InDesignでパッケージするとき、「Document fonts」フォルダーのフォントが収集されない（2020以降）

出オチというか、タイトルがすべてです。

たまに、アレ？？とは思っていたのですが、仕様として改悪されていたとは…　改悪でなくバグ？

InDesignの「Document fonts」フォルダにあるフォント、パッケージを実行した際にフォントが収集されない。2021/2022で挙動確認。知らなかった…
同階層のドキュメントを開く際に読込まれるので、↓みたいに特定ドキュメントだけで使うフォントを入れてたんだけど、こんな落とし穴があったとは。 pic.twitter.com/BL8saqL5kf

— あかつき＠おばな (@akatsuki_obana) August 25, 2022

フォントの詳細情報で「ドキュメントにインストールされたフォント」になっているとパッケージされない、みたい。
document fontsフォルダ内のフォントをフォント管理アプリでオンにしてもフォルダの方を読んじゃうので、フォルダ名を変えてからアプリでオンにする。絶対にフォルダ名を変える。 pic.twitter.com/GUKQjBLFbl

— あかつき＠おばな (@akatsuki_obana) August 25, 2022

回避策

「Document fonts」のフォルダー名を変えるのが現状でのワークアラウンド（回避策）のようです。

これ2020からそうなので、デザイナーからパッケージされたドキュメントを貰い、テキストを流して校正、修正完了後にパッケージして印刷所へ、という工程で印刷所にフォントが行かない事故が多発。対策としてデザからのフォルダのdocument fontの documentを削除して作業開始しています。

— 貍人鳥（小池咊夫） (@koikekaisho) August 25, 2022