がることは、日本や世界の未来につながると考えています。特にイー・エージェンシーさんのような、日々デジタルの最先端で働いている方々こそ、来ていただきたいですね。最先端技術と自然は対立するものではありません。ぜひ一度、遊びに来ていただけたら嬉しいです。

まとめ:AI時代における人間らしさの再発見

イー・エージェンシーが「みうらの森林プロジェクト」に参画した背景には、急速に進展するAI技術への向き合い方があります。デジタルマーケティングを手がける私たちは、AIの発展により仕事や社会生活が大きく変化していく中で、人間としての価値や大切にすべきことを模索していました。

このプロジェクトは、従来型の知識やスキルを習得する研修とは一線を画します。課題に気づく力、目的を見つける力を育む、イー・エージェンシー独自の研修プログラムとして位置づけています。

実際に参加してみると、普段のデスクワークとは異なる充実感を味わうことができます。体を動かし自然と触れ合う中で、時間はあっという間に過ぎていきます。週末に体を使い、平日は頭を使うというメリハリのある働き方は、デジタル時代を生きる私たちにとって新鮮な体験となっていきます。

このフィールドは、AI社会における人間らしい感性や創造性を再発見する貴重な場となるはずです。ぜひ多くの方に参加いただき、この体験を共有できればと思います。

リフレッシュしてエネルギーいっぱいになりました

▼再掲:動画はこちら(12分37秒)

「みうらの森林プロジェクト」パートナー企業のご紹介

みうらの森林 プロジェクト 共創パートナー

  • 株式会社ゴンチャジャパン

  • 株式会社三浦観光バス

  • 中央出版株式会社 アイン保育園

  • 株式会社イー・エージェンシー

プロジェクトパートナー

  • HARAPPA株式会社

  • 神奈川県森林組合連合会

  • 株式会社タケエイグリーンリサイクル

  • 一般社団法人 葉山の森保全センター

  • アサヒユウアス株式会社

  • 農林中央金庫

  • 株式会社やまとわ

運営

  • 京浜急行電鉄株式会社

共創パートナーに興味のある方はこちらよりお問い合わせください

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