マガジンのカバー画像

子育て

12
運営しているクリエイター

2018年5月の記事一覧

裏返さないで。

分かるだろ?

は、分かりません。
分からないと、不安を煽り、信頼されるのに時間がかかります。

大人同士でも分からないのです。

何でも言葉にしろ、なんて思いません。

でも、
血が繋がっているからって、
何でも分かる訳ではないのです。
それは、勘違いです。
期待のし過ぎです。

特に子供への愛情は、
分かり易く伝えて下さい。

子供は、親が大好きなのだから。
親を分かりたいのだから。
言葉を正

もっとみる

正解の無い世界

赤ちゃんは靴下を履くべきか?
赤ちゃんはどれくらいから独り寝するべきか?
赤ちゃんの手が冷えていると良くないか?
赤ちゃんのミルクはどれくらいずつ増やすべきか?

細やかな正解はありません。

国により、時代により、環境により、答えが変わります。

コレらに声高に”絶対”を言う方を、
つい観察してしまいます。
#小児医療 #健診 #子供 #正解のない世界

危ない?

“危ない”と”信じる”の間で揺れるのが育児。

その“危ない”は、冷静な判断から来ているか?
親の”不安”から来ているか?

私は、小児科医だが、”危ない”を言わずに大量の冷や汗をかきながら、ドキドキしていることが沢山ある。
平気な顔で、見ないフリで、笑顔で、”不安”な自分を説き伏せる。
“大丈夫。本当に大きな怪我や、心に傷をおったり、命に関わると思う?”
“この子にこの経験をさせないリスクは何?

もっとみる

誰かに感情をぶつけてしまったら。

どうしたら、その後、楽しくなれるか?

子供も、
大人も、
お爺さんも、
お婆さんも、

“ごめんなさい”。

相手が、
子供でも、妻でも、夫でも、恋人でも、友達でも、部下でも、他人でも、
“ごめんなさい”。

感情が高ぶることは、誰でもある。

だからこそ、
その感情をコントロールする方法を考えてこそ、人間。

“ごめんなさい”
をしたら、
黙ること。
相手が緩むまで、受け入れて貰えるまで、待つ

もっとみる

いつ、どんな人と、結婚すれば良い?

3回結婚した。
患者さんや職場を通して、沢山の結婚とその結末を見た。

だからか、
この質問をよくされる。

たしかに、結婚相手によって人生は変わる。

“お互いの依存”がなければ、
上手く行く可能性は高くなると思う。

依存のある関係は、甘えや、期待を孕みやすく、滞りが起きやすく、立て直しがしにくい。

だから、
自分や相手がお互いに依存しないで済む時期に、
結婚することを勧める。

その時期は

もっとみる

誰にも迷惑をかけていない

例えば、
あなたのお母さんが、ある日突然、裸で外出する様になったら、あなたはどう感じるだろうか?

“誰にも迷惑をかけていない”
とは、
なかなか出来ないことなのだと思う。

同じ社会に居れば、
近くに居ればいるほど、
影響はある。

自分を傷つける行動であれば、
悲しくなるし、
気持ちは沈む。

誰にも迷惑をかけていない、と考えなくてはいけなくなった心は何処から来るのだろうか?

人間の

もっとみる

子供に、自分の感情と付き合う方法を教える の ススメ

怒る
イライラする
悲しむ

そして、泣く。

楽しいや、嬉しいなどの明るい感情だけではなく、
人間には、
沢山の感情がある。

それが普通。

困るのは、
その感情を他の人に向けること。
社会にばかり向けること。

自分しか変えられない。
自分が変わっていく先に成長がある。
小さい頃から、
自分すら思い通りにすることは難しい、と知って欲しい。
大人が怒ってウヤムヤにしたくない。

どうしたら、

もっとみる