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リボンは何色にしようかなぁ?~『ナンシー いいね!が欲しくてたまらない私たちの日々』刊行記念ぬりえ

 超長寿マンガのヒロインが“スマホ中毒”になって大暴れの『ナンシー いいね!が欲しくてたまらない私たちの日々』(オリヴィア・ジェイムス著、椎名ゆかり訳)が6月12日(金)に発売となりました。

■ナンシーってだぁれ?という方は、まずこちらをご覧ください。

 そしてこのたびは本書の刊行を記念し、ナンシーのぬりえをつくりました!

ナンシーぬりえ

 セグウェイ(電動立ち乗り二輪車)に乗り、片手に自撮り棒を、反対の手にはスマホを握りしめ、ブルートゥースで音楽を聴くナンシー。最新のガジェットを使いこなす”新生ナンシー”を象徴するこちらのイラストは、現代風にリニューアルした本作が広く世に知られるきっかけとなった記念すべき作品です。

 マンガ内のセリフから取って、通称「スラゴーはヤバイ(Sluggo is lit)」と呼ばれているこのナンシーは、オリジナルTシャツになるほど大人気。

 本書のプロモーションビデオにも登場し、颯爽と駆け抜けていきます。

 ぬりえ素材データは下記リンクから、どなたでも無料ダウンロードできます。おうち時間をぜひナンシーと一緒にお楽しみください。出来上がったぬりえは、写真に撮って、ハッシュタグ「#ナンシーぬりえ」をつけてSNSに投稿してもらえるとうれしいです♡

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 こちらは編集部員の息子(4さい)による大作。ナンシーを七色に染め上げてくれました。サイン入りです(余白も好きなように使ってね)。

* * *

「絵を描くのは苦手で……」という人もご安心あれ。本書に登場する〈アート・キャンプ〉では、アートのいろはを懇切丁寧に指導してくれます……あれ? 食いしん坊のナンシーは教わった知識をさっそく使って、何やらよからぬことを思いついたみたい(※スマホで閲覧しやすいよう、レイアウトを横から縦に変更しています)。

遠近法1

遠近法2

遠近法3

遠近法4

 はたして、アートを学んだナンシーたちはどんな絵を描いたのでしょう。好評発売中の『ナンシー いいね!が欲しくてたまらない私たちの日々』にてお確かめください。

(文=日本版編集担当 小澤)

書誌情報

ナンシー(帯あり)

『ナンシー いいね!が欲しくてたまらない私たちの日々』
オリヴィア・ジェイムス 著 椎名ゆかり 訳
A4変型(203mm x 203mm)・並製・オールカラー144ページ
本体2,800円+税
ISBN:978-4-86647-121-1
6月12日(金)発売
https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK272

〈著者略歴〉
オリヴィア・ジェイムス(Olivia Jaimes)
コミック作家。『ナンシー』の6代目作者。オリヴィア・ジェイムス名義は筆名で、本名・経歴・その他いっさいの情報は完全非公開となっている
〈訳者略歴〉
椎名ゆかり(Yukari Shiina)
文化庁メディア芸術調査官、海外コミック翻訳者、東京藝術大学非常勤講師。アメリカ・オハイオ州ボーリンググリーン州立大学院ポピュラーカルチャー専攻修士課程修了。海外マンガや論文の翻訳及び海外におけるマンガ状況について執筆も行う。
主な訳書は『マンガ学』『ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』(第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)『アメリカン・ボーン・チャイニーズ』『ブラック・ホール』『サーガ』『モンストレス』他。

7/26更新:『ナンシー』の最新連載に、ぬりえを題材にした回が登場。


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