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イキっていたらルガディンにされた話

絶バハ攻略はとても気の合う人同士での固定でした。
みんなフレに紹介されてという感じだったのですが腕もみんなよく、一ヶ月、あっという間に最終フェーズへと到達しました。
「あと一息!気合い入れるぞー!」
クリアが目前と迫る中年甲斐もなくはしゃいでいました。
さて、絶バハにはある名言があります。
エクサ踏んでない奴が偉いのかよ、です。
緊張していると正常な判断ができず、簡単なことでミスしてしまう。
こんな簡単なギミックなのに固定崩壊させかねない恐ろしい力を持っています。
みんな笑いながらも緊張しながらエクサを避けていきます。
漆黒に入りかなり緩くなったもののそれでもアホみたいに痛い頭割りのアクモーンで何度かワイプしつつもなんと誰もエクサ踏まずにクリア!
「いやーさいっこうのパーティだわ!gg」
とかみんなで喜びながらSSを撮ったり周回の予定を立てたりしていました。
そんな時です。
「なあ、エクサあんま難しくなかったよな」
と忍者。
「確かに!余裕でしょあんなの!」
クリアした途端イキリはじめるメンバーたち。
「じゃあさ、踏んだやつハゲルガに幻想な!」
私も調子乗ってクソみたいな提案をしてしまいました。
周回は5回、ハゲルガデスマッチの開催です。
消化日1日目に踏んだのは忍者でした。
「回線のせいだから!ラグっただけだから!」
回線もクソもありません。
ハゲルガになってもらいます。
かわいい服を着せていたメスッテがなんということでしょう。
禿げたおっさんに早変わり。

2日目は誰も踏みませんでした。
無理もありません。
かわいいメスッテがハゲルガに変わってしまうのですから初めての最終フェーズ並みの緊張感を持って臨みました。
1人ハゲルガが
「ふめふめふめふめふめふめふめふめ」
と大騒ぎしていましたがどうにか平常心を保つことができました。

3日目は気が抜けてしまい、白と侍が踏み抜きました。
「俺は侍の蘇生でパニックになっただけ」
はいハゲルガになってもらいます。
忍者はすごく嬉しそうでした。

4日目は暗黒、言い訳もせずに黙ってハゲルガに。

画面がどんどんみちみちになっていきます。
そして最終日。
「やっぱエクサ踏まない奴が偉いんだよ!」
私は最高にイキっていました。

1時間後、私のアウラはハゲルガになっていました。
これでパーティの内6名がハゲルガとなりました。
ナイトは元からハゲルガでした。
こうしてハゲルガデスマッチは幕を下ろしました。

ちなみに言い出しっぺの私が幻想薬の往復分奢ったので一万くらい消し飛びました。
アホみたいなこと言った自分を殴りたいです。
お金なくなって自分だけ片道ハゲルガだし。

みんなも軽はずみな提案はやめようね!

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