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2拠点生活のススメ

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#川西市

2拠点生活のススメ|第135回|深まる悩み

いよいよ3回目の緊急事態宣言が発令されるようだ。今回は、大型の商業施設が休業になるとか、飲食店でのお酒を禁止するとか、より厳しいものになりそう。 これまでの2回は、徳島市民ですと言い切れない自分がいて、川西で待機していたのだが、今や徳島は、すっかり暮らしの一部。住民票こそ持たないけれど一市民だと胸を張って言える。だから理屈としては、市民が家に帰ることが、不要不急には当たらないはずなのだが・・・。 やはり、徳島市民の方々が、その行為をどのように受け止めるのかという問題がある

2拠点生活のススメ|第97回|「梅にウグイス」では無く、「梅にメジロ」が正解!?

今日は暖かいせいか、朝から庭にメジロがいっぱいやってきた。 黄緑色のカラダ、目の周りに描かれた白いリング、これってメジロですよね!?。実は、恥ずかしながら、ウグイスとメジロの区別がイマイチついていない。 ちゃんと調べてみたら、見た目も生態も全然違うんですね。 ウグイスは頭から背中にかけてくすんだ茶色をしている。花札のウグイスやウグイス色のイメージで言うと鮮やかな黄緑色なので、勝手にメジロと同じような色だと思ってました。実際のウグイスは黄緑色ではなく、非常に地味な色なんで

2拠点生活のススメ|第96回|2拠点生活ならではの特権

拠点が2つあるので、それぞれで使う物がだいたい2つあることになる。 例えば歯磨き粉や胃腸薬、インセンスなど、同じメーカーの同じ物じゃないと嫌というも物もあるが、わざと違う種類のものを使う方が楽しいという物もある。 最近、沼にハマりつつある万年筆も、セイラー製とプラチナ製、二カ所それぞれ違う物を置いている。使っているインクも同じブルーブラックなのだが、メーカーが異なるので、色も微妙に違う。さらにペン先のしなりや幅も微妙に変えている。近頃この2本のおかげで、場所移動する楽しみ

2拠点生活のススメ|第95回|どちらも帰る場所

徳島に拠点を開いて3年になる。 最初は、訪問者として徳島に行く、川西の我が家に帰るという意識だったが、最近では、どちらも帰る場所になってきた。 昨日、徳島から帰ってきたのだが、ベランダに出てタバコをふかして見る川西の風景は、当たり前だがいつもの我が家の景色。・・・とはいえ、ああ我が家に帰ってきた〜というホッとした気持ちと言うより、ちょっとコンビニに行って帰ってきたといった感覚。逆に徳島に帰ったときも、まったく同じで、お〜久しぶりに来たな、なんていう気持ちでも無く、同じよう

2拠点生活のススメ|第41回|2拠点移動は、「外出」なのか、「Stay Home」なのか

今日から、大阪、兵庫、京都に加え、愛知、岐阜、福岡、栃木の7府県に緊急事態宣言が発令されるらしい。 前回の緊急事態宣言と比べて、学校や飲食業の全面休業とはならないらしいが、世間の人々の受け止め方は、どんな感じなんだろう。 昨日まで、徳島に滞在していたが、その知らせを受けて、引き上げることにした。 暮らしているのだから、気にする必要は無いとも思うが、徳島の方々にとって、望ましく無いこともあるのであれば、無理強いは避けるべきとの思いもあった。 「神戸ナンバー」という足かせ

2拠点生活のススメ|第38回|ステイホームで知った、お家ステーキの世界

最近、お家ご飯が多くなって、美味しいお肉を食べたいと、スーパーでは無く、精肉の専門店に顔を出すようになった。 ステーキは高価なものと思いこんでいたが、お家で食べるとリーズナブルに、美味しいお肉を満喫できることを知り、「お家ステーキ」にすっかりハマってしまった 今日のnoteは、そんな2拠点、それぞれのお気に入り精肉店とお肉のお話。 阿波黒牛の藤原徳島で行くのは、「藤原精肉店」。週末の金土日はSALE日なので、滞在中の週末に一度は顔を出す。徳島にも美味しいブランド牛がある

2拠点生活のススメ|第36回|アイ♥️湯

先日のnoteでもふれたが、外湯大好きなので、家の風呂には、ほとんど入らない。そこで今日のnoteは、徳島、川西、それぞれ馴染みのお風呂をご紹介します。 山の湯前にも書いたが、ベッドタウンの川西市には、私の好みの風呂が無いので、隣町・池田の五月湯に通っている。能勢方面に行けば、いろいろ温泉があるにはあるけど、日常使いといえば、やはり銭湯になる。 ここに通う理由は、何といっても天然の井戸水を掛け流しにしている水風呂。夏はとても冷たく、冬はちょうどいい冷たさ。水風呂の壁には、

