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正規表現の「参照」をKeyboard Maestroで確認する

まとめ

正規表現で「参照」を確認するのに、Keyboard Maestroの「Search using Regular Expression」アクションが役立ちます。

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正規表現についてはこちらの記事を。

経緯と説明

たとえば、次のような文字列があります。

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これをテキストエディタにコピー&ペーストすると、次のようになります(▶️はタブ記号ですね)。

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これを次のように「整形」するのが命題です。

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次のような正規表現を設定し、これをJedit Ωの検索クエリとして保存し、呼び出して使っています。

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このときポイントになるのが「\1」「\2」「\3」のような「参照」。

()で囲まれた箇所を「グループ」として再利用(引用)します。

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Regulexを使うと、次のように自動でチャート化されますが、どのように文字が参照されるか具体的にわかりません。

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そこで利用したいのがKeyboard Maestroの「Search using Regular Expression」アクション。

たとえば「ほどよく 129人 (75.4%)」をクリップボードに入れた状態だと、このアクションに「ほどよく」「129人」「75.4%」と参照されることがわかります。

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クリップボードだとハンドリングが悪いので、Search対象を「Text」にして、直接ペーストしてしまうのがよさそう。

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「これをどのように加工したいか」を確認するために、それぞれにVariable名を設定し、「%Variable%aaa%」のように指定することで、

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次のようなウィンドウで確認することができます。

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「・%Variable%aaa%:%Variable%bbb%(%Variable%ccc%)を「・\1:\2(\3)」に変更するのが手間ですので、「どう加工するか」はテキストエディタで行った方がよいかも。



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