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始めてみよう、つみたてNISA

前回、投資信託について書きましたが、今回はつみたてNISAについて書いてみようと思います。

つみたてNISAとは

つみたてNISAは投資信託などの買い方のひとつ。
年間で買える額は制限があるものの、つみたてNISAは儲けが出ても税金がかかりません。要は

投資信託するなら、まずはつみたてNISAで

ということなのです。
2023年3月時点では年間40万円(月33,333円)までつみたてNISAが使えます。それ以上投資したい人は、儲けに税金はかかりますがつみたてNISA外で購入すれば良いわけです。
ちなみにつみたてNISAは、2024年から「つみたて投資枠」と名を変え、年間120万(月10万)まで拡充されます。

積み立てるなら毎月コツコツ

年間40万(2024年からは年間120万)の枠の使い方は自由。買付手数料が無料(ノーロードともいいます)であれば、毎月積み立てても一気に積み立てても構いません。
が、基本的には毎月コツコツ積み立てるのをお勧めします。相場の値動きはプロも予測するのは難しいので、私達素人には予想することは不可能です。
毎月に分散して買うことで、
「高い時は少しだけ買える」
「安い時はいっぱい買える」
となり、平均的な価格で購入ができます。これを「ドルコスト平均法」と言います。

税金以外にもつみたてNISAを使うメリット

投資信託といっても、堅実なものからリスクの高いものからいろいろとあります。ただ、つみたてNISAで買える投資信託は、金融庁が厳選したものとなっており、比較的リスクの低いものが揃っています。
危なっかしい投資商品を掴まされないというのもつみたてNISAのメリットです。

つみたてNISAでおすすめする商品

これは個人的な選択なので、実際商品を選ぶ際には自己責任でお願いしたいのですが、
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
「eMAXIS Slim 先進国株式」
「eMAXIS Slim S&P500」

これら3商品を毎月買っています。 eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)は三菱UFJ国際投信が販売している、手数料が業界最低水準の投資信託です。

つみたてNISA "も" 窓口で買ってはいけない

前回も書きましたが、投資商品は銀行や証券会社の窓口で買ってはいけません。手数料が高すぎて、せっかく儲かった分が手数料で消えてしまうからです。
退職金などのまとまったお金が入った時に、銀行から投資信託の購入を勧められるというのもよく聞く話。完全なカモです。

楽天証券やSBI証券といったネット証券の口座を開設し、そこでつみたてNISAの申し込みをしましょう。

投資は余剰資金で

儲かるんだったら、早速全財産を投資信託にぶっ込もう!
ダメ、絶対!!!
投資は生活費を確保した上で、余剰資金でやるべき。最悪のパターンは、生活費が足りなくなって、「価格が下がっている時=損失が出ている時に売らないといけなくなる」ことです。
上がろうが下がろうが気にせず、毎月一定の余剰資金で積み立てをしていく。これが投資信託ならびに積立NISAのやり方です。
一般的には、急に仕事ができなくなっても大丈夫なよう、半年から一年の生活費を確保した上で余る資金を余剰資金として投資に回すと良いようです。

投資をするうえでおすすめな本・動画

前回もお勧めしましたが、この本で勉強した上で投資を始めるのがオススメです。

この動画もお勧めなので、ぜひ一度見てみてください。


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