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249DAY -無理しないことについて‐

 コロナが流行る遥か前、自分は中学受験に向けて塾に通い詰め、今となっては本当に意味があったのか分からないような勉強を只淡々と進めていた。家と塾が近かったこともあり塾の自習室を積極的に使い、自分はこれをやっていればいい、変なことはしなくていいと思いながら一日一日を使った。

 特に夏休みの期間の追い込みは尋常じゃなく、一日10時間、三日連続で授業を行うイベントにも参加したりした。朝5時に起きて午後7時に帰ることは普通だった(大分あいまいな記憶なので誤ってたら陳謝)。そして三日目が終わり帰宅し、その次の朝。自分は熱を出してしまった。

 
 サッカーの試合が終わり、その後にすぐ塾がある状況だった。試合は何とか勝ったもののとても疲れてしまい、普通なら家に帰って即寝たいところだが、塾を休んで準備してくれている先生を裏切りたくないという血迷った思考をしていた自分は、サッカーをおわった勢いそのまま塾へ行った。

 授業中は疲れを忘れ、自分を騙しつつ机に向かった。あの時は気持ちが見事に切り替わり、授業も思ったより集中できた。ランナーズハイという奴だろうか、とても調子がいいとすら思えた。そして家に帰り、一晩寝ると、朝に熱が出ていた。

 スマホは使い過ぎると熱くなる。人間も使い過ぎると熱くなる。車もガソリン切れがあるように人間もエネルギー切れがあります。つまり何が言いたいかというと、働き過ぎは良くないということです。「根性で乗り切れ!」「君が抜けると困るんだよ」だって?体は一つだけ、利益を生むのは健康な体です。今抜ける損失よりも体調崩して休まれる損失の方が大きいに決まっています。皆さん余裕ある人生設計をしましょう(と高校生のガキがre)


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