警視庁の変人、杉下右京が大活躍!長寿ドラマ「相棒」あらすじと感想

ドラマ「相棒」といえば、見た事はない方でも名前はご存知なのではないでしょうか。
相棒シリーズ、実は最初のドラマ放映から今年で20年目に突入しているのです。
長い年月を経ても、未だ根強いファンに愛されるこの長寿ドラマについてご説明していこうと思います。

「相棒」あらすじ


もともとは優秀でキャリア組でしたが、ある事件をきっかけに警視庁の窓際部署・人材の墓場とも言われる「特命係」に移動させられた杉下右京がその超人的な洞察力・推理力で自らの部下である「相棒」と共に、様々な難事件を解決していく刑事ドラマです。
現在シリーズ18作目まで続き、相棒は4代目まで代替わりしています。

「相棒」感想


相棒の魅力は毎話起こった事件を解決へ導くまでの経過はもちろんのこと、現在4代目まで代替わりした部下の一人ひとりの性格と杉下右京の性格・考え方との一致や相違にあります。
私の一番のおすすめ相棒は、相棒2代目の及川光博さん演じる神戸尊です。神戸尊の最終回では、神戸の守りたい「真実」と右京の信じる「正義」とがぶつかり、神戸は去っていくこととなります。実に切ない回であり、悪とは何か、法の正義は本当に正義なのか、深く考えさせられる話となっているので、ぜひ一度見ていただきたいです。
社会的な問題や官僚・政治家の陰謀、警察組織との摩擦等、相棒と杉下右京の考えの違いに関して自分はどう思うか・自分ならどうするかを考えるのも、このドラマの楽しみ方の一つです。

また「相棒」では相棒以外にも個性の強いキャラクターが数多く登場します。その中でも私の一番のおすすめのキャラクターは原田龍二演じる陣川公平です。
刑事に憧れる警視庁の経理担当としてはじめ登場した陣川ですが、シーズン3から現シーズンまで出てくる、惚れっぽい男です。
毎回出てくるたびに惚れる美女は全員犯人という、憎めないキャラです。
そんな陣川の話ででファンの涙必須なのが、シーズン14第12話「陣川という名の犬」。初めて両思いとなった女性を殺害されてしまった話です。この事件の犯人を逮捕したことにより、陣川はずっと憧れていた刑事へとなりますが、陣川をはじめのシーズンから見てきたファンとしては、やりきれない気持ちになりました。ファンをキャラクターに感情移入させてしまうところも、相棒の魅力ですね。

オープニングソングが毎シーズンアレンジされている点もファンを飽きさせないポイントのひとつです。及川光博さん演じる神戸亨シリーズの時はどこかオトナな雰囲気の漂うセクシーなイメージ・成宮寛貴さん演じる甲斐享シリーズでは若々しさや危うさを表現されたようなイメージ・反町隆史さん演じる冠城亘シリーズでは力強いダンディーなイメージのオープニングソングとなっています。

まとめ


最初の放映から20年経った「相棒」。杉下右京というキャラクターには20年間ファンを釘付けにし続ける魅力が間違いなくあります。
相棒シリーズが好きな年代は50代以上が多いと思うですが、若い人にもぜひ一度「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」からぜひ一度全シリーズ見ていただきたいと思います。


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