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農大生兼小説家の角伴飛龍のブログ。小説投稿はインスタかカクヨム→ https://ka…

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農大生兼小説家の角伴飛龍のブログ。小説投稿はインスタかカクヨム→ https://kakuyomu.jp/users/dragon-et   https://www.instagram.com/kadotomo_dra5n18/ 若人の戯言

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    2022年の沖縄旅行のブログをまとめました。写真多めなので、あなたも沖縄気分に浸ろう。

記事一覧

固定された記事

290DAY -大学生になりました-

 お久しぶりです。dragon-etです。この度、4月2日付けを持って大学に入学しました。  だいぶ報告が遅れました(遅れすぎ)。正直な話、大学の楽しさに酔いしれて創作…

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5日前
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289DAY -角伴飛龍です-

 えー1ヶ月間書いてなくてすみませんでした。というのも、色々考えることが多かったのです。  大学生という節目を迎えるにあたり、自分の身の回りはなるべく整頓する必…

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2か月前
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288DAY -国立西洋美術館キュビズム展 1 -

 上野駅公園口から徒歩1分未満。その情景は、今まで山手線の車窓から見えていた大都会と打って変わる。上野恩寵公園には、上野動物園、東京国立博物館、国立科学博物館、…

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3か月前
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287DAY -人生は随所随所の縁結び‐

 いつも奥多摩の珊瑚荘にて開催される行事に積極的に参加してくださっている小林さんから、彼の親友である佐藤さんのつてで某大学の研究室の掃除をしないかとお誘いがかか…

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3か月前
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286DAY -自分が高3までに読んだSF4選・後編-

 後編です。詳細は前編を参照してください。 ・月は無慈悲な夜の女王 ロバート・A・ハインライン作  アイザック・アシモフやアーサー・C・クラークと並び、SF界のビッ…

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4か月前
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285DAY -自分が高3までに読んだSF4選・前編‐

 SF小説と聞くと、どんなものを思い浮かべるだろうか。現在「デューン砂の惑星」の映画が注目されたり、某〇田〇司夫さんがSFについて語ったりしているので、もしかすると…

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4か月前
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284DAY -大学、無償化するってよ‐

 12月7日。岸田政権は「異次元の少子化対策」の一環として、「3人以上の子どもがいる多子世帯について、2025年度から、子どもの大学授業料などを無償化する方針」を固めた…

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4か月前
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283DAY -大学に行きます‐

 3か月間何をしていたんだ!という疑問をまずぶつけたくなると思います。それは単純。進路に集中したかったからです。ですが無事大学に合格しましたので、今日から活動再…

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4か月前
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282DAY -2023奥多摩見聞録 其の11-

 合宿も終盤にさしかかり、参加者にもどことなく疲れが見え始めている。  やるべきことは分かっていても、体がそれを拒否してきている。体が別の誘惑に誘導し、本来の目…

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8か月前
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281DAY -2023奥多摩見聞録 其の10-

 奥多摩合宿では同じような毎日が続くのではない。むしろ一年のうち最大八日間しかこの毎日を謳歌できないと言うことである。本来なら毎日いるべきである。  行うべき勉…

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8か月前
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明日に2本まとめて出します。

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8か月前
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280DAY -2023奥多摩見聞録 其の9-

 今日はとても晴れた。昨日の不安定な天気とは打って変わり、澄み切った青空が広がった。奥多摩合宿も早半分にさしかかり、とても時間の流れを感じずにはいられない。  …

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8か月前
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279DAY -2023奥多摩見聞録 其の8−

 朝五時、起床する。というよりしてしまう。体が奥多摩でどうするかを覚えているかのようだ。生活リズムが奥多摩モードに切り替わると、まるで僕に別の人格が宿っていて、…

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8か月前
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278DAY -2023奥多摩見聞録 其の7-

 起きると、既に外が明るくなっていることに気づいた。僕はハッとして時計を見ると、すぐさま飛び起きてリビングに向かった。  決して寝坊したわけではない。起きたのは6…

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8か月前
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記事の全体ビューが10000いってました。2年半続けてやっとです。(基準とか知らんけど)

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8か月前
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277DAY -農大オープンキャンパス行ってきた-

 東京農業大学は、1891年に榎本武揚によって設立された私立育英黌農業科に始まり、現在までに130年近い歴史を持つ私立大学である。今回は東京農業大学世田谷キャンパスの…

