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Tableauで用いるグラフの種類について

ダッシュボードのコンポーネントでグラフを追加する場合、Tableauでは、様々な表示形式があります。今回は、以下の7種類を紹介します。
(チャートはすべてサンプルスーパーストアのデータを使用)

棒グラフ

棒グラフはシンプルでありながら、データの比較や変化を視覚的にわかりやすく伝えるのに有効。
どのシーンでどのタイプの棒グラフを使うかを工夫することで、より効果的なデータ分析が可能になります。
・棒の長さでデータの大小を比較的でき視覚的に示すことができる。
・ランキングを表示
・月ごとの売上の変化
・カテゴリごとの割合 等

折れ線グラフ

データの時系列変化を視覚化する際に非常に有効。また、データの連続的な変化を視覚的に捉えるのに非常に適している。
・月別や年別の売上や収益の変化を視覚化
・複数の売上推移を比較
・推移を比較することで、地域ごとのパフォーマンスの違いを把握
・売上や収益の推移を比較。計画と実績のギャップを視覚的に示し、改善点を特定できる。 等

円グラフ

データの一部が全体に対してどの程度の割合を占めているかを視覚的に表現する。
・全体に対する割合を強調したいとき
・カテゴリの売上比率を示す
・比較する項目が少ない(3〜5個程度)場合、分かりやすい。
・シェアの大きさを強調したいとき
・データの内訳を視覚的にインパクトを与えたいとき

複合グラフ

複数のデータや指標を一つのビジュアライゼーションで比較・分析する。
・売上と利益を同時に表示することで、どの製品やサービスが最も収益性が高いかを視覚的に把握
・予算と実際の支出を比較することで、予算管理の効率を評価し、必要な調整が行える
・費用と売上の関係を一つのグラフで表示することで、どれが最も効果的であったかを分析できる 等

散布図

2つの数値変数の関係を視覚化するのに有効。
・カテゴリごとの売上と利益をプロットすることで、どのカテゴリが高い利益を生み出しているか。また売上が高いが利益は低いなど特定できる。 等

ハイライト表

データの比較や異常値の特定。データのパターンやトレンドを視覚的に強調する。
・各カテゴリや地域ごとの売上と利益をハイライト表で表示することで、どのカテゴリや地域が最も収益性が高いかを一目で把握。
・各店舗や部門のパフォーマンスをハイライト表で表示し、異常に高いまたは低いパフォーマンスを持つ店舗等を特定する。等

色塗りマップ

地図上でデータの傾向を視覚的に表現する。
・各地域の売上データを視覚化することで、どの地域が最も収益を上げているか、または改善が必要な地域を特定
・色塗りマップに円グラフを重ねることで、地域ごとの詳細なデータを同時に表示することも可能 等


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