#1 Kaede Higuchi VR LIVE "Gekka-Bijin"参戦レポ
9月5日に開催されたタイトルのイベントに参戦してきました。
楽しかった!!!
しばらくこういったライブイベントには参加できていなかったので、ストレスを解消できるような、心躍る1時間半でした。遅くなってしまいましたが、参加して思ったことなどを残しておこうと思います。
本記事は”Gekka-Bijin”に対する感想記事というよりはVARKをプラットフォームとしたVRライブに対する内容が主になっています。
VARKでのVRライブのネタバレを含みますので、前情報なしで楽しみたい方はお控えください。
VRライブ初体験
でした。存在は知っており、いろんなVの方々がやっていたのは認知していたのですが、
「VRライブって結局現地参加には劣るんじゃないの?」
「参加以前に機材にコストがかかるしなあ」
という考えから参加には至っていませんでした。
いざ本番。目の前に広がるステージと、確かに”いる”でろーんと尊様。体感わずか2mほど先で2人が歌っている。自分も動き、一緒に踊ることができる。先の余計な考えは全部忘れてしまうほど盛り上がれました。
ライブとしても新鮮
自分自身、リアルアーティストのライブやVのライブには何度か参加したことがあります。VRライブはどちらかというとリアルアーティストのライブにより近い楽しみ方ができるエンターテイメントなのかなと感じました。
Vのライブではディスプレイにキャストを映すものが多く、ライブの最中も次元の壁を感じていました。視線方向と自分の位置によって見え方がズレるため、「画面を見ている」という感覚が常について回るためです。
ディスプレイ正面は見やすいけど対角は見にくいねという話
一方、VRライブはゴーグル内に空間が完成されているので、実際にそこにいて動く姿で見ることができます。画面に表示されたものとは一線を画し、3次元的なものとして捉えられます。あるはずのないバーチャルの体があたかも存在するかのように見え、歌い踊っている。この感覚がすごく新鮮でした。没入感はZepp以上で、リアルアーティストのライブと同じ感覚で見ることができました。
現実には難しい演出もVRならできます。ステージ上に雨が降ったり、客席までパーティクルが舞ったり。急に背景が変わって別の場所に移るような演出もVRならでは。曲に合わせた照明の使い方もすごくきれいでした。
そのほかにも
・手の動きのトラッキング精度が高くてびっくりしました。ライブ空間内では常にサイリウムを両手に持っている状態になるのですが、サイリウムを振った手首のスナップまで反映してくれます。ラグもなく、思った通りに動いてくれるので振るのが楽しかったです。サイリウム同士をぶつけると音が鳴るのも嬉しいですね。拍手ボタンはありますが、両手を合わせた状態で数秒固定されて視界の邪魔になります。
拍手ボタンを押すと右手に左手のモデルがくっついて動く。
数秒で戻る。
・必ず最前ど真ん中に陣取れるので満足度が保証されています。待機列いらず。
・ネタバレになりますが、VARKさんで行われるVRライブを語るうえで外せない演出として…
キャストの近距離移動演出があります。私は知らなかったので尊様がすぐそばまで来たときそれはもう心底びっくりしました。(録画見返すと自分のサイリウムがピタっと止まって草だった)二人と一緒に踊れる「回レ! 雪月花」は最高でした…
尊様ちっさい…上目遣いかわいい…
でろーんのLantis衣装も3Dで見ると一層かっこよかったですし、見直せるよう録画回してて本当によかったです。
気になったこと
すごく楽しい時間だったのですが、実際のライブと比べると気になったこともありました。
私がライブに期待する楽しみの中に場の空気感/一体感があります。具体的に書くと、
自分の好きなものに同じように夢中になる人がいることを感じ、感情を共有しながらアーティストとともにライブを形成していくこと
という感じでしょうか。個人的に、ライブイベントの楽しみはアーティストのパフォーマンスを見るのが5割、残りの5割がこれです。
VRライブではこの実現がまだまだ難しいように思います。VR参加しているユーザーの動きはキャストには伝わっていないようでしたし、コメントも定型文のみであまり血を感じないものでした。ライブに参加しているというよりも、与えられた映像や演出を見ているという感が強く、一方向のものであることを感じずにはいられませんでした。
キャストと観客の双方向のやり取りが可能となり、一体感を感じられるようになればVRライブはさらに楽しくなるように思いました。
まとめ
いろいろと書きましたが、とにかく楽しい時間でした。思い切って参戦してみてよかったです。
Gekka-Bijinそのものの感想としては、ファンメイド曲を予習しておけばよかったという後悔が大きいですね…もっともっとライブを楽しめたんじゃないかと思ってしまいます。Red Star、でろーんも言っていたとおり今度はリアルライブで聞きたい…
それでも十分盛り上がれたので、VRライブの可能性を感じることができました。次は別のプラットフォームの体験してみたいです…とか思っていたらYuNiちゃんのVRライブがclusterで決定したり。楽しみの尽きない界隈であることを嬉しく思います。
それでは、駄文長文失礼しました。
ここまで読んでくださりありがとうございました(_ _)
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