
幸せになる仕事の選び方
仕事の選び方に悩んでいる人は多い。
就職する前の学生はもちろん、就職した後で悩む社会人も多くいます。
これだけ日本に仕事の選び方に悩む人が多いのは、社会や学校の制度や常識の問題、やりたいこと=幸せと勘違いしている人が多いからですね。
これらに捉われている限り、なかなか自分に合った幸せな仕事を選ぶことはできません。
まずはここからぶち壊していきましょう!
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【こんなことが書かれています】
・まずは知っておきたい仕事の大まかなタイプ
・4つのタイプに分けることができる
・それぞれのタイプを詳しく解説
・3と4のタイプでは幸せを感じづらい
・ベストは1だが・・・。
・2のタイプでも意外と幸せになれる
・人間の欲求を詳しく分析
・『誰にでも何かしらの才能がある』は嘘ではない
・特別じゃないと思っているものでも実は重要
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幸せになる仕事の選び方を解説する前に、まずは大まかなタイプを紹介します。
仕事は4つのタイプに分けることができます。
1.才能があって好きな仕事
2.才能はあるけど好きじゃない仕事
3.才能はないけど好きな仕事
4.才能がなくて好きでもない仕事
日本人の多くが3か4を選んでいます。
だからこそ、幸せを感じられない人が多いのです。
どういうことか?
それぞれのタイプについて詳しく解説しています。
才能があって好きな仕事
1は解説するまでもありませんね。
サッカー好きな少年がそのままサッカー選手になるようなパターンです。
誰もが憧れる王道な幸せな仕事の選び方ですね。
しかし、このパターンが可能なのは一部の天才だけ。
そして、ほとんどの人は天才ではないのですから。
あなたがこの記事を読んでいるということは、その時点でこのパターンではないということ。
才能があって好きな仕事をしている人がこの記事を読みませんからね。
新たな才能に気付いたり、世の中の仕組みが大きく変わらない限り、1のパターンは不可能。
早々にあきらめて2の方法を模索しましょう。
才能がなくて好きでもない仕事
このパターンも解説不要ですね。
好きでもないし才能もないと、ないないづくしでこれで幸せを感じろという方が無理なもの。
ただ、実はこのパターンをやっちゃっている人がけっこう多い。
これは学校や社会の制度、常識が原因ですね。
良い学校に入って良い会社に入れば幸せ
まだこんな幻想が社会に蔓延しているからです。
そして、これをそのまま実行してみたら全然楽しかった!なんていう人が多い。
それもそのはず、人の適性は千差万別なのに、こんな画一的なやり方で誰もが幸せな仕事に就けるはずがありません。
根本的な問題として、働ている日本の社会人の約9割は会社員(派遣や契約も含む)
つまり、大まかに仕事を分けるとほぼ会社員の一択なのです。
そして、科学的なある実験から会社員向きと自営業者向きの人はほぼ半々という意見も出ています。
不満が出るのも当たり前です。
好きだけど才能がない仕事
このパターンを選んでいる人も多いですね。
分かりやすく言うと、売れない芸人やミュージシャンなんかが分かりやすいかなと。
好きで始めたので最初は楽しいですが、結果が出ないのでどんどん不満が溜まっていきます。
僕も声優や芸人で同じ環境にいたのでよく分かります。
会社員でこの状態ならまだ給料はもらえますが、芸人や声優ではお金も入ってこないのでたまったものではありません。
その一方、1や2のタイプはどんどん結果を出していきます。
あなたが苦戦していることも才能がある人は簡単にこなしていきますから。
そして、どんな仕事にも才能がある人はいて、その人達がまたその実力を争っています。
そんな中、才能が無い人が挑んで結果なんて出るわけがありません。
いつしか、嫉妬や諦めが入って、長くダラダラ続けているだけという人も多いのですよね。
この状態でも幸せを感じられるのは、結果が出なくても満足できるといった別の才能が必要となります。
才能はあるけど好きじゃない仕事
1以外で幸せになりたいのならこの2を選びましょう!
