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リスティング広告×時系列キーワード

こんにちは、カスタマーサクセスチームの荻野です。

今回は「リスティング広告のキーワード選定に時系列を活かそう!」がテーマです。
(広告代理店・事業会社で運用している方で参考になれば幸いです!)

旬のものやビッグキーワードは、入札・出面のチューニングが大変ですね。
そんな中で時系列キーワードを利用すれば「より良い集客ができるのでは?」と考えている方も多くいらっしゃるかと思います。(→答えはもちろんYESです!)

時系列キーワード
特定のキーワードを検索している人が他にどんなキーワードを検索する傾向にあるか?を可視化する機能です。

つまり注力キーワードから他のキーワードへ拡張することができるのです。

ただし一度の抽出で最大1,000件ヒットするので、どれを選べばいいのか選定が困難です。そこで以下では注力キーワードから他のキーワードへ拡張する際の選定基準をご説明します。

図2


CTRを重視
注力キーワードに対して、直接的なニーズを拾うのであれば関連度順にキーワードを選定しましょう。
例えば注力キーワードが「注文住宅」だった場合、指標を関連度順に選定することで「ハウスメーカー 選び方」や「一戸建て 新築」といったキーワードを拾うことができます。
これらは直接的ニーズでCTRが見込めますが、検索者数が少なくインプレッションが減る傾向にあります。

Impsを重視
注力キーワードに対して、間接的なニーズを拾うのであれば検索ボリューム順にキーワードを選定しましょう。
※重複ボリュームが大きければ検索ボリュームも比例するので、重複ボリューム順でも問題ありません。
例えば注力キーワードが同様に「注文住宅」だった場合、指標を検索ボリューム順に選定することで「ガレージハウス」や「リフォーム」といったキーワードを拾うことができます。
これらは先ほどに比べると間接的ですが、検索者が多くインプレッションが増える傾向にあります。

重複ボリュームと検索ボリューム、関連度と検索ボリュームの傾向についてはこちらの記事をご参考ください!
こうやって使ってみよう!時系列キーワード


時間差について
「前後のどの時間差までを対象とすべき?」かは、掲載する商材によって比較検討期間が異なるため、これ!という正解はありません。
低単価な商品であれば比較検討期間が短いので、注力キーワードが検索された起点日から前後数日のみで良いかと思います。
逆に高単価な商品の場合には比較検討期間が長くなるため、より広い期間を対象にしていくべきですね。

いかがでしたでしょうか?
リスティング広告でもマッチタイプ「部分一致」で類義語や関連性あるキーワードにも表示できますが、時系列キーワードを用いることでさらに選択肢を増やすことが可能です。ぜひお試しくださいませ!


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