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95.サイレント中の心境の変化「ランドリーより愛をこめて」

最近、ツイン彼やサイレントへの思いが変わってきたので、書いてみます。サイレント突入時から、物語風に思い出してみよう!

《サイレント初期》
私はかわいい白猫。飼い主の彼とラブラブ。いつも一緒なの。
「これからもずっと一緒だよ」って、お互い愛し合っているの。

そんなある日、彼が突然、私をドラム式洗濯機に放り込んだの。
洗浄ボタンを押して、いなくなってしまった。なんてこと!
「動物虐待じゃない!死んじゃうわ!誰か助けて~!」
叫びながら、水と泡が襲ってきて、ぐるんぐるん目が回っちゃう。
悲しくって、苦しくって、たまらない。
なんてひどいことをするのって、彼を恨んだわ。

《サイレント中期》
「死んじゃう!」って思ってたのに、何故か私は死んでない。
そして、気づいたの。私、猫じゃなかった。
「白いTシャツだったんだわー。」
でも、ずいぶん汚れていたみたい。
洗濯機でごしごし洗われて、どんどん白くなっていくの。

《サイレントおかわり》
「あ、洗濯機が止まった。彼が覗き込んでる。ようやく再会できるのね!」
と思ったら、また洗浄ボタンを押されたわあああ。
汚れが1回で落ちきってなかったのねえええ。

《サイレント後期》
自分から出た汚れに、自分でも「うわあああ」ってドン引きすることはあるけれど、彼が洗浄ボタンを押してくれるおかげで、どんどんきれいになっていくのよ。
初めは、いつ終わるのかって、数えていたけど、今はもう何回目の洗浄かなんて、数えなくなったわ。
むしろ、少しの汚れが気持ち悪くて、自分でも気になってしまうの。
汚れが取れると気持ちよくて、だんだん、身軽になっていくの。

私って、本当は、こんなに白かったのね。

《サイレント明け》
いつか、真っ白になったら、彼が喜んで、着てくれるんじゃないかって。
思ってたの。はじめはね。
でもね。最近、「もしかして・・・」って思うの。
彼も人間じゃないんじゃない?白い猫でもないわ。
彼は、どうやら、私とおそろいの白いパンツみたいに見えるのよ。
やっぱり少し汚れているの。
私がきれいになったら、今度は、私が彼を洗濯機に放り込むのかしら。
いやあねぇ。

おしまい。

現在、サイレント後期あたりにいるため、サイレント明けは想像です。

I love you.

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