記事一覧
2014年 読んだ本ベスト10
今年ぼくが読んだ本の中で特に面白かった10冊を選んでみました。毎年同じことを書いていますが、新刊だけに限定すると何冊も読んでいないので、うんと古いやつや再読も含めあくまでも今年読んだ本ということにしています。
ですから一般的な意味での文学史の評価としてはおかしなことになっている場合もあるかもしれませんが、ぼくの遊びとしてやっていることですのでどうぞご了承下さい。それぞれ感想を書いた当該記事のタイ
2014年 映画ベスト20
今年ぼくが劇場で見た映画のなかで特に面白かった20本を選んでみました。基本的に新作が対象です(DVD等は含みません)。一部2013年末公開の映画を含みます。いうまでもないことですが、あくまでぼくの遊びとしてやっていることですのでその点どうぞご了承下さい。
それぞれ感想を書いた当該記事をタイトルにリンクを貼っています。note をはじめる以前の感想については fc2 ブログの方にリンクがあります。
【映】朝鮮美女三銃士
『朝鮮美女三銃士』という映画を見に行く。面白かったです。こういうのをガールズアクションというのだそうで、なるほど痛快なアクションシーンはもりだくさん、ほんのちょっとだけセクシーなシーンもあり、あとはロマンスとか親子の情愛とかいかにも韓国映画らしく欲張りなのがよかった。全体的には前半コメディ後半復讐劇という趣きで、しかも時代劇!
そう、時代劇なんだけど、厳密な時代考証はなく、現代的な武器や小道具・
【本】名もなき人たちのテーブル
マイケル・オンダーチェさんの『名もなき人たちのテーブル』読みおわる。11歳の少年マイケルが、父親の祖国スリランカから母親が待つイギリスへ、たったひとりで3週間(21日間)の船旅をする話。
船内での食事は毎回テーブルが決められていて、マイケルがいるテーブルは、通称〈キャッツ・テーブル〉という、船長にとってもっとも重要ではない客たちがすわるテーブルで、もちろん船長がいるテーブルからはもっとも離れた場
【映】リアリティのダンス
『リアリティのダンス』を見に行く。公開が決まったときからずっと見たかったが、なかなか機会に恵まれなかった。いや、ほんとうにそうしようと思えば、ほかのことはすべてさしおいてでも、這ってでもお金も時間も命もなにもかもなげうってでも見に行けたはずなのに、やはりぼくはそういうものが惜しくて出し渋っていただけなのだ。
ということを映画を見ながらちょっぴり思い知らされる。日常はしょせん日常でしかなく、過去も