見出し画像

私の自立~ No. 2 Sally Aiba 様

基礎情報

現在の職業:一般社団法人日本女性姿勢協会 代表理事、マリッジキャリアコンサルタント

日本女性姿勢協会の代表理事としてご活躍されているサリーさん。ビシセリア(=日常生活で正しく美しい姿勢・歩き方・魅せ方・日常動作ができる女)という言葉を発案し、日本女性の姿勢を高めるサポートを通して自信を持った健康的な女性を増やす活動をされています。今年は新しくマリッジキャリアコンサルタントとして、自らの経験や長年培った人脈で得た女性のライフスタイルをアドバイスコンサルテーションする取り組みを始められ、幅広い年齢層の女性のご支援をされています。(2019年11月20日インタビュー時点)
詳しくはこちらhttps://bishiseria.or.jp/


私の自立を感じた瞬間

「謙遜は褒めて下さった相手を否定していることだからなし、ありがとうって受け取らないとね」
 2011年、まだ内向的であった私の振舞いにアドバイスをしてくれた女性経営者の一言。もっと自分に自信をもちなさい、私自身のウォーキングインストラクターとしての自覚も高まりました。現在代表理事を務める日本女性姿勢協会を立ち上げる動機となり、自身の自立を自覚した瞬間。


私の自立ー 過去の振り返り
1.学生時代からの悩み:内向的な私

 小学生~高校生までバレーボールに打ち込み、エースとして活躍しておりました。性格はどちらかというと内向的で表に立つことは苦手でしたが、小学生の時から部長を務めていたため、「リーダーとしてしっかりしなければならない、皆のお手本であるべきだ」とチームを引っ張っていくプレッシャーと隣り合わせでした。バレーボールを長年していたことによる体型を、引退後にコンプレックスに感じるようになり、内向的な性格も相まって、目立ってしまう自分が嫌になっていた時期があります。短期大学を卒業後に営業事務として働きましたが、社内でじろじろと見られることもあり辛く感じることもありました。


2.どう克服したか?:背の高い私

 24歳の時、ミス・ユニバース近畿大会に祖母が推薦で応募してくれました。幸いなことにファイナリストまで進むことができましたが、ミス・ユニバース候補者の方々が堂々と振舞っていらっしゃる姿を間近で拝見し、しかも自分と同じように背の高い女性の方々が輝いている姿から、コンプレックスだった自身の体型を女性の自立や自信に役立てるよう活かせるかもしれないと前向きに考えられるようになりました。


3.夢を自覚した動機 :美を追求する私

 結婚後、どんな環境でもできる仕事をしようとウォーキングのインストラクターの資格を取得し、個人でレッスン教室を開いたりするようになりました。そこで、正しく綺麗な姿勢で堂々と歩くことで女性がいきいきとしていく様子を見ていくうちに、姿勢を軸とした美や健康を兼ね備えた女性がもっと増える活動をしていきたいと思うようになりました。

私の自立ー 夢や目標に向かう為に
1.取り組んだこと:謙遜しない私

 自分が憧れる女性に会いに行き、その方々の行動や考え方を学ぶようにしました。私が一歩を踏み出す大きなきっかけになったのは2011 年にお会いし
た一人の女性経営者の方です。このころもまだ内向的な性格が残っていたので、周囲の方から何か褒めていただいた際に謙遜をしたり、写真を撮る際もなるべく目立たないポジションを選びがちだったのですが、彼女に仰っていただいたのは、「もっと自分に自信を持ちなさい。貴方の活動をもっと世に広めたいのなら、貴方がもっと全面的に前に出ないとダメよ。そして、謙遜は褒めてくださった相手を否定していることだからなし。ありがとうって受け取らないとね。」とアドバイスをいただきました。
 それから一人のウォーキングインストラクターとしての自覚も高まり、さらには、より多くのいきいきした女性を増やしていきたい願望を実現するために日本女性姿勢協会を立ち上げました。現在も代表理事として全国・海外にセミナーで赴き、信頼する講師の仲間と女性の美や健康を追求し続けております。


2.私の充実感は何か?:ビシセリアな私

 私は、姿勢・歩き方・日常動作が綺麗な女性を増やしていく活動の中で、分かりやすく人に伝えられるよう、あえて「ビシセリア」という造語を発案し、それがブランドとなって姿勢を通じた美と健康を体得する方々の共通用語化することを目指しました。
 当初は、言いにくい、それは何?などとネガティブな声もありましたが、今では私自身を知らずとも「ビシセリア」は知っているという女性がいらっしゃったり、日本女性姿勢協会の全国の講師の皆さんがいるお陰で、仲間がいる喜びを感じております。私の活動に賛同してくださる方がいらっしゃるというのは嬉しいことです。


私の自立ー 継続する努力
1.心の努力:決める私

 人には、強みと弱みがあります。私は弱みは強みになると考え、悲観するのではなく受け入れるようにしています。そして、何事においても自分で決めます。人は言いたいことを無責任に発言する場合もありますので、そこに決定権を委ねてはいけないと考えています。心の安定は、常に自分で責任を持って決断することです。そうすると物事の運びが受け入れられるようになります。いつも順調に進んでいるわけではなく、うまく行かないこともたくさんあります。当時、どんなに努力して練習をしてもランクアップできなかったウォーキングがあり悔しい思いをしました。しかし、失敗して沈んでも次に繋がるステップと信じて諦めません。実際に乗り越え、やり続ける努力の過程で、少しずつスキルは上がっています。
 また、私は、結婚をして子供が2 人います。家族が私に期待することと私がやりたいことは必ずしも全て一致はしていませんが、やりたいことを貫き続け、家族は応援してくれています。子育てや家事と仕事、全てを常に完璧にこなそうとは思わないようにしています。周りの理解があってこそではありますが、完璧にやらなくてもいいと思うと気分が楽になり、なんとかなるようになります。


2.これからの私:海外と私

 私は、海外と日本を行き来する生活に憧れを持っています。新卒採用での就職先は航空会社を希望していました。惜しくもその夢は叶いませんでしたが、他の形で日本と海外を繋ぐ仕事はできますので、今の活動を続けながらその夢を実現していきます。


私の自立ー 最後に応援メッセージ:まずはやってみる、私

 やりたいことは、理由をつけて辞めてしまうのではなく、まずはやってみることがすごく大事です。トライアンドエラーを重ねていくことで失敗は次へのチャレンジの糧になります。また、自分で責任を持ってやることで後悔がなくなります。自分の殻を破って少しずつコンフォートゾーンを広げていきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?