虚飾

半年ほど前から高校の友達と一緒に通話しながら「AmongUs」というゲームをよくプレイしています。🎮

簡単に言うと人狼ゲームみたいなものなのですが、このゲームやってると就活とかってこんな感じなのかなとか思っちゃいます。

まず人狼は市民が信じ込むような嘘をつかなければなりません。そして、議論する時は常に考えながらアドリブで全て対応しなければなりません。ある程度の演技も必要になる時もあります。

対面でやっているわけではありませんが、この「何食わぬ顔で嘘をつく」ことができる能力ってめちゃくちゃこれから役立つと思うんですよね。別に人を騙すような仕事がしたいとかいうわけではありませんけど。

就活というのは100%素で挑む学生なんてほぼいないですから、必然的に嘘をつく状況はやってきます。そうでなければ皆さん「第何志望ですか」と聞かれて、何回も「御社が第一志望です」なんて枕詞を述べることも無いわけですからね。この質問、本当になんのためにしているのかわかりませんが。

就活を意識して今の時点で一番変わったのは、社会人に対する見方だと思います。電車に乗っていて周りにいる社会人はみんな就活を乗り越えて来たのかと思うと素直に尊敬します。すごいです。

今の自分が何のために生きているのか考えることが少し増えました。
社会人になるために生きているのか？とか。
就職するために生きているのか？とか。

でも、結局人生にゴールなんてないんですよね。この間、ある社会人の方とお話する機会があったのですが、このようなことを仰っていました。

「仮に第一志望の会社や職種に落ちてしまったとしても全く落ち込む必要は無い。なぜなら、旅行で目的地に向かうための交通手段と同じで、ゴールに向かうルートは無数にあるから。」

当たり前と言えば当たり前ですが、僕は結構胸に刺さりました。ゴールを注視しすぎて視