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強く生きる

こんばんは!
アシストタントの淺野です。
雨の日が続きますが、いかがお過ごしですか?
私は湿気が苦手なので、梅雨明けが待ち遠しいです。


今日は、
「椿プロジェクト」について
シェルターを訪問した時感じたことと
私の想いをお話しようと思います。

現在、私達DREAM-Hackがサポートさせて頂いている「椿プロジェクト」。

既に58名の方からご支援を頂き、
目標金額の40%まで達しています。

ご支援を頂いた方も、拡散にご協力頂いている方も、
本当にありがとうございます!

DREAM-Hackが現地調査のために
ネパールを訪問してから約1ヶ月が経とうとしています。
個人的には4度目のネパール渡航でしたが、初めての経験ばかりでした。

調査活動の中で、
保護シェルターやインドとネパールの国境を訪れました。

シェルターや国境で、
聞いたことを、見た景色を忘れることはきっとありません。


シェルターで出会った女の子達は、
私達に会って少し恥ずかしそうにしながら、笑顔をみせてくれました。

その笑顔は苦しみや悲しみを感じさせない、明るいものでした。
きっと彼女達が安心出来る環境で、
優しい職員さん達に囲まれて過ごすことが出来ているからだろうな、と穏やかに思いました。

しかし、その後
職員さんから子供達の過去について聞いた内容は衝撃的なものでした。
(詳しくは、クラウドファンディングページを読んでいただければ分かると思います。)

それは私にとって、
聞いたことはあったけれど他人事だった現状を突きつけられた瞬間でした。

幼くして性暴力にあったり、家族に売られたり…聞いているだけでも胸が苦しくなるものばかりでした。

また、シェルター職員であるアニサさんは
私達に対して、
「何かを成し遂げるためには、強くならなくてはならない」
というメッセージを下さいました。

それは、アニサさんがこれまでに多くの苦しみや困難を越えてきたことを感じさせる言葉でした。

そのメッセージを聞いた時、
私は、シェルターにいる彼女達はとても強く、尊い存在だと感じました。

彼女達は
凄惨な過去を抱えながらも
新たな人生を強く生きていこうとしています。

きっとこの先も乗り越えなくてはならないことが出てきます。

だから、
そんな彼女達が受け入れられる世の中になるように、
同じ被害に苦しむ人々が減るように、

性的被害や人身売買の現状を、苦しんでいる女性達や子供達がいるということを少しでも多くの人に知って欲しいです。

シェルター訪問の後、インドとネパールの国境を訪れたとき、
トラックが行き交う国境を眺めながらシェルターでの話を思い出しました。

ネパールでは年間6000~7000人が
インドへ売られる被害にあっている

今この瞬間にも、
人身売買によってインドに連れていかれる人達が、拐われる子供達がいるのかもしれない。

そんなことを思いながら、
ただそこに立っていることしかできない、自分のちっぽけさと無力さを感じていました。

そんな無力な私ですが、
この現状と椿プロジェクトを人に伝えることは出来ます。

椿プロジェクトは
彼女達にサリーをプレゼントし、TEEJという女性のお祭りで輝いてもらうプロジェクトです。

辛い経験をした彼女達だからこそ、美しい姿で、女性に生まれてよかったと感じてもらいたい。

ですが、
目的はそれだけではありません。

クラウドファンディングで椿プロジェクトを行うことで、
多くの人に性的被害や人身売買の現状を知ってもらう。

どんな課題も、
現状を知ってもらうことで意識が変わり、
問題の改善に向けて動く人が増えます。
そしてその変化が集まれば大きな力になります。
椿プロジェクトをきっかけに、
小さな変化だとしても人々の意識が変わるといいなと思います。

このプロジェクトが彼女達を勇気づけ、
こういった被害にあった人達が生きやすい世の中を作ることや、
こういった被害を減らすことに、
いつか繋がると信じています。


そして、
これは私の決意ですが、

性的被害や人身売買の現状を知ってもらうために強くなろうと思いました。

私は大学生の間ずっと、
学生団体でボランティアをしてきました。

ですが、家族や国際協力に関わりの無い友人には、自分がしている活動や想いをあまり話さないでいました。

理由は、親しい人から批判されることが怖かったからです。

ですが、今回の「椿プロジェクト」で
知って欲しいと心から思いました。

シェルター職員のアニサさんは
「何かを成し遂げるためには強くならなくてはならない」
とおっしゃいました。

私は、彼女達のことを知ってもらうために強くなろうと思います。

☟椿プロジェクトへのご支援、ご協力よろしくお願いします。



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