美学

健太です。

17日、日曜の渋谷はいい夜だった。
ab initioのレコ発イベント。バンドもオーディエンスも、みんなが本当のお祝いをして、盛り上げた。

下の世代のバンドマン達もみんな、全身全霊、自分たちの音楽を、自分たちで作った音楽を、全力で表現していた。
最高だった。
みんな本当に輝いていて、いい表情していた。

これだよな、バンドってこういうことだよな、これが楽しくて音楽やってるんだよな。
負けてられるかと、自分も精一杯やった。すごく気持ち良かった。

打ち上げにもニコルズメンバー4人で参加して、終電の時間とかでポツポツと減っていく中も残り、かなり深くまで。
きっとメンバーみんな、何か感じていたんだと思う。

音楽を作り、表現するということ。
バンドマンであるということは、そういうことだ。
僕はそれが好きなのだ。

自分が曲を作る作らないは置いておいていい。
かつて自分が曲を書いてバンドをやっていたときも今も、気持ちは何も変わっていない。
バンドメンバーである以上は、それに関わらず、自分もそのバンドの音楽を作っているという自覚を誇り高く持つべきだ。

もう何年前の話になるんだろう。大学卒業にあたり、卒業しても就職はせずにバンドをやりたいと言った。
親は了承してくれたのにも関わらず、親戚たちから反対された。
父が、
「うみだす」ということは他の何にも代え難い尊いこと。だから応援したい。
と言ってくれた。

そのときは、嬉しい気持ちと同時に、何を大袈裟な、と小恥ずかしい気持ちがあった。
でも今、その言葉に支えられている。


#dw25 #dw25_kenta

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?