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感想★水瀬いのり1st ハーフアルバム『heart bookmark』

水瀬いのりさん初のハーフアルバム
『heart bookmark』の感想note

とっても素敵なアルバムだったので、国家試験を終えた帰り道、爆速で感想を書いてみた。

できるだけ自分の言葉で書いておきたいと思い、発売日以降に公開されたラジオのお話・雑誌やWEB等のインタビューをチェックする前に書いた1人のファンの感想なので、的外れなこと言ってるかもしれないけど許して。


01. heart bookmark

明るいメロディだけど、最初に聴いた時はちょっと泣きそうになった。

どえらい歌詞だよ岩里さん。
アーティスト・水瀬いのりの想いが真っ直ぐに伝わってきたよ。

これをアーティストデビュー10周年イヤーではなく今年持ってきたわけで…いやはや恐れ入りました(2番の歌詞でおおっ!となったファンは多いよね)。

Bメロの歌い方、歌声が好きだなぁ。

明るくて幸せいっぱいな音楽は、なんとなく、舞浜のショーパレの雰囲気を連想した。

楽しそうに歌ういのりさんの姿が想像できる、素敵な曲だ〜!

02. フラーグム

先行配信されていたので既にいっぱい聴いてたリード曲。

1曲目からの明るい流れで「フラーグム」に入るの良いね。でも特徴的なイントロで、また違う世界を見せてくれるんだろうなとワクワクさせる。

アニメ『アクロトリップ』のOP曲ということで放送が楽しみだし、作詞のカノエラナさんには是非メロフラで「フラーグム」のお話聴かせてほしいな〜と思ってる。

カノエさんも10月に新曲リリースされる(『アクロトリップ』のED曲!)そうなので、ゲスト回は実現しそうな気がしなくもない。同世代トークも聴きたいね。

03. スクラップアート/04. アイオライト

昨年のツアーでのカッコイイ歌唱が記憶に新しいシングル2曲。

どちらも世界観強めの曲だけど、思ったよりもアルバムの中で浮いていないなと感じた。

曲順と、音を調整したという話があったからそれが理由かな(シングルVer.との違いは正直まだわかっていない)。

05. ほしとね、

こんな楽曲を待ってた!嬉しい!ありがとう!

今作でお気に入りを1つだけ選ぶなら、この曲かな〜というくらい好き。

シティポップ調の音楽が好きなんだよな〜。Vaundyさんの曲とかよく聴く。

グルーヴ感があって(使い方合ってる?)思わず体が動き出す。楽しい!好きだ〜!

歌詞はロマンチックな世界観で、問いかけを繰り返すのが印象的。最初の「OK」の歌い方、好きだなぁ。

全体的に「Melty night」と親和性が高そうと思ったり。

ライブのバンドアレンジ、衣装、演出が今から楽しみすぎる。

06. グラデーション

切なさも感じられるけれど、優しい気持ちになれる曲。心が温かい。

仕事終わりの帰り道や休みの日の散歩道、そんな何でもないシーンで思わず口ずさんでしまうような…

日常に寄り添ってくれる感じ。アコースティックライブでも聴きたい(気が早い)。

でもポエトリーリーディングがあって、今までありそうで無かった雰囲気の曲だよね。

「ほしとね」もそうだけど…いのりさんの色んな声や吐息が楽曲の世界に奥行きを与えているなぁと思う。

07. 燈籠光柱

作詞作編曲の栁舘周平さんは、色々な要素を詰め込みながらも破綻させずにまとめ上げ、唯一無二の世界を創る方。ファンからの信頼も厚い。

わたしも栁舘さんが手掛けた水瀬いのりソングはどれも大好きなので、この曲は特に楽しみだった。

だけど、最初聴いた時には頭の中で処理しきれなくて、

「日本っぽい…いやグローバルだね?!」
「待って歌詞…!歌詞!!」
「お祭りソングか…いのりさんがお祭りソング?!YDさんの曲で?!」

プチパニックのまま曲が終わった…気持ちを落ち着けて、もう一回聴いてみたよね。

お祭りかぁ…わたしが好きな他のアーティストのお祭りソングを思い出したりした(嵐の「CARNIVAL NIGHT part2」、フジファブリックの「Feverman」、東京ディズニーリゾートの「ボンファイアーダンス」「爽涼鼓舞」とか)。

ライブで盛り上がれる定番曲。
楽しいよね、踊っちゃうよね。

「燈籠光柱」も間違いなくライブで映える曲。
でも、単に「お祭りソング」という言葉で片付けられる曲でもなさそう。

歌詞を見てみると、いのりさん自身のことを、いのりさんを取り巻く環境のことを、いのりさんとファンのことを歌っているんだよ、きっと。

自分自身、ファン歴は決して長くはないけれど…応援し始めてからの色々なことを思い出して、胸が熱くなって、気がつけばまた「燈籠光柱」を聴いている。

ライブでは誓いの燈を掲げ、声を届けるよ。

全体を通して

テーマを決めずに制作した、という趣旨の話があったけれど、各曲に通じるものもあるなと個人的には思ってる。

いのりさんは、ネガティブな要素に惹かれる、切ない歌詞が好き、といったことを過去のインタビュー等で語っていて…今作に収録されている7曲の歌詞を見てみると、何かしらのネガティブさ、切なさがあるなと気づく。

ネガティブに優しく寄り添いながら、ありのままの自分を受け入れて、前に進んでいく。乗り越えていく。そうして自分のことを好きになれる。

伝え方も、受ける印象も各曲で異なるけれど、そんな優しさがどの曲からも感じられる。

なので、一見するとジャンルも世界観もバラバラの楽曲たちには、しっかり水瀬いのりフィロソフィーが貫かれている、と思う。

もうひとつ、今作はアーティスト・水瀬いのりを知ってもらうのにピッタリのアルバムだなぁと。

チャレンジングな曲も含めたバラエティ豊かな全7曲。けれど通して聴いて30分もない。コンパクトにまとまっていて聴きやすい。だから初めて触れる人にも薦めやすい。

サブスクで聴けるし全曲視聴動画もある。


「貴方のお気に入りがきっと見つかる!」

最後に

今年のライブツアーが本当に楽しみ。
『heart bookmark』をいっぱい聴き込んでLaLa arena TOKYO-BAYに行くよ!

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