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思想犯日記

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僕の、思いをただただ綴るのです
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#恋愛

火傷

キスとの距離が耐えない。私を置いていかないで。遠のいていくの。
ねえ、この情熱もいつかは絶えてしまうの
ねえ、この焔も消えてしまえばあなたは去ってゆくの。
いつまでも私は過去に置き去り。眩い思い出に置いていかれた私は唯あなたに縋る。縋る。縋る、
「青い炎は冷徹のように思えるね」
あなたはそんなことを言う。あなたは青いわ。炎のように燃え盛っていても、何かあっても消えないでいてくれそうでも、どこまでも

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激情

「僕の獣欲らしきこの激情に触れて欲しい。」

何を言うにも、あなたはそうやって臭いんだから、それでもって私もその言葉に寄りかかってしまう。
「それで私はその感情に火をつければいい?」
あなたはクスクスと笑って袖から細い腕を伸ばし、ゴツゴツとした手で私の頬を擦る。
ああ、愛らしいと言わんばかりのこの顔だ。
酷い嬌態に指を這わせ、あなたは笑みを浮かべる。
只、「嗜虐心を煽らせらせないで。」

このグ

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さよならなんて言わなかったじゃないか

あなたがいなくなった日。
ふと立ち去ってから、私はなにも気づかずにメッセージを送り、
「未読無視つれえ〜〜」
そう言って呆れたように伽藍とした部屋で1人机に携帯を置いて煙草を手に取った。

あなたっていう人は返信が遅くて、それでも入院日記を毎日続けて書いて、たまに見せてくれる。綺麗な胡桃色の髪が目にかかって、やさぐれた身体によく似合っていて。背が低いのをいつも気にしていて。

ふと携帯の画面が明る

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