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MBAを取得する意味

皆さんこんにちは。
間が開いてしまいましたが、今回はキャリアにとってMBAを取得する意味とは?について書きたいと思います。
私は現在、国内のビジネススクールに、インターナショナルコース(英語)MBAを取得のために通学しています。
MBAというワードを聞いたことすらない人から、実際に取得することを検討している人まで幅広く役にたてればと思います。

1.MBAとは?

そもそもMBAとは何なのか。
MBAは、Master of Business Administrationの略で、「経営学修士」と呼ばれる修士号のことです。つまり、大学院にて得られる学位のことですね。

たまに資格だと思われていることがありますが、これは資格ではなく学位です。特に中小企業診断士のような資格とは異なります。
※ちなみに大学を卒業した時に取得できる学位が、「学士」です。

MBAはその名の通り「経営学」を学びます。つまり、会社を経営するために必要な知識を体系的に学ぶための学問です。

一般的にMBAを取得したと言うと、海外の大学院(ビジネススクール)で修士号を取得することを指す場合が多いかもしれません。少なくとも「MBAホルダー」という言葉が連想させるのは、そのような人々です。
しかし日本国内にもMBAが取れる大学院は多数あります。私も国内の経営大学院に通学しています。

2.MBAを取ると何が良いの?

海外(特に米国)では、MBAを持っているだけでも就職に有利になったり、年収が大きく上がったりということがあるようです。特にランキングTop10に入るような有名ビジネススクールでのMBAであれば、かなり高く評価されます。
しかし残念ながら日本ではMBAを持っているだけではあまり評価されません。MBAを持っているから採用する・MBAホルダーだから給料もかなりの高水準、ということは滅多にないようです。
ではなぜMBAを取得する必要があるのか・・そもそも、必要はあるのか?

会社経営に必要な知識を体系的に学べる

まず先述の通りMBAは、「会社を経営するのに必要な知識、経営学を学ぶ」ための物です。
ヒト・モノ・カネの経営資源と言われる物から、最先端のテクノロジーや時代の変化に適応する方法など幅広く学ぶことができます。
もちろん「知ってるだけじゃ意味ないだろ!」と思う方も多いと思いますし、それは私も同意です。しかしまず体系的に知識として学ぶことは非常に大事だと思います。そしてその後に実践していくことでより深く理解していくことができます。
ビジネススクールに通う人は、既に企業の経営ポジションにいる人、スタートアップやベンチャー企業で経営に近い所にいる人、将来起業を考えている人、そして普通に会社員として働いている人・・など非常に多くの人がいます。

大企業の平社員であっても経営に必要な知識を早いうちから学べると、ある程度のポジションに就かなければ経験できないような経営にまつわる事にも触れられるので、成長スピードを速めることもできます。
当然近いうちに経営をする予定のある人や経営に近い所にいる人も、事前に学んでおけるならそれに越したことはないでしょう。

人脈を作れる

先述のように、色々なバックグラウンドを持った人と一緒に学ぶことになります。普段会社や取引先などの限られた世界では出会うことのないような人とも繋がることができます。
私の場合、今は同年代の学友と仲良くなり毎週ビジネスアイデアに関して議論し合うなど、本業以外でも色々考えるような仲間ができています。
クラスには自分より年上で企業の経営者の人や、起業経験のある若者や、スタートアップでCTOをやっている人などもいます。
当然、学友を利用したいという打算はありませんが、副次的なメリットとして非常に価値のある人脈を作ることができます。

経営学を学んだという事の証明になる

MBAを持っているだけでは意味がないという内容を書きましたが、とは言え、MBAを取得しているということは「企業経営について学んでおり、理解がある」という事の証明に他なりません。
学位を保持しているだけでは意味がないにしろ、実際にそこで学んだ事を業務に活かし成果を上げることができれば、非常に大きな意味を生みます。
つまりあなたの実績を裏付ける学歴となります。