2拠点生活のススメ|第28回|コロナが落とした影、そして光、2020年を振り返って

2019年私たち夫婦共にそれぞれの母を失い、今年1月には妻の父も亡くなり、ひとつの時代の終焉を感じさせる、2020年の幕開けとなりました。 そしてやってきたコロナ。 今年はまさに、時代だけでなく、自分が変わっていく様を肌身で感じ続けた1年。大晦日のnoteは、そんな1年を振り返ってみようと思います。 緊急事態宣言で2拠点生活がストップ 2020年2月末、徳島での暮らしをより充実させようと新居への移転を決めた。ちゃんとした仕事場を作り、友人を招けるような部屋も設けた。そん

2拠点生活のススメ|第26回|禁煙という果たせぬ命題

タバコを吸い始めたのは17歳の頃。当時世の中のカッコイイ大人達は、みんなタバコを吸っていた。ところが今はどうだろう、多額の税金を納めているにもかかわらず、街の嫌われ者に成り下がってしまった。何度か禁煙したこともあったが、その度に復帰を促す出来事が起きる。まあ、吸わない人から見れば、ただの言い訳に聞こえるだろうが、案外そこには面白い物語があるのだ。 初めての挫折もう今から20年ほど前のことだろうか、どういうキッカケで禁煙を始めたのか覚えていないが、順調に3ヶ月ほどが過ぎた頃、

2拠点生活のススメ|第25回|仮住まい気分からの卒業

徳島に拠点を開いて2年が経とうとしていた夏。折しもの巨大台風の影響で、徳島に行くとリビングが水浸しという事件がありました。仮住まいの徳島だから、まだ良かったと思う反面、徳島の存在は、もはや仮の場所なんかでは無いという強い思いも同時に芽生えたのです。 住まいがつくる暮らし拠点を開いた当初は、介護や仕事のストレスから逃れ、気持ちを立て直す一時的な避難所という思いがあったせいか、なるべく身軽に、モノも増やさないよう心がけていました。 お気に入りのモノに囲まれた川西の家とは違い、

2拠点生活のススメ|第22回|海と山、2つの環境がもたらす気分

元々暮らしていた川西市は山に囲まれた環境、徳島は街だけど海のある環境。その2つのバランスがとても気にいっている。今回のnoteでは、海に居るときと山に居るときとで、環境が及ぼす心情や、暮らし方がどう違っているのか、考えてみた。 Sea SIDE徳島に居ると、朝は必ず波チェックで海に行くので、開放的な気分になり行動的になる気がする。食事に出たり、散歩をしたり、公園に行ったり、ショッピングモールに出かけたり、とにかく出かけることに躊躇が無くなる。もちろん仕事があれば家でパソコン

2拠点生活のススメ|第21回|記憶を呼び覚ます訓練

歳を取ったせいか、忘れ物も多くなったし、うまく記憶を呼び起こすことができないといったことも度々起こる。いつも顔を合わす人の名前や、会社名が出てこなかったり、せっかく浮かんだアイデアも簡単に消え去ってしまう。今日は、このnoteを使って記憶を呼び覚ます訓練をしてみようと思う。 小どもの頃の部屋を思い出してみよう部屋の記憶・・・ん〜いきなり思考停止。空っぽの壺から何かを取り出すような気分で、手を入れてかき回してみる。あっ、少し思い出した。当時、旅行とかに行くと必ず三角形の観光ペ

2拠点生活のススメ|第20回|アラ還オヤジの初体験を集めてみた件②

初めてのスポンジボードスポンジボードとは、初心者のレッスンなどで良く使われるサーフボードのこと。浮力があって安定性があり、表面がスポンジのような材質でぶつかっても壊れないし、ケガもしにくい。最近は、初心者向けだけではなく、自由な発想でサーフィンを楽しむギアとして、いろんなスポンジボードが開発されているようだ。 徳島で本格的にサーフィンを再開して、青波を走れるようになってきたのはいいけれど、特に小さい波では、思うように加速して波に同調できない・・・そんな悩みを解決するために、

2拠点生活のススメ|第19回|アラ還オヤジの初体験を集めてみた件①

お手軽万年筆2拠点生活を始めてから、日記アプリで、何を食べたか、何処に行ったか、誰に会ったかなど簡単な記録を付けていた。・・・というのも私の脳の記憶を司る部分が破綻をしかけているようで、いろんなことをすぐ忘れてしまうから。よく考えれば、子どもの頃の記憶もどうでもいいものしか残っていないし、普段から忘れて困るようなことは、妻を外部メモリーとして活用するという酷い夫なのだ。 「自分を見つめ直したい」そんな思いから、とあるキッカケで、日記とは別に、モーニングページというものを始め