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マッスル・オヴ・ドラゴン2020(筋トレ・鬼の初手・知性の筋肉)!

昨今の「筋トレ・ブーム」は結構なことだが「オナ禁」や「SEX」などと話をドッキングさせて展開し、低能で、目立ちたいだけの意味不明な「筋トレ教」な奴も出現して、多少キモくなってきているのも事実。そもそも、筋トレなんてシンプルなんだから「テストステなんとかの分泌ガー!」と偉そうに語るなといいたい(笑)。

ここ数十年のアスリート研究による定説では、筋トレしすぎると体内に乳酸が蓄積され、酸性化によって早死にしやすいことが分かっている。つまり、筋トレ信者になり、筋トレばかりしていてもダメなのだ。また、筋トレは心機能へのダメージも大きい。心臓の機能について、生物学者で東京工業大学の本川達雄教授は次のような見解を述べている。

「息を一回吸って吐くあいだに、心鼓動は4回打。哺乳類なら、どの動物でも、一生のあいだに心臓は約15億~20億回打。ゾウの寿命は70年、ネズミの寿命は2、3年ですが、その回数は変わらない。その回数をヒトに当てはめると、せいぜい40年で15億回に達してしまう。」

この言及は非常に示唆に富む。無理して(心鼓動を上げて)筋トレしすぎると「早死にしやすい」と暗に述べているのだ。筋肉モリモリの大横綱・千代の富士が61歳での早死がシンボリっくに扱われだした。「たったサンプル1つじゃないか!」という視点は早計。1998年に出版された『スポーツと寿命』(大沢清二 )では「ほぼ予言書」のようになっているのである。

それでは一体、どのような筋トレを行っていけば「ちょうど良い」のか?

本記事では「鬼の初手・知性の筋肉」と題して考察を述べるとともに、具体的な「ターゲット筋」を紹介し、そのトレーニング法を紹介する。

「ちょうど良い筋肉量と筋トレの知識」を身に付け、快適な「筋トレ・ライフ」を送っていただければ幸いである。

それではいこう。

まず、下記スポーツごとの「一撃必殺の表」をみてくれ。

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