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お薬もらうだけ なかなか治療が進まなかった話

本日は食事療法を始めて約1年半が経ったころのお話です。
(夫に糖尿病の疑いが生じた2020年のクリスマスから少しずつ思い出して書いています。)
最初の記事はこちら↓

前回はすごくストレスが溜まって暴飲暴食になっていたという話でした。

その後、このストレスからは解放されることになったのですが・・・一難去ってまた一難



東京から関西に引っ越しが決まった

東京での仕事が体力的にも精神的にもキツイ中、関西に住む夫の父が末期の大腸がんになってしまいました。しかも看病する義母も、付き添っていて圧迫骨折を起こし、2人とも入院してしまったのです。
コロナ禍で面会は難しかったのですが、洗濯物だけは交換しないといけないので、関東に住む兄弟と交代で帰ったりしていました。でもやはりそれだけでは済まず、治療方針を決めたり、転院先やこれからのことを決めたりするのに、呼び出されることも多く、大変でした。何より、先が長くはない高齢の義父のことが心配で心配で。
と言うことで、夫は介護を理由に会社に転勤願を出しました。東京がイヤでしょうがなかったこともありますけどね。

今の時代、そういったお願いは通りやすいようで。急ですが、3月上旬に移動辞令が出て、4月から関西に帰れることになりました。


最後に薬をしっかりもらっておく

ちょうど受診時期でもあったので、夫は病院に行って引っ越すことを伝えました。そして、できる限りのお薬を処方してもらい、新しい病院に渡す資料も作成してもらいました。
しっかりした糖尿病専門医で、知識が豊富なだけでなく、厳しく指導してくださる女医さんだったので、病院が変わるのだけは本当に残念でした。


新しい病院探しに難航する

私としては大きな病院に行ってほしいのですが、大きい病院だと何かと時間がかかるし、仕事柄知っている先生に診てもらうことになるかもしれないのがイヤだなどと言って、家の近くでクリニックを探そうとする夫。

会社の近くならそれなりに有名な糖尿病専門医がいるのに、家の近くで、しかも土曜日開いてるしっかりした病院ってない。
平日は仕事で忙しいから土曜に行きたいらしいのですが、循環器も診てもらえる、そんな都合の良い病院ありますか?

土地勘がないので、ネットで検索して病院の詳細やらクチコミやらを見て決めるしかない。専門医ではないけれど糖尿病や高血圧などの生活習慣病を主に診ているという人気の内科クリニックを見つけ、先生も優しそうだしということでそこに決めました。(私は厳しい先生が良いんですけど)


土曜日は検査ができない⁈

土曜日にしか行けないわけですが、「土曜日は検査ができない」といわれたようです。外注なんでしょうね。ということで、今回はお薬だけ処方してもらって帰ってきました。ただのご挨拶で終わってしまった。
会社の健康診断が近々あるので、次回はその検査結果を持参して今後の方針を決めて行こうということになったそうです。


コロナにかかって健康診断ができなかった

8月に受ける健康診断の結果を持参するよう言われていましたが・・・
その日夫はコロナにかかってしまい、健康診断が受けられませんでした。なんていうことだろう。結局次の受診時もデーターがないのでお薬をもらうだけになりました。かれこれ半年以上血液検査ができていない。
関西に引っ越したら引っ越したでやることがいっぱいあり、新しい仕事と両親のことでまたバタバタと休む暇もない毎日。ストレスも溜まって暴飲暴食が始まっていました。
実は体重も88㎏まで落ちていたのに95㎏に逆戻りです。糖尿病がどうなっているのか、本当に心配でした。


やっと12月に血液検査&受診ができた

9月末に義父は虹の橋を渡りました。義母は退院してヘルパーさんやデイサービスを利用しながら一人暮らしをしています。
いろんなことがありすぎて、ここまで暴飲暴食が続いていたので、ドキドキの健康診断でしたが、やっと12月に血液検査ができてホッとしたのを覚えています。値が悪いにしろ、状態を知りたかったので。

そして今回の結果ですが・・・
血糖値119㎎/dl 
HbA1c6.5%

意外にも悪くはなっていなかった。尿糖定量は3+なので、めっちゃ出てることを考えると、お薬のおかげなのでしょうね。

ただ、肝臓や腎臓、脂肪の値はやはり悪かった。先生にも指摘され、アルコールとタバコを控え、この調子で血糖と血圧のコントロールをしっかり行うように言われたようです。

また、新しい先生には、前の病院で処方されていた「睡眠導入剤」は夫にはおすすめできないといわれ、今回から「睡眠の質を上げる薬」に変更されました。これでお酒が減らせるのか?と思いますが、朝起きた時のしんどさが軽くなるかもと、しばらく様子をみることにしました。
検査ができてやっと治療が再開した感じです。


まとめ

半年以上、引っ越しと夫の両親の介護でバタバタしました。
仕事も忙しく、ストレスもいっぱい抱えていた夫。暴飲暴食になってしまい体が心配だというのに、なかなか血液検査ができず、糖尿病の治療がぜんぜん進みませんでした。

関西でもクリニックにかかることになったので、目や神経の検査がまだできていません。早めに眼科だけは行くように伝えているのですが、なかなか行かない・・・
自分の体のことなんだから、もう少し真剣に考えて欲しいのですが、痛みがないと行動を起こさない人。見えなくなってからでは遅いのに。
薬だっていつまで効くかわかならいぞ!
これからも、陰ながら(時には口うるさく)食事の管理はしようと思っています。が・・・本人の意思がやっぱり一番大事なんだけどなと思う毎日です。

今回もまた最後は愚痴になってしまいました(笑)

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みんと/漢方養生栄養士
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