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読解力が危ない?

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今日は授業の最初に小学校2年生から中学校3年生まで全員で
漢字ゲームをしました😃
講師が指定した部首がつく漢字を時間内に思い出すゲームなのですが
なかなか盛り上がりました!
漢字を書く機会が減っているので楽しみながら触れると同時に
意味まで考えられるといいですね♫

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さて、今日のテーマは「読解力が危ない?」です。
私自身教育に携わり始めて10年になりますが
年々子どもたちの読解力の低下を感じます。

先日、現役の小学校・中学校の先生とお話しする機会があったのですが
やはり同じように
・読解力が低下している
これだけではなく
・ノートが書けない子が増えている
・会話のキャッチボールが成り立たないことがある
といったことを教えてくれました。

この問題については専門家の方々も警鐘を鳴らしています。
例えば、一昨年ヒットした
「AI vs 教科書が読めない子どもたち」
の著者である新井紀子先生もその1人です。
先生の講演を伺った時には
私が思っているよりも事態は遥かに深刻であると感じました。

なぜ読解力が低下しているのか
様々な説を著名な先生方がおっしゃっているので
ここでは私が現場で生徒を見ている上での考えを述べたいと思います。

読解力が低下している要因①文章に触れる機会の減少
本を読むことだけではなく
日常的に文章に触れる機会が減っていると思います。
例えばお友達とのやりとりにおいて
メールであれば比較的長い文章を推敲して送っていましたが
LINEの普及により短い文のやり取りを複数回を行うことで
意思疎通を図るようになり
日常的に文章に触れる機会が減っていることが1つの要因ではないかと
私は考えています。

読解力が低下している要因②視覚情報の急速な普及
昨今、様々なサービスが動画によって配信されています。
目立つのは
・レシピ動画
・説明書動画
など、従来は文章で書かれていたものが動画になったものではないでしょうか。
視覚情報はわかりやすくイメージしやすい反面
文章を読み取ったり、イメージしたりする力が養われないのではないかと
私は考えています。

読解力が低下している要因③周りの大人の多忙
これは大人が多忙であることが要因というわけではなく
多忙であるが故の言動に影響されていると考えています。
特に忙しい時は
お子さんが自分で考えたり、理解したりするのを待っているよりも
周りの大人が指示をしたり解釈をしてしまう方が速いものです。
しかしこれを繰り返しているとお子さん自身が
自ら読んだり、理解したりする力が損なわれてしまいます。

読解力が低下すると起こること
ここまで、読解力が低下する要因として私が考えることを
いくつか挙げてみました。
さて、読解力が低下するとどのようなことが起こるのでしょうか。

教育現場にいて一番感じるのは「理解力の低下」です。
読解力が低いお子さんは理解する力も低い傾向にあります。

例えばわからない問題があって質問してくる際に
ある程度理解する力があるお子さんだと
「解説のここまでわかりますが、この式の意味がわかりません」
といった内容のことが多いです。


反対に理解する力が養われていないお子さんだと
「解説がわかりません」
と、思考・読解・理解を放棄した質問をしてきます。


このような質問をしてくるにも関わらず
1行ずつ解説を音読してもらうと
「あ、わかりました」そんな答えが返ってきます。

次に起こっているのが
「問われていることに正確に答える力の低下」です。

読解力がついていないお子さんは文章ではなく
言葉を拾い読みする傾向にあります。
学習を進める上でこのような読み方をすることは
非常に危険です。

分かりやすい例として昨年頻発した例を挙げます。

理科の問題で
「この実験で発生する物質を化学式で答えなさい」
という問題が出された際に
結構な人数の生徒が化学式ではなく物質名で答えてしまっていたのです。

これは「発生」「物質」というキーワードにだけ反応して答えていることが
原因の1つとして考えています。

このように読解力の低下は国語だけでなく
様々な科目の学習に影響を与えることがお分かり頂けたでしょうか。
もっというと読解力は
学習だけでなく、その後の社会に出てからも必須の力です。

読解力が低下している中で
私たち大人は子どもたちのために
どう関わるべきかは別の機会に記事にしたいと思います😃

最後までお読みいただきありがとうございました!

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