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8か月前
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固定された記事

290DAY -大学生になりました-

 お久しぶりです。dragon-etです。この度、4月2日付けを持って大学に入学しました。  だいぶ報告が遅れました(遅れすぎ)。正直な話、大学の楽しさに酔いしれて創作を怠っておりました。誠に陳謝です。  ですがこれからも作品の投稿を続けますし、大学では文芸部にも所属させていただいたので、それらでの活動と絡めつつ、より創作活動に邁進していきます。今後ともよろしくお願いします。  さて、これで話が終わっても多分非常に味気ないと思われるので、自分が大学に通って1週間ちょっと

289DAY -角伴飛龍です-

 えー1ヶ月間書いてなくてすみませんでした。というのも、色々考えることが多かったのです。  大学生という節目を迎えるにあたり、自分の身の回りはなるべく整頓する必要があります。それは現実でもそうですしネット世界においてもそうだと思います。  自分は今までdragon-etという名前でブログを書いてきました。それはこれからも続けるつもりです。ですが自分は小説家として活動するにあたり、ペンネームというものを「これ!」と定めていませんでした。  一応カクヨムの方は今まで「柳龍」

288DAY -国立西洋美術館キュビズム展 1 -

 上野駅公園口から徒歩1分未満。その情景は、今まで山手線の車窓から見えていた大都会と打って変わる。上野恩寵公園には、上野動物園、東京国立博物館、国立科学博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京芸術大学上野キャンパスなど、まさに文化の世界と言える空間が広がっていた。  その中でも国立西洋美術館では、国内では50年ぶりの規模となるキュビズム展が開かれている。  キュビズムは、20世紀初頭にパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックが創始し、その後多くの追随者を持っ

287DAY -人生は随所随所の縁結び‐

 いつも奥多摩の珊瑚荘にて開催される行事に積極的に参加してくださっている小林さんから、彼の親友である佐藤さんのつてで某大学の研究室の掃除をしないかとお誘いがかかった。結局大学側の都合がつかずに期日は持ち越しとなってしまったが、どうやらキャンパスの中を案内してくれたり、大学関係者との縁もつながるかもしれない可能性があるという。(大学関係者というが、普通に面識を持てるかもくらいだと思われる)  自分は推薦で既に大学進学が決まり、まさかその後に他大のキャンパスに足を踏み入れること

286DAY -自分が高3までに読んだSF4選・後編-

 後編です。詳細は前編を参照してください。 ・月は無慈悲な夜の女王 ロバート・A・ハインライン作  アイザック・アシモフやアーサー・C・クラークと並び、SF界のビッグスリーなどと称されることもしばしばあるハインラインの傑作に数えられる名著である「月は無慈悲な夜の女王」。 https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E3%81%AF%E7%84%A1%E6%85%88%E6%82%B2%E3%81%AA%E5%A4%9C%E3%81%AE%E5%

285DAY -自分が高3までに読んだSF4選・前編‐

 SF小説と聞くと、どんなものを思い浮かべるだろうか。現在「デューン砂の惑星」の映画が注目されたり、某〇田〇司夫さんがSFについて語ったりしているので、もしかすると、意外とSF小説が身近に感じられることも多いのではないかと思う。  かくいう自分も大のSF好きということで、今回は自分が今まで読んできたSF小説の中から、読んだ方がいい、おすすめできると思うものを厳選して四つ紹介したいと思う。  (この厳選は個人の意見です。そのため、「いや選ぶならこれだろ」というような他人の意

284DAY -大学、無償化するってよ‐

 12月7日。岸田政権は「異次元の少子化対策」の一環として、「3人以上の子どもがいる多子世帯について、2025年度から、子どもの大学授業料などを無償化する方針」を固めた。  また無償化に関して所得制限などは無く、入学金、また現在行われつつある所得量による授業料の減免や、返済不要の給付型奨学金の支援制度と合わせて方針をまとめていくようである。  まず個人的に言わせてもらうと、ありがとう岸田さんである。何故なら我が家には自分と弟と妹がいるので。  年の差こそあれど、この方針に

