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【はじめての業務委託エンジニア採用】書類と面接で見るべきポイントとは?

こんにちは、エンジニアのためのコミュニティプラットフォーム「E3」代表の大津です。E3を運営する中でよくいただく質問内容について、noteで定期的に発信していこうと思います。

E3とは、「エンジニアが『自己実現できる』、そして『そのために必要なものを得られる』プラットフォーム」です。具体的にはお仕事の斡旋に加え、勉強会でエンジニアのスキルアップをサポートしたり、メンバー間や企業との連携によるプロジェクトを組成したり、ランチ会やミートアップの開催によって横のつながりを強化するなど、エンジニアのためのコミュニティとして様々な価値を提供しています。
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本日のテーマは「業務委託エンジニアの書類選考、面接で何を見るべきか」。採用において完全な正解はないと思いますが、自分が意識していることをお伝えする中で少しでも参考になれば幸いです。

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事前に書類で確認すべきこと

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スキルシートも職務経歴書も、体裁が異なるだけで見るポイントは基本的に同じです。以下が十分に記載されていない場合は、面接時の追加確認が必要となります。

1)記載内容が募集要件にマッチしているか
・どんなプロジェクト、プロダクトに関わっていたのか
・どんなポジションで、どんな役割だったか
・具体的にどんな業務をしていたのか

2)実際に触った技術が募集要件にマッチしているか
プロジェクト、プロダクトで使用されていると記載されている技術と、自身が実際に触っていた技術を混同している場合があるので注意が必要です。必ず後者を確認するようにしましょう。

3)そもそも書類が見やすいかどうか
特にビジネスサイドに近いポジションや、要件定義・設計に関わるポジションの場合には必要な観点となります。相手に伝わりやすいようにまとめる仕事なので、職務経歴書を見やすく書けないのはスキルミスマッチの可能性が高いです。

面接中に確認すべきこと

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書類に不備や不明点があった場合には、そちらも合わせて口頭確認を行いましょう。その場合、中心人物として深く関わったプロジェクトについてピックしてもらうようにしています。

1)相手に伝わりやすいように工夫しているか
エンジニアにはコミュニケーションが得意でない人も比較的多いですし直接的な評価には繫がりませんが、コミュニケーションは必ず発生するので、伝えようとする姿勢が非常に大切です。
提出書類の見やすさとも重複しますが、口頭コミュニケーションの際にも工夫が見られるかを確認します。たとえば冒頭で経歴を改めて聞いた際に、経歴書をそのまま読むのではなく要約して簡潔に自身の経験を話すといった些細なことでも、ひとつの指標になるでしょう。

2)仕事において意識していること、ポリシー
たとえばプロジェクトで使用した技術(開発言語やフレームワークなど)のバージョンについて詳しく聞いてみると、どのくらい意識してその技術を用いているかが垣間見えます。
また業務遂行上のポリシーについては、会社やチームとのカルチャーマッチにも関わる部分ですので、明確に確認することをおすすめします。

3)質問があれば随時応じる
疑問点は丁寧に解消します。事前に会社のHPやブログなどを見ていないと分からないような質問を用意してきている場合は、会社のことをきちんと調べてきたかどうかの指標にもなります。

4)その他、全体を通じて確認するポイント

✔︎ 質問の意図を正しく理解し、回答が噛み合っているか
万が一理解できなかった場合にもきちんと意図を確認し、認識合わせができれば問題ありません。勝手に自己解釈して進んでしまう方や、質問を恥じる方はピントがずれた仕事になるリスクが高いです。

✔︎ ネガティブな発言が目立たないか
ネガティブな発言が多い方は、チーム内にネガティブな空気を作りやすい傾向にあります。

✔︎ 面接内でメモをしながら聞いているか
自分の記憶を過信する傾向は業務遂行の上でも危険です。

✔︎ 清潔感はあるか

さいごに

いかがでしたでしょうか。少しでも選考時の参考になれば幸いです。

もっと詳しく知りたい場合や、E3コミュニティにご興味をお持ちいただいた場合は、以下よりお気軽にお問い合わせください。


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