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【3行・100文字エッセイ】幸せな瞬間集

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幸せな散文詩人、天野マユミの素敵な日々を、3行・100文字で綴ったエッセイ集。気楽に読めて、読んだ瞬間に、心が温まり、幸せな気持ちに浸れることでしょう☆
幸せな気持ちになれるかもしれないミニエッセイを現在、17本(無料公開も入れると全部で29本)も読め…
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2024年7月の記事一覧

【詩風3行・100文字エッセイ】雷雨の中の美しい山々

2024年7月24日、激しい雷雨の中を車で走る。窓に打ちつける無数の大きな水の塊の向こうに、暗…

【詩風3行・100文字エッセイ】蛙たちよ、寂しさの訪れ

2024年7月17日、18日、19日、20日、…37℃の日もあった、梅雨明け間近の、急に暑くなってきた…

【詩風3行・100文字エッセイ】蛙の合唱コンサート3. 開演前

2024年7月13日、日の落ちかけた頃、田んぼのあちこちで、ひとつ、ふたつと順次、ゲッ、ゲッ、…

【詩風3行・100文字エッセイ】蛙の合唱コンサート2. 蛙の合唱団

2024年7月13日の日暮れ時。四方八方から現れた、小さな土色の蛙たち。畦道の端の土から田んぼ…

【詩風3行・100文字エッセイ】蛙の合唱コンサート1. 会場の田んぼ

2024年7月13日、まだ明るい夜の早い時間帯に、田んぼの畦道を歩く。草の匂い、真っ直ぐに伸び…

【詩風3行・100文字エッセイ】蝉の季節がやってきた

京都の心の和菓子の水無月をいただく6月30日を過ぎて、そんなに日の経たないうちに、木々の葉…

【詩風3行・100文字エッセイ】眠れぬ夜の蛙の歌声

2024年6月30日、2時に目が覚め、2度3度、寝返りを打つ。夢の中に落ちて行くには程遠く、暫し思案の末、起き上がり、音を立てないよう窓を開け、蛙たちの美声のシャワーを浴びる。こんな日があっても良い。

【詩風3行・100文字エッセイ】蛙のバースデーソング

2024年6月8日、私がこの世に生を享けた記念日、夫と二人きりの、温かな、お祝いの会を終え、窓…