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自省録

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#自己受容

全然凄くなかった自分を受け入れた日

全然凄くなかった自分を受け入れた日

 私の周囲には凄い人達がたくさんいた。

 素晴らしい画力を持っていたり、文才があったり、豊富な知識があったり、ユーモアがあったり、頭の回転が早かったり、度量が大きかったりと人それぞれに魅力があった。

 だからなにもない私にも何かしらの才能があるはずで、努力すればどうにでも出来ると本気で思っていた。今は全然努力してないけれど努力さえすればきっとすぐにあの人達のようになれると。

 これがとんだ思

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テンパらなくても待ってくれる人はいる

テンパらなくても待ってくれる人はいる

 

 最近どんどん自分のことが分かっていく感覚がある。

 思考にかかっていた靄が突然晴れ、頭の中がクリアになった日があった。その日を境に自分や周囲の人がどういう人間なのかが見え始め、中学生や高校生が「自分とはいったい何者なのだろうか」と悩むことをやっと考えられるようになった。

 そんなだいぶ遅めの思春期を過ごしている。

 さて今日はタイトルにもある通り、人と話すたびにテンパってしまう人の原

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「早く結婚しそうランキング」1位の今

「早く結婚しそうランキング」1位の今

 

 学生の頃、よく言われてきた言葉がある。

 「早くに結婚しそう」 「いいお嫁さんになりそう」

 所属していたサークルでは年に数回部内誌を発刊していた。その中にサークルメンバーのイメージをランキング化したコーナーがあり、私はその中の「早く結婚しそうな人」ランキングでもずっと1位だった。

 勿論というかだいぶお世辞もあると思うが、この言葉を言われることはなんだか誇らしかった。結婚しても幸せ

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自己受容が継続を楽にする

自己受容が継続を楽にする

 

 私は本当に継続が苦手だった。

 「こうあらねばならない」という大きな理想を掲げ、ハードすぎる計画を立て、挫折し、自己嫌悪に陥る。もう何度繰り返したかわからない。

自信をつけるにはちいさな成功体験が大切

「継続は力なり」「千里の道も一歩から」「塵も積もれば山となる」

 これらの慣用句だってもう耳にタコができるくらい聞き飽きているはずなのに、なぜ今まで成功しなかったのか。

 それにつ

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