283DAY -大学に行きます‐

 3か月間何をしていたんだ!という疑問をまずぶつけたくなると思います。それは単純。進路に集中したかったからです。ですが無事大学に合格しましたので、今日から活動再開しようと思います。  とはいっても全く創作をしなかったわけでもなく、むしろ進路関係のこと以外は、ふと、「あんなストーリーがいいんじゃないか」とか考えてました。ですが長々と書くのも気が散ると考えたので、スマホのメモ欄とかに箇条書きでプロットをためていました。  何しろカクヨムにも5作品しか発表してないですから。

282DAY -2023奥多摩見聞録 其の11-

 合宿も終盤にさしかかり、参加者にもどことなく疲れが見え始めている。  やるべきことは分かっていても、体がそれを拒否してきている。体が別の誘惑に誘導し、本来の目的を逸らしてくる。だが、これは人間の生理的現象であり、当然生まれうる心理である。  例えそれが奥多摩であろうとも、古民家であろうとも、元来有するこの心理を誤魔化し切ることは出来ないだろう。どんな人間でもどこかで集中の結び目が解け、綻びる。そのために川遊びや間食の用意があるのだが、合宿最終日直前ともなると、それらでも

281DAY -2023奥多摩見聞録 其の10-

 奥多摩合宿では同じような毎日が続くのではない。むしろ一年のうち最大八日間しかこの毎日を謳歌できないと言うことである。本来なら毎日いるべきである。  行うべき勉強があるとしたら、それは是非とも心地よい環境で行うべきだ。それは当然のことである。そして奥多摩以上の環境で勉強するという体験を、自分はこの合宿以外に知らない。例えば自分でこうした自然に囲まれた勉強できる環境を見つけることができるなら別だが、今日においてその機会は著しく無くなっている。  だからこそ、この八日間という

明日に2本まとめて出します。

280DAY -2023奥多摩見聞録 其の9-

 今日はとても晴れた。昨日の不安定な天気とは打って変わり、澄み切った青空が広がった。奥多摩合宿も早半分にさしかかり、とても時間の流れを感じずにはいられない。   松永先生が昨日から泊まっており、古民家の雰囲気もどこか変わった。松永先生が1人加わるだけで、合宿はよりエキサイティングになる。先生のワードセンスが笑いを誘い、学びを深める。合宿がより色鮮やかに、高みに彩られる。  先生によって、奥多摩の環境によって、生徒たちは成長する。例えば、叱られたとしても、それは後々になって

279DAY -2023奥多摩見聞録 其の8−

 朝五時、起床する。というよりしてしまう。体が奥多摩でどうするかを覚えているかのようだ。生活リズムが奥多摩モードに切り替わると、まるで僕に別の人格が宿っていて、そいつが僕を叩き起こしているように感じる。  ウルトラマンを鳴らすと、参加者がのそのそと動き始める。集団生活ならではの光景だろう。まだ薄暗い古民家の中で、単なる床に寝そべっているだけの存在に命が吹き込まれる。  朝食を食べ、瞑想を済ますと、早速作業に取り掛かる。霧雨が降り、目の前の山肌を白雲がさすり、通り過ぎてゆく

278DAY -2023奥多摩見聞録 其の7-

 起きると、既に外が明るくなっていることに気づいた。僕はハッとして時計を見ると、すぐさま飛び起きてリビングに向かった。  決して寝坊したわけではない。起きたのは6時くらいだった。しかし僕は焦っていた。なぜなら、始発で奥多摩に向かおうと思っていたからだった。  何をそこまで焦るのか、と聞く諸兄は、自分が何を渇望しているのかを知らないから、そのような質問をする。自分は前期奥多摩合宿が終わってから2週間余り、本当に後期を待ち侘びていた。3日間というのはあまりにも短すぎる。それでは

記事の全体ビューが10000いってました。2年半続けてやっとです。(基準とか知らんけど)

277DAY -農大オープンキャンパス行ってきた-

 東京農業大学は、1891年に榎本武揚によって設立された私立育英黌農業科に始まり、現在までに130年近い歴史を持つ私立大学である。今回は東京農業大学世田谷キャンパスのオープンキャンパスを訪れた。  農大サイエンスポート内部の写真が転載可能か不明なので、文字のみで勘弁してもらいたい。  この建物のコンセプトが「地層」なのは、その名の通り一階から七階まで研究室が地層のように積み重なる様子から命名された。白を基調としたその内部は、まるでキャンバスに黒鉛筆で描かれたスケッチのよう