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【最速解説】「Surface Laptop Go」は誰をターゲットにしたPCなのか?

本日(2020-10-01)、マイクロソフトのノートPCシリーズ「Surface」に新しいラインナップが加わりました。

その名は、、「Surface Laptop Go」

SurfaceシリーズのノートPCって、WindowsPCの中で抜群にカッコいいと思ってます。でも、いくつかラインナップがあるので、

「どれを買ったらいいの?」

が迷子になっている人も多いと思います。

そのような人に、Surface シリーズの全体像と、今回発表された「Surface Laptop Go」の位置づけについて解説していきたいと思います。

Surfaceシリーズとは?

Surfaceシリーズとは、Microsoft社が自ら作った(主に)ノートPC群です。デザイン性が優れているということで評判ですし、パソコンの「頭脳」であるOSを作っているMicrosoftがハードも作った製品として、非常に完成度の高いプロダクトになっています。

Surfaceとは?についてより詳しい内容はこちら(過去記事)

「Surface」シリーズの全体像

現在発売されているSurfaceシリーズの最新作の全体像をまとめました。

▼タテ軸
大きく「2 in 1」(タブレット&PC)か、「一体型」(キーボードが着脱しない)かでわけられます。

▼横軸
使用目的別に、「プライベート&キッズ」「ビジネス」「クリエイター」とわけられると思い、製品をプロットしました。(この区分けは私個人の主観であり、Microsoftが公式に言っている分け方ではありません)

ちなみに、私はさんざん悩んだ結果「Surface Laptop」という、いわゆる普通のキーボード一体型のノートPC型の製品を購入しました。

「Surface Laptop」を選んだプロセスを公開した記事

「Laptop Go」はどんな位置づけなのか?

さて、本題です。

「Surface Laptop Go」はどんな位置づけの製品でしょうか?

名称から読み解くことができます。本来、「Laptop」と「Go」というのは、それぞれ、別の製品シリーズの名称です。

・Laptop =キーボード一体型のノートPC
・Go   =キーボードが着脱するタイプのライトユースのノートPC

つまり、、

「Surface Laptop Go」という名称とスペックから読みとけることは、

「Laptop」シリーズの【一体型】を維持しつつ、「Go」シリーズの、【ライトユースできる】というエッセンスを取り入れたPCと言えます。

また、価格やスペックから、ターゲットとしてはおそらく「学生マーケット」に主な狙いを定めていると思われます。

↓「Surface Laptop Go」のPromotionビデオより

こんな人にオススメ

Surfaceシリーズ全体の中での「Surface Laptop Go」のポジションニングを改めて整理してみます。

ビジネスUseほどゴリゴリ使わないが、プライベート用よりはスペックが欲しいし、キーボードもしっかりしたものを使いたい、そんなユーザーが対象になってきます。主に学生層になると思います。

おそらく、Microsoftとしては、Appleの廉価版のノートPC「Mac book Air」で学生マーケットを侵食されつつある状況があり、戦略モデルを投入してきた、ということだと思います。

Twitterでの反応

もともと噂ベースではこの「Surface Laptop Go」は5万円台で発売されるLaptopシリーズになるのではないか?と言われていました。しかし蓋を開けてみると、549ドルで、日本円換算では最小構成でも8万円を超える値段になりそうです。

「ライトユーザーが気軽に手にする」という値段感ではありません。

また、日本マーケットでは例によって「Office」をバンドルしてくるでしょうから、10万円前後になる可能性があります。

その予算があるのだったら、、正直、Laptop2かLaptop3の中古を買い、Officeはサブスク「Microsoft 365」で使ったほうがよいでしょう。

最後に

「Surface Laptop Go」は、主に値段感で少々期待はずれの反応が多い状況です。しかし、製品のスペックとしては上位の構成を組めばなかなか魅力的です。

外出先や電車でもノートPCでゴリゴリに作業したい私としては、現在使っているLaptopシリーズの13.5インチよりも小さいサイズのLaptopが出るのは非常に魅力的です。

膝の上ではLaptop Goの12インチ代のサイズのほうがフィットするんです。

私が「Surface Lapttop Go」を買うとすれば、しばらくして中古マーケットに出てきたら、上位スペックの製品を「Officeなし」で購入します。

既にOfficeのサブスク「Microsoft 365」に入ってますのでOfficeを入れてガンガン電車内や移動中の作業用として使っていきたいと思います。

(Laptoo Goは、指紋認証がついたことで、外出先でマスクをしたままでもWindowsの認証がでできることがさらにグッドポイントです)

※Officeはサブスク「Microsoft 365」がマジでおすすめです。こちらも記事でご紹介してますので合わせてどうぞ

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