なんで勉強するの?
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21日の水曜日
中学生と高校生を対象に
「なんで勉強するの?」
というテーマで
特別ホームルームを行いました。
その内容を抜粋するとともに
子どもたちの人生に関わる大人として
思う事を書いていきたいと思います。
勉強する理由
今回のホームルームでは
「勉強は目的ではなく手段である」
が最も伝えたい事の1つでした。
なので
勉強する事が目的なのではなく
勉強という手段を通して
目的、目標を達成するものである
という話をしました。
勉強とは
・自信をつける
・夢に近づく
・努力の経験をする
そのための手段です。
夢に近づく手段であるということは
子どもたちも何となく
頭では分かっているでしょう。
なぜ自信が必要なのか
なぜ努力の経験が必要なのか
ホームルームでは
これらについても話をしました。
今の子どもたちは自信が無い
日本、アメリカ、中国、韓国の
15歳、18歳の子どもを対象に
「自分をダメな人間だと思う事がありますか?」
と質問をしたところ
日本の子どもたちは8割近くが
「とてもそう思う」
「まあそう思う」
と答えたのだそうです。
法律上では義務教育を終えた年齢であり
「社会で活躍するぞ!」
と自信に満ち溢れていなければならない
年齢の子どもたちが
「自分はだめだ」と思っている。
もっというと
15歳の子どもたちより
18歳の子どもたちの方が
「だめだ」と思っている割合が高いのだそうです。
これからの子どもたちは
私たち、今の大人たちが
経験した事が無い世界を
生き抜かなければなりません。
例えばAIや機械との共存。
これからますますAIや機械は発展し
処理に関わる仕事の多くは
人間の仕事では無くなるでしょう。
そんな世の中が来た時に
新たな試みに
チャレンジ出来るか否かは
自信 が左右する事の1つです。
また
グローバル社会が実現し
世界の人たちとの関わりが
今以上に濃くなった時に
「自分はダメだと思う」
と思っている人と
「自分は出来る」
と思っている人たちの
どちらが活躍できるでしょうか。
どちらの人と一緒に働きたいでしょうか。
私は間違いなく
成功するかどうかはわからなくても
新たなチャレンジができる人
自分に自信があって
自分の力で進んでいける人と働きたいですし
そういう人になりたいですし
子どもたちにもそうなって欲しいのです。
しかし
子どもたちが大人になった時に
働き方を教えることは不可能に近いですし
ある程度出来上がってしまった
自己認識を変えることは難しいです。
だからこそ自信をつけて
チャレンジしていけるメンタルを
「自分は出来るんだ」
そう信じられる機会を
勉強を通して子どもたちに与えたい。
そう思っています。
成果が出ないと…
しかし、勉強を通して
自信をつけるどころか
自信を失ってしまう子がいるのも
事実です。
それは
「やったのに出来なかった」
という経験を繰り返した場合。
「勉強したら絶対に出来る」
のであればいいのですが
なぜ
「やったのに出来なかった」
という事態が起こってしまうのでしょうか。
考えられる原因はいくつかあります。
①時間が足りなかった
②方法が間違っていた
③内容が間違っていた
④以前の抜けがあった
⑤レベルが合っていなかった
これらに気付かず
ただがむしゃらに勉強をしていても
成果は絶対に出ず
「自分はやってもダメなんだ」
と思ってしまうのです。
寂しいですよね。
こんなことを考えた時に
忘れられない生徒がいます。
どうせ僕はダメなんだ
礼儀正しく、誰にでも優しい
明るい生徒でした。
しかし、勉強面になると
毎回毎回が戦いでした。
本人以上にお母様が
1回1回の点数に一喜一憂し
ワークの解く範囲を全てメモし
本人が〇付けしたものも
1問ずつ全て確認して
朝一緒に早起きをして
漢字テストをやって。
それでもなかなか伸びない
テストの点数を見て
お母様が
「また伸びなかったね…」
「こんなに勉強しているのに何で?」
と落ち込んでしまい
お父様は
「こんな成績なら塾なんてやめさせる」
と毎回怒り。
お父様もお母様も
「出来るようになって欲しい」
そんな想いで手伝ったり
激励のつもりでかけた言葉が
次第に生徒の事を追い詰め
テストは
「怒られるもの」
「悲しませてしまうもの」
となってしまったのでしょう。
テスト前になると体調を崩し
テスト中に頭が真っ白になり
解答用紙にほとんど書けないこともしばしば。
テスト結果が却ってくると
部屋に閉じこもって泣いていたり
テスト結果を隠してしまったり。
ワークを5回も6回も解き
保護者が止めるほど長い時間
部屋で勉強し。
解いた、勉強した、と言っていても
答えを書き写していたり
漢字が間違っていたり
もう、めちゃめちゃでした。
気付いた時、家での口癖は
「僕は勉強しても出来るようにならない。
どうせ僕はダメなんだ」
こんな悲しい言葉。
本人を変える前に
まず保護者の方に変わってもらおうと思い
何度も何度も
お父様とお母様と面談をしました。
もちろん保護者の方が悪いわけではなく
子どもに幸せになって欲しいから
出来るようになって欲しいから
自信をもって欲しいから
そんな気持ちであるのはわかるんです。
でも、それが子どもに
きちんと伝わっていなければ
子どもにとっては辛いんです。
結果
・お父様は否定的な言葉をかけない
・お母様は本人の勉強を手放す
この2つが決まりました。
こんな状態から
正しい勉強法を定着させたり
勉強の抜けを補う事は
本当に大変で。
そして、受験。
当初希望していた学校は
受ける事なく、別の
合格した学校に進学する事になりました。
「もう、頑張れないと思うんです。」
そう話してくれたお母様の
疲弊した表情と対照的に
「進学した先でもう一度頑張ります」
と晴れやかな表情だった生徒。
成績や学力が全てではありません。
この生徒は本当に優しくて
礼儀正しくて
それだけで周りの人が
手を差し伸べてくれるような
そんな子でした。
でも
やはり目に見える結果で
自信を付けることは
大切な事だ。
「自分は出来る」
そう思って欲しい。
強く思わせてくれた生徒です。
こんな経験もあって私は
自信
そして
その子にあった学習
をとても大切にしています。
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