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トライ・アンド・エラー

言い出したなら、最後までやれよ。
あんたもそう言う言葉って聞いたことあるよな。

世の中にはものすごい数のトライ・アンド・エラーが存在する。

とあるサービスが提供され始めたかと思えば、市場の原理で全然使われないと判断されるや、潔く撤退される。

中には特にニーズがあるわけでもないけれど、惰性で続いているようなサービスも有る。

インターネットが普及して、特にこの手のトライ・アンド・エラーが多発しているってのが現状としてあるんだと思う。

今回はこう言うトライ・アンド・エラーに伴うサービス提供について考えてみようって回だ。

俺たちはこう言うサービスに翻弄されているのかね?

トライ・アンド・エラーの宝庫であるGoogle

トライ・アンド・エラーの大御所と言えばGoogleだよな。

Google墓場なんてサイトもあって、そのトライ・アンド・エラーの数の多さで言えば群を抜いている。

最近だとGoogle Plusの終了がワリカシ印象に残っているよな。

こう言う「とりあえずやってみて、ダメだったら止めちまおう」ってスタンスは今後もどんどん増えていくんだろう。

でも、それってよ?俺たちサービスを利用する側からすれば迷惑この上ないというか、せっかくオモロイと思って使っていても、ある日突然それが使えなくなるってことなので、その事そのものを手放しで喜べるもんでもない。

実際、俺はGoogle Plusを結構使っていたので、法人以外へのサービス提供を止めるって聞いたときにはひっくり返ったもんだ。

俺がこさえた1000くらいのエントリどうしてくれるの!?って感じだよな。

そんな俺の思いはよそに、Googleは今日も世界に君臨し続けている。

企業の生き残り戦略としてのトライ・アンド・エラーが正しい方法であることをGoogleはその存在を持って示し続けているわけだ。

全員が発信者である世界でのトライ・アンド・エラー

スケールを大分小さくするけれど、インターネットは個人による発信を当たり前のものにした。

SNSは星の数のほどの一般人の言葉を世の中に発信するツールとして広く利用されている。

そうなってくると、その個人によるトライ・アンド・エラーってやつも膨大な量で発生する。

「今年は○○をやる!」
だの
「今日から○○を始める!」
だの。

ものすごく多くの宣言が世の中に出回っている。

当然ながらその宣言は成就されるものもあれば、半ば放置されるようなものもある。
なんつっても俺自身がそう言う宣言をしているところもある。

ああ、本を書いてみたいよなぁって思いながら、全然行動に起こせていない。
反省。

オンラインサロンという媒体での宣言

問題は、そう言う宣言を見て、「おお頑張れ」って思ってくれるヒトの気持ちはどうしたって宙ぶらりんになっちまうことだ。

例えば、俺が購読している「西野亮廣エンタメ研究所」というオンラインサロンがある。

毎日の西野さんの唸らせる考察を読めるのはいい刺激になっているんだが、それこそ凄まじい量のトライ・アンド・エラーが届いてくる。

〇〇始めます。〇〇になります。〇〇をやってみます。
その攻撃的とも言える姿勢は称賛に値すると思う。

ただ、残念なのが数多くのトライの結果「失敗」と判定されたことについての言及が無いことなのかもしれない。

トライ・アンド・エラーでの成功の情報はびっくりするくらい世の中に出回っている。
世の中に受け入れられたものは必然的に目立つもんな。

俺たちにとって大事なのは、そう言う成功の事例と同じくらいに失敗の事例なんじゃないかと思ったりするんだよね。

「あれ~?あの件どうなったの?」
みたいなモヤモヤ感が「○○は××の理由で止めました」みたいな形で流通したら、結構多くの学びが発生するような気がするんだけどなぁ。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちの失敗談ってもしかしたら宝の山なのかもしれないと思うかい?

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