糖尿病になってしまったら何から始めたらいいか
HbA1cが8.9もあったことは、もう本当に衝撃でしかありませんでした。
出会ったころから糖尿病予備軍ではあった夫ですが、管理栄養士の私がそれなりにバランスの良い食事を作っていたはずなのに(夕食だけですが)
これは本腰を入れて生活を見直さなければいけないということになりました。やはりやるべきことは食生活の改善です。
何が悪かったのかを洗い出した
うちの夫の場合は健康診断で引っかかり、糖尿病の疑いが強まったので、まずは糖尿病専門医のいる病院に行って治療を開始するというのが一番でした。
次に糖尿病を進めてしまった原因を探りました。
うすうす本人もわかってはいたことですが、この際ハッキリとさせて、自覚を持ってもらわないと食事療法は進みません。
栄養指導をしていた時のように、悪かったところを記録してみました。
①夫の生活振り返り
お手本みたいに悪い生活。
でも記録してみて初めて悪かったと認識したことも多いようです。
朝食時に食欲がないのは、夜に夜食を食べて深酒しているからです。
お昼は自由に好きなものを食べていましたが、聞くと時間もないのでめん類や丼が多く、炭水化物に偏っていました。
缶酎ハイとおつまみは仕事帰りに自分で勝手に購入していてました。
日頃からアルコールも控えるように注意はしていたのですが、全くもって私の言うことを聞かなかったんです。
せっかく夕食のカロリーを抑えていても全く意味がありませんでした。
しつこく言うと「ストレスいっぱい抱えてるのにうるさく言わないで欲しい」と機嫌が悪くなるので、放置してしまっていました。
②妻の行動振り返り
結局夫を放置していたことになる…文句は言っても、言いなりだったので。
夫は、私のことを「管理しない栄養士」と呼んでいます。
言うことを聞かない自分を棚に上げてね。(もちろん冗談で言っているのですが)
私自身は調整して食べてるから、同じおかずを食べていても太らないし健康診断もA判定なのね。
結局は自分でやるかやらないかだと思います。
が、糖尿病になってしまったからにはそんなことを言っている場合ではないので、管理が甘かったと反省し、この後はしっかり口うるさく管理していくことになりました。
2人でやるべきことを決めた
私がどんなにバランスの良い低カロリーメニューを用意したって、他ができてないと意味がないってことを、やっとわかってもらえたようです。
グチグチ言うだけでは聞く耳を持たないと思ったので、ちゃんと栄養指導をしました。
合併症の怖さも話して、やらなきゃいけないことを自覚してもらいました。
※本来は、家族で糖尿病とはどういうものかを勉強することになると思います。
2人で決めた食生活の改善点はこちらです。ポイントは「2人で決めた」というところにあります。
良かったのは、夫が自らできそうなことを提案してきたことです。
「缶酎ハイはやめて、お菓子も買わないよう、コンビニに寄らずに帰ってくるわ。角瓶と炭酸だけ買っといて。自分で調整して飲むから。」
「弁当って作れる?お昼は弁当にするわ」
「晩ごはんのごはんの量は量ってくれる?」って。
本人がやる気を出さないと食事療法にならないですもんね。
休肝日を作ったり禁煙したりも必要だけど、一度にやるのは絶対に無理なので、できそうなことから始めました。
まとめ
「糖尿病」といわれてはじめたことは、やはり食生活の改善でした。
本人が食事療法をやる気にならないと何も始まらないので、糖尿病について知ることも大事です。
なのでやるべきことをまとめると
そして実践していくことになります。
ここから継続していくことがとっても大変なのですが・・・
どんな風に大変なのかはまた体験談として書いていきたいと思います。
食事療法についての詳しい記事も書いています↓
気にある方はぜひ読んでみてください。(後半は有料となっていますが、大事なところは無料で読めるのでぜひ)