見出し画像

自分の依って立つ基本:桜によせて

こんばんは。
きのうは、毎年恒例のお花見をしてきました。

同じ場所に行くので、去年との違いなどを感じながら、自分の一年を
振り返ります。

今年の桜は、去年よりも 花がやや大きく、赤みが勝っていたように
思うのですが、皆さんの所はどうでしょう。

自分も毎年、去年より成長できていたらいいなと、思うのでした。
今年が始まって3カ月経ちましたが、キルギスのパイとイチゴのデザート、パレスチナのピタパンやファラフェルを習うことが、できました。

また 松の持つ力について学び、生活に取り入れる機会を いただきました。

去年との違いを感じたのと同時に、変っていない部分にも、目が向けられますね。例えば、食べ物を自分の表現の手段として、もっともっと知っていきたいという気持ち、そして 表現のためのスキルを伸ばしていきたいという
気持ちは、いつも同じです。

また 自分の一部となっている定番のレシピもあります。これは変らない物ですね。
例えば、クッキーならイタリアの硬めの物、パンならウズベキスタン・ウイグルの物とイタリアの田舎パン、とそれぞれの分野に、レシピを見なくても作れる物があって、それにアレンジを加えることで、色々と変化をつけています。

これらの物は、失敗がないですし、作っていて古巣に帰るような
自分の原点に返るような 安心感があります。私の作品の土台となる部分で、とても大切。

それに加わってくるのが、食品保存技術。アメリカでよく食べられている卵とビーツのピクルスとシチリア式オレンジピールです。生の時より長期保存できるのが、気に入っています。

常備しておくと、色々な物にアクセントをつけるのに、使えて便利。

新しいレシピや技術を習ったら、練習を続けて、少しずつ定番の物が増えるようにしていきたいです。

また ある1つの物用に作られた器具や、テクニックなどを、別の分野にも、応用していけたら、いいですね。例を挙げると、ウズベキスタンのパン、ノン用に作られているパンのスタンプ、チェキチがあるのです。でもそれだけでは、折角きれいな模様があるので、勿体ないから、その模様を使ってクラッカーなど作れたらいいなと、思っています。*チェキチの写真は、私のブログ写真の上に出ている物です。持ち手がついた、剣山のような道具。

もう1つは、華麗なのはケーキだけではない、ということで、豪華絢爛に飾ってあるパンが作りたいのです。ケーキやクッキーの飾る技術でやってみます。

毎年 同じ時期に繰り返される伝統行事には、このように、自分の成長を定点観察するという効能もあるのでした。お勧めします。

今日はここまでです。お読みくださった方、ありがとうございました。
よろしければ、桜が散ってしまう前に、お花見されてみてください。

よろしければ、サポートいただけますと、励みになります。いただいたお金は、よりよい材料、道具を買ったり、力のある先生のクラスを履修したりするのに、使わせていただきます。