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人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

ブロガーのふむださんの本を読みました。

僕は本を読むたびに読んどいて良かった~と思います。

それはなぜか?

この本に関してもそうですが

「知っているか知らないか」だけの情報しか書いていない本も多いからです。

本に関してはすべてがそうなのかもしれません。

この情報を知っているのか知らないのかそれだけで人生すべてが変わってきます。

簡単にまとめていきます。


人間の脳は錯覚するように出来ている

脳みそ

世の中、実力はがある人が金持ちになると皆さん思っていますよね?

実はそうではなく、

「実力があると周囲が錯覚する」から、良いポジションを手に入れられているという部分が大きいのです。

つまり、

「本当に実力がない人」より

「実力はないが、実力があるように見せかけている人」の方が出世していくというのだ。

これを錯覚資産といいます。

そして世の中この錯覚資産を持つものだけが発言の機会を与えられるのです。

Twitterのフォロワ―が少ない人には発言の権利すら与えられないのです。


ハロー効果とは?

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何か一点が優れていると何もかもが優れて見える錯覚の事です。

これによってなにか一つの分野で成功を収めた人間のいう事は正しいという錯覚が生まれます。

お笑い芸人が政治番組のコメンテーターをしているようにお笑いで成功を収めた人のいう事は政治に関しても正しいと錯覚してしまうのです。


運と実力で人生が決まるのではない?!

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運が2割、実力が8割で人生決まると思われていますが正確には、

運が3割、錯覚資産が4割、実力が3割で人生が決まります。

そして信用という言葉、これは6割ほどが錯覚資産で決まります。

信用をブランド化させて商品を売りますが、この行為の中にこっそり錯覚資産を紛れ込ませています。

つまり真実の中にウソを紛れ込ませることで巧妙にウソを隠しています。

そしてこのような発言ができるのは錯覚資産を持っている者だけです。

ブランドを持っている者だけが持っているものを否定できるのです。

そしてこれらの錯覚資産を皆使っているのです。

錯覚資産なしには自分の人生を切り開いていく事はできません。


その他の脳の錯覚具体例

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・少数の法則・・・統計的には、全然有意と言えないようなごく少数のサンプル数のデータから、そのデータが示す法則性が真実だと思ってしまう事。

・利用可能性ヒューリスティック・・・脳がすぐに使える情報だけを使って答えを出すこと。思い浮かぶ情報だけをつかって答えを出す認知バイアスの事。すぐに思い浮かばない情報は無視して判断を行ってしまう。

・感情ヒューリスティック・・・好きなものはメリットだらけでリスクがほとんどなく嫌いなものにはメリットがほとんどなくリスクだらけだと思いこむ認知バイアス。

これらの勘違いは

・過剰に一貫性を求める

・過剰に原因を求める

・過剰に結論を求める

という脳の過剰に求める特性から生まれるものです。


まとめ

これからはネットで実力さえあれば稼げる時代だ!とよく言います。

しかし現実世界は実力がフェアに評価される世界ではないという事を覚えておきましょう。

思考の錯覚の中で錯覚資産という卑怯な武器で殴り合う油断のならないジャングルです。

ほとんどの人は実力を中心に世界が回っていると思っています。

しかしそうではないとわかった人間は強くなります。

あなたには普通の人に見えない力が見えるようになりました。

あなたが今後錯覚への注意を怠らなければあなただけは騙されず搾取を免れることができるでしょう。








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