才能があっても好きな仕事じゃないのなら幸せを感じられないのでは?
そう思う人も多いでしょうが実はそんなことはありません。
なぜなら、才能があるから結果が出せます。
結果を出せば、周りが褒めたり評価してくれます。
これが思った以上に欲求を満たします。
なぜなら、他者から認められたり・尊敬されることは、マズローの欲求の中でも高次元の尊厳欲求(承認欲求)を満たすから。
好きな仕事でなくても、それで上司や同僚が褒めてくれたり、異性がチヤホヤしてくれても、あなたはそれでも楽しくないと言えますか?
4はもちろん、3の状態を続けるよりもよっぽど幸せを感じられます。
簡単にマズローの欲求を解説すると、
・第一階層 生理的欲求(本能的な欲求)
・第二階層 安全欲求(危機回避や健康など)
・第三階層 社会的欲求(集団に属したり友達が欲しいなど)
・第四階層 尊厳欲求(人から認められたい・尊敬されたいなど)
・第五階層 自己実現欲求(自分の才能を引き出し創造的な活動がしたいなど)
・第六階層 自己超越(見返りを求めずエゴや自我もない状態で使命に没頭している状態)
一~三が低次の欲求、四と五が高次の欲求。
六に関しては、このレベルに達している人は全人口の2%程度。
聖人レベルの人ことですね(ガンジーなど)
なので、ここに関しては一般的にはあまり関係ありません。
多くの人が自分が好きなことを仕事にしたがるのは、一般的に一番上の自己実現欲求を求めるから。
が、これを満たすことが出来るのは才能と好きなことが一致した一部の人のみです。
たとえ好きな仕事を選んでも才能がなければ、低次の欲求止まりで尊厳欲求が満たされない。
結果、才能はあるけど好きな仕事の方が幸せを感じやすいわけです。
『誰にでも何かしらの才能がある』は嘘ではない
2が良いと言っても、自分には何も才能がない!
そう思っているあなた!それは才能を狭く考えすぎです。
才能というと、スポーツが出来る・勉強が出来る・歌がうまいなどを思い浮かべがちですが、実は普段の何気ない行動にも才能は潜んでいます。
例えば、僕は家にいることが好きです。
1日上家にても平気ですし、今の仕事を始めてからは8年間ほぼ家にいます。
それが才能か?と思うかもしれませんが、こういった自分にとって普通なことでも出来ない人は多くいます。
特に女性なんかは1日中部屋に籠っていたらおかしくなる!なんていう人もいるぐらいですから。
つまり、僕はこういった人よりも家にいる才能があるのです。
これとは逆に家にじっとしておれず、用が無くても1日中外に出掛ける・頻繁に旅行に行くというのも才能です。
僕みたいなタイプから絶対に無理ですから。
僕じゃなくても、用もないのに1日中外にいたり・頻繁に旅行に行くのはシンドイという人も多いでしょう。
つまり、こういった人は出掛ける才能があるのです。
それがどうしたっ!?そんな才能で仕事は出来ないだろうっ!と考えた人は短絡的すぎます。
こういった行動の才能を活かした仕事を選べばいいのですから。
僕の場合、家にいるのが好きだから今の家で出来る仕事を選びました。
正直、こうやって文章を書くこと自体は別に好きではないのですが、行動の部分では好きなのと、成果が出ているので幸せに仕事をしています。
行動の才能ベースで選ぶと、2の状態で出来る仕事が非常に多くなるのですよね。
体を動かすのが得意なら肉体労働をすればいいし、喋るのが得意ならサービス業を行えばいい。
この行動の才能ベースで仕事を選ぶだけでも、幸せの感じ方はかなり変わってきます。
『誰にでも何かしらの才能がある』
否定派のあなたもこれならこの言葉を信じられませんか?
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