〇〇を明確にしないと燃え尽きちゃうかもよって話
心が一度燃え尽きてしまうと、
再び火を灯すことは難しいモノです
燃え尽きないように
〇〇に注意しましょう。
ちょっと前に燃え尽き症候群について
note記事を書きました。
バーンアウトの原因は
いくつもあるんですが
日常的に起こり得ることで
結構多いなーと感じるのが
『役割の曖昧さ』です。
ここに気をつけないと
働く人々のココロの灯は
どんどん消えていきます。
ちなみにバーンアウトが
最も多いとされている
職業はなんでしょうか?
個人的には
『看護師さん』かなーと
思っていたんですが…
あながち間違いではないんですね。
そう、医療従事者なんです。
(ということは僕も含まれる…!!)
でも、ここで問題なのが
医療従事者のバーンアウトへの意識って
ものすごく低いんですよ。
マリアナ海溝くらい
深く深く低いところにあります。
体を治すのが職業のくせに
心を治すのは専門外…
なんてこと、あっていいわけないですよね。
他の職業の方も
このnoteを見てくれていると
思いますので、
簡単にではありますが
✔️「バーンアウトを調べる」
✔️「リーダーは何を理解すべきか?」
ってことをお話していきます。
|やってはいけない調べるときのミスとは?
バーンアウトかどうかを見分けるのは
素人にはほとんど無理です。
ここは臨床心理士などの
専門家に任せましょう。
個人でもできることは
なくはないです。
それがコチラ。
『バーンアウト尺度』っていって
最近6ヶ月以内に
どんな感じでしたか?
ってことに
サクサク回答するだけで
ある程度わかっちゃうという
シロモノです。
これである程度は
自分の状態を把握できます。
ただ、これだけで
判定するのは
あまりに危険なので
これで引っ掛かった方は
ちゃんと心療内科などの
専門機関にかかりましょう。
ここからは
バーンアウトしかけている人に対しての
アプローチについてです。
やってはいけないことが
3つあります。
それはー
▶︎「燃え尽きてない?」って聞く
▶︎複合的に考えないこと
▶︎結果をフィードバックしないこと
それぞれ解説します。
■ 燃え尽きてない?って聞く
これ絶対やったらダメです。
というかですよ、
「ねえ、もしかして燃え尽きてる?」
なんて聞かないですよね。
聞いたとしたら・・・
その人の頭が燃え尽きてます!
考える脳みそはないのか!って。
感覚だけで
「あ、自分バーンアウトしかけてるんだ…」
って気づくことは
かなり辛いことです。
絶対にやめましょう。
■複合的に考えないこと
バーンアウトの原因は
ひとつだけではありません。
▶︎あの日こんなことがあったから…
▶︎これが原因だ!
ってものはありません。
キッカケになったことは
あるかもしれませんが、
原因とはなりにくいです。
塵も積もればなんとやら…
じゃないですけど
ボディーブローのように
ジワジワと心がダメージを受けて
最終的に燃え尽きるのが
バーンアウトです。
単一の要因ではなく、
複合的な要因で発生する。
ということを肝に銘じておきましょう。
■結果をフィードバックしないこと
先程のバーンアウト尺度みたいな
何かしらのスケールを用いて
調べることがもっとも一般的です。
ですから、
「結果」というものが
必ず発生するわけです。
問題はその結果を
隠してしまうリーダーなどが
いるという事実。
▶︎自分の部署から出したくない…
▶︎自分のマネジメントが悪かったんだ…
とか勘違いしてしまう人が
一定数いるんですね。
確かにリーダーが気づいてあげれば
事態はもっと穏便に済んだかも
しれません。
でも、聖人君子じゃないんだから
全てを把握して
全てに対処するのは
絶対に不可能です。
リーダーとして
反省することは大切かもしれませんが
意味もなく自分を責めてしまうとー
今度はリーダー自身が
バーンアウトします。
こうなると組織は
崩壊真っ直ぐらーです。
バーンアウトは
誰にでも起こり得ることだと
強く認識すべきで
メンタルが弱いとか強いとか
そんなことは
一切関係なくてですね、
条件を満たしてしまうと
燃え尽きる土台は完成してしまうんです。
ちょっと話がそれましたが
受けたテストの結果や
スケールの結果は
正しく本人に伝えてあげましょう。
隠していいことなんて
何もないです。
むしろ
不信感につながって
そのチーム、そのリーダーの元では
働きたくなくなるでしょう。
|医療にバーンアウトが多い理由は?
僕もここの専門家じゃないので
詳細を語れと言われたら
ちょっと辛いものがありますが
現場で働くものとして
感じることがあります。
それが
求められることが無限
というものです。
医療ではあくまでマニュアルに基づいてですが
個人による判断、裁量というのも
他の職業よりは大きいと思います。
そうしないと
臨機応変に対処できないので。
なので、
一見すると自由が多いようにも見え
役割の曖昧さがネックになるようには
見えないかもしれませんが…
患者さんから
他職種から
求められることが無限になります。
そこに一定の
上限や下限というものは
存在しなくてですね、
その都度
▶︎自分の責任でどこまでジャッジできるか
▶︎どこか落とし所なのか
ということが
求められるようになります。
これってかなり脳の重労働になります。
加えて、ミスが許されない環境下で
心的ストレスも高い職場の代表格なので
必然とバーンアウトのリスクは
高くなるわけですね。
医療でのバーンアウトが多い理由を
因数分解するとこんな感じです。
|リーダーが取るべき行動
チームを管理するリーダーは
一体どんな行動をとればいいのでしょうか?
ポイントは3つ。
▶︎正しい方法で評価
▶︎誠実なコミュニケーション
▶︎物事は(状況は)変わったと認識する
少し疲弊しているメンバーに対して
そのメンバーの事情も考慮した上での
評価が重要になってきます。
全員を同じ条件で評価すれば
いいってものでもなくてですね、
✔️日々の行動
✔️その人の性格
なども勘案して
評価してあげること。
また、密に偏りのない
コミュニケーションも心がけましょう。
そして最後にー。
バーンアウトになってしまったから
バーンアウトになりかけているという
状況を受け入れていくこと。
まるで世界が一変したように
昨日までのチームとは違うという
現実を認識すること。
これも大切なことです。
状況に合わせて行動・判断することも
リーダーの資質的な部分として
持ち合わせていないといけません。
ささっとバーンアウトについて
お話してきましたが、
心理的ストレスが高い環境では
本当に誰にでも起こり得ます。
なので、
気をつけてもなるときはなりますが、
用心することに越したことは
ありません。
正しい知識を持っておくことが
事態を未然に防いだりします。
ちょっとでもいいので
今日のことを頭の片隅に置いて
日々の仕事に取り組んでもらえたら
嬉しい限りです。
ということで
今日はここまでとします。
だぴてぃ
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