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29.自著じゃん・2

症状を知り、病気を探る

(書名をクリックすると版元ドットコム。)

三省堂書店池袋本店のヨンデル選書フェアでお買い上げの方に渡す特製カードに350文字のオススメ文を寄せた。以下、そのまま引用する。

「症状を知り、病気を探る」はぼくのはじめての単著です。編集者はぼくが看護学校で講義をしているところを見学したり、ネットでハリソン内科の音読企画をやっているところを逐一チェックするなどしてこの本の方向性を決めてくれました。病態診断学の教科書を病理医が書くというのはおそらく過去になかったのではないかと思いますが(あるかもしれませんが近年はないはず)、逆にへんなことは絶対に書けないなと緊張しながら原稿を揃えていったことが思い出されます。たしか半年以上かかりました。「いち病理医のリアル」は3週間くらいで書いたんですけれど……。おかげさまでこの本はとてもよく売れ、日本看護協会の偉い人が照林社の担当者をほめてくれたりもして、なんかいろいろうれしいことが起こった本です。

先日、この紹介文にちょっとだけ書いた、「日本看護協会の偉い人がほめてくれたりもして」からつながったお仕事をしてきた。e-learningの収録である。そうやってつながるとは思わなかった。

本って出すと次の仕事につながるんだなとうれしい。

ちなみにヨンデル選書のnoteで自著を出すのはとても恥ずかしいのだが今週一気に2つ自著の紹介をした。なぜかというと激烈に忙しくて脳が焼けているので恥ずかしさも焼き切れたからだ。

また来週からは人の本を紹介するよ。

(2019.9.28 29冊目)

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