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適応障害で自律神経失調症とパニック障害になったお話

こんにちは、さくらです。
今回は私の体調不良のきっかけについて綴りたいと思います。


①体調を崩したきっかけ

きっかけは数か月前に遡ります。
仕事を終え、帰宅して夕食を取り、時計をみたところ針は21時を指していました。

当時の私はストイックで時間を無駄にするのが大嫌い。
少しでも余裕があれば、何か自分にプラスになることがしたいと必死でした。
大体就寝するのが0時頃で、お風呂に入るのが22:30頃。
まだまだ時間があるじゃないか!ということで、近所のジムへ足を運びました。

ジムに到着し、簡単なストレッチをすること5分。
足、胸、腕と順番にトレーニングを進めていましたが、
「あれ?なんだか吐き気と動悸がとまらないぞ…」

そこで初めて体調の異変に気がつきます。
しかし私はストイック。体調不良もなんのその。
ただひたすらに体を追い込んでいきました。

だが、、

数分後には動悸が激しく、立っているのもやっとの状態に。
めまいと全身の痺れに襲われ、得体のしれない恐怖を体感することになりました。

その日はふらふらで救急車を呼ぶか迷いながらも、幸い自宅まで5分の距離感にジムがあったため、なんとか帰宅することができました。

②最初は近所の内科を受診

翌日、起きても体調に違和感があったため、不安を抱えながら近所の内科に駆け込みます。
先生は話を聞き、簡単な検査をしながら
「おそらく自律神経失調症だろう。原因はストレス?睡眠不足?
 話を聞いているとパニック障害もあるかもしれないですね。
 病気などの大きな異常はなさそうです。よく寝てください。」
との診察でした。

「自律神経失調症とは?」
「なんでそんなことになった?」
「治るものなのか?」

色々な疑問が頭に浮かんだが、そのような疑問を解消すべく、帰宅するなりスマホでひたすら病気について検索しました。
寝てるだけで良くなるように思えませんでした…
ですが今思うと、これも良くなかったなぁと反省しています。

割と当てはまる方も多いのではとも思いますが、
たくさんネットで病気についての記事を見てしまうと、
「ひょっとしたら別の病気かも?」
「このような症状が新しくでてしまったらどうしよう」
と不安が次から次へと出てきてしまいました。

その結果、常に不安感のようなものが付きまとっていたと思います。

また、このタイミングで気付いたのですが、そういえば数か月前から体調が悪い日が多かったこと気づきます。
例えば、普段の生活のふとしたタイミングで唐突に吐き気を感じることがあったり、心臓がドキッとしたり、ふらっとすることがあったり…
身体が出す異変のサインをみすみす見過ごしてたなと思います。

結局、不安感から循環器内科にかかることになります。
理由として、動悸の症状が強く他の病気の可能性がないか、詳細に検査してほしかったのと、心療内科に行ったことがなく、なんとなく敷居が高いように感じていたからです。

循環器内科では詳しい検査をしていただきましたが、結局のところは異常なし。
医師からも、心療内科に行くことを勧められました。

③仕事、どうする?

とりあえず体調は優れませんが、仕事は否応なしにやってきます。

とにかく体調が本調子ではない中で、
平然を装って仕事をするのはなかなかきつかったように思います。

ある時、同僚と昼食を取りに行きました。
同僚と行きつけのラーメンを食べに行き、意気揚々と魚介系ラーメンを注文しましたが、一口食べた瞬間に吐き気が止まらず、思わずトイレに駆け込みました。

今まで体調を崩しても、食にくることはなかったので、やはり身体に異常が起きていることを再認識しました。

結果として、それからしばらくは食欲が全くわかず、何を食べても吐き気がしてしまい、体重も6キロ近く減少しました。
また、吐き気と並行して何もしていないのに動悸、身体のだるさ、やる気が起こらない感覚、みるみる体調は悪化していきます。

さすがにこれはまずいと思い、
家族や上司と相談して数週間の休みを取ることになりました。
上司も驚いていましたが、しっかり休むように背中を押してくれました。

④人生初の心療内科へ

休職に入る前に、上司からの勧めもあり、心療内科にかかることになりました。

人生で始めて心療内科に行った感想としては、ほんとにいろいろな人がいるのだなあと。
学生もいれば、主婦のような方もいるし、なにより私のような社会人もいる。自分と同じような方がたくさんいるんだなと感じました。

医師からの診察の結果としては、適応障害とのこと。
4年も仕事をしていたのに、適応障害になるのか…と驚きました。
ちょうど今年度からいろいろと新しいプロジェクトに関わることもあったので、おそらくそれが自分のキャパを超え、響いていたのだろうなと思っています。

⑤なぜ体調を崩したのか

では、なぜそもそも体調を崩したのか。
ちょっと自分に向き合ってみました。

私はこれまでの人生、何事にも不安を感じることが多く、心配性とよばれる部類の人間だったと思います。

ですが、私自身はこの性格でよかったと思っていた節がありました。
というのも、職場では私はしっかり者として評価いただけることが多く、部署内の上司やメンバーのミスを見つけることもしばしば、また仕事の面でもリスクマネジメントを徹底しており、締め切りなども含め仕事の質の部分には自信があったように思います。

よく心配性はマイナス面に捉えられがちだが、私はこの性格だからこそ、うまく仕事ができていたのではと思ってました。だけど、ようするに常に最悪のパターンを想定して動くという反面、常に頭は疲労していたし、余裕というものがなかったと思います。

また、私が勤めているのは結構体育会系の職場といいますか、昔ながらの社風の会社です。
周りがどのように動いているのか察したり、常に気を張っていなければいけない雰囲気も自分に負担をかけていたと思います。

あと、一番大きいのがマスト思考。
冒頭の筋トレでもありましたが、私は結構ストイックで、成長意欲が高い方だと思っています。具体的な仕事内容は明かせませんが、成長意欲の高さから、忙しいけれどもいろいろ経験できるこの職場を選んだ経緯もあります。
(だからこそ体調を崩したのは自分でも驚きでした)

思えは休みの日でも、常に何か自分にプラスになることがしたいと、
少し疲れがたまっていてもカフェに行って勉強したり、
友人と予定を入れたりと、動きまわっていないと気が済まなかったです。
そういう自分でないと許せないという感覚がありました。

ようするに、【ちゃんと休む】という当たり前のことができていなかったのですね。

⑥なぜnoteを始めたのか

長くなりましたが、なぜ今回noteを始めることになったのか。
私は現在も休職中で、これからどうしようかとあれやこれや考えています。
ですが、おそらく私と同じように悩んでいる方もいるのではと思っています。

自分が試してみてよかったことや、気づき・感じたことを発信できれば、
誰かの何かしらに役立つかもしれないし、自分自身のアウトプットにもなると思っています。

自分のペースで更新していきますが、これからよろしくお願いします。
長文になりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。




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