3.海外vs国内

MBAを取得する際には海外の大学院に留学する方法と、国内の大学院で取得する方法の2パターンがあります。

海外大学院

海外の大学院に留学すると、世界中から集まった優秀な生徒や教授とともに勉強できるので、ちゃんとやり切れれば大きな意味を与えてくれるはずです。
外国人と議論をすると分かるのですが、日本人よりも圧倒的に積極的な人が多いです。沈黙を美徳とする日本人は置いてきぼりをくらうケースが多いです。
世界中の人と激しい議論を交わす経験は、間違いなく今後の世界では重要になってくると思います。
気を付けなければならない点としては、費用が高いことと、高い英語力が求められることです。

費用に関しては当然大学院や国によって異なります。よく言われているのは、2年間の学費+生活費など込みで1,000万~2,000万円です(当然、ケースバイケースです)。
また多くの大学院の授業は英語で行われるため、未知の学問について理解・議論できるだけの英語力が必要になります。加えて海外生活になるので、日常でも英語(もしくは現地の言葉)を使用する必要があります。

海外の大学院でMBAを取得した人は、卒業後に世界中に学友がいることとなり、非常にワールドワイドな人脈を形成できます。また経営学の知識の裏付けに加え、英語力の証明にもなるでしょう。
大企業などでは会社の負担でMBA留学ができる企業もあります。もし自分の会社でそのようなチャンスがあるのであれば、検討しても良いかもしれません。

国内大学院

国内にも複数大学院があります。一番のメリットは何と言っても、日本に住みながらMBAを取得できることです。また多くの大学院では「フルタイム(仕事を休職・退職し、平日の日中に通学)」と「夜間休日(会社で働きながら、平日夜間や休日に通学して取得)」の2つのコースを提供していますので、会社を辞めたり引越ししたりせず、今の会社に勤めながらMBAを取得することができます。

そのため生活費も今と変わらない上に、海外大学院と比較して学費が安いことがほとんどなので、費用面でのアドバンテージがあります。
また学友や卒業生も日本に住んでいるので、身近につながりを作ることができます。

ただ、MBAとしての評価は海外大学院より低いことが多いので、「MBAを持っていることで受けられる評価」というのはあまり期待できません。実績や、なぜMBAを取ったのかというビジョンが必要不可欠です。

ちなみに・・国内大学院でも授業を全て英語で行うコースを提供している所もあります(私もそうです)。するとクラスメートの大半は外国人、授業やコミュニケーションは英語、といった、疑似留学を味わうことができます。
英語での取得に挑戦したいけど海外留学はちょっと・・という方にはおススメです。

4.どんな人にMBAはおススメか?

個人的には、ビジネスについて学びたい・もっと仕事ができるようになりたい・将来的に起業してみたい と考える人には広くおススメできます。
お金や時間はかかりますが、学んで損はありませんし、人脈もできます。
自分一人では知る事のできなかった世界を見ることができるので、ビジネス以外でも意味があるかもしれません。

しかし「なぜMBAを取るのか」は明確にする必要があると思います。

ビジネススクールでは幅広く経営学を学びます。無目的に「何となくMBAってかっこよさそう・・」「MBA持ってたら転職に有利そう・・」という感覚で受講していると、ただ満遍なく知識を得て終わりになってしまいます。

何故MBAが必要なのか、MBA取得のための学習を通して何を得たいのか、MBA取得後は何をしたいのか・・・など、自分なりに納得のできる答えを出してから臨むことで、初めて意味を成すと思います。

とは言え・・・MBAのために大学院に通いながら「やりたいことを探す」という人も多数います。それも確かにありだとは思います。現に多くの人が、在学中に新たな夢や今後のキャリアプランを見つけたりもしています。
「何となく」ではマズイですが、「成長したい」「ビジネス力をつけたい」という信念のもと、そのやり方を探しに行くのであれば良いと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがでしたか。
今回はMBAとは何かという所から、取得するメリットや注意点、どのような人におススメなのかを書いてみました。
知らなかった人も検討している人も、あまり情報なくて困った経験があるかもしれません。
また次回以降、もっと詳しく実際に働きながら通学するとどうなるのかも書いていきたいと思います。


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早稲田大学法学部卒。2度の転職を経て外資系メーカーでマーケティングを行う32歳。現在働きながら国内でMBA取得のため大学院にも通っています。完全独学で英語を習得、TOEIC925点。 主に英語学習・マーケティングに関する事を書いていきます。
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