見出し画像

毎日noteの自転車操業

ここ1週間、毎日noteを更新してみた。

自分のnoteのコンテンツがリッチになっていくのはすごく嬉しいし、
週末だけ投稿していた頃より読んでくださる方がずっと多くなり、
初めてコメントをいただいたり、
初めてひと様のマガジンに掲載していただいたり、
毎日コツコツ続けるとnoteの世界は一気に広がるんだな…ということを実感した1週間だった。

だけど、

このまま続けていけるかな?という結構大きな不安がある。

まず、私は遅読×遅筆の、超のろまライタータイプ。
これまでの記事も平均3時間くらいかけて書いている。
構成もきっちり考えたいし、言い回しの推敲もちゃんとしたい…と思うとこのくらいかかってしまう。

1日3時間もアウトプットに掛けていると、インプットの時間がまるで取れない。
しかも、私は超遅読家。1つの小説をどんなに駆け足で読んだとしても2〜3日はかかってしまう。
結果、活字を追わずに済む映画、演劇、展覧会ばかり取り扱うことでインプットの時間を節約してなんとかアウトプットに回している状態。
大学時代はインプットばかりして、課題のレポート以外で自らアウトプットの場を設けることはなかったから、インプットのネタの蓄積はあるけれど、貯金を切り崩す感じで記事を書いている。

さらには、平日の私には全くと言って良いほど自由な時間がない。
9時半から働いて、仕事が終わるのは大体22時。
会社の業務規定で22時以降の深夜残業は申請がいるので、この時間には仕事が終わっていなくてもまぁ帰って良い雰囲気になる。
でも、週2日くらいは溜まった仕事を撲滅するために0時過ぎまでデスクで格闘している。
8000円かかる私のタクシー代を会社が出したがらないため、終電というデッドラインが守られているのがせめてもの救いという感じ。
たまに20時に帰れると早すぎてびっくりする。家に帰って映画を1本見ても日付が変わらないという奇跡…

そんなわけで、
私の休日のnoteはタイムリーなインプットに対する推敲を重ねたアウトプットだけど、
平日のnoteは過去のインプットの貯金の中からこのネタにしようと思ったものの大枠を行きの通勤電車の中で形にして、帰りの通勤電車で言葉を整えて、寝る直前にベッドの中で投稿ボタンを押す、という感じで書いている。

まさにnoteの自転車操業だ。

でも、この1週間毎日ヒーヒー言いながらnoteを書いてみて、noteを通してもっと人と繋がれる手応えを感じた。

もう少し自転車操業を続けてみよう。
慣れてきたら1つの記事を書くスピードも上がってくる気がするし、構成にも悩まなくなるかもしれない。
もしくは散文体がものになってくるかも。
そしたらもっと肩の力を抜いてnoteがかけそうだ。

まだまだ自分のnoteのスタイルは定まらない。
粗悪だなって思いながらも「毎日」という目標に縛られて投稿ボタンを押した記事もある。

だけど、仕事が人生の全てになってしまうのが怖い。
私はもっと美しいものを大切にする人たちと深くつながっていたい。

この記事は1時間くらいで書けた。
肩の力を抜いて、読み手の姿を想像しすぎないで、自分のためだけに文章を書くことも大切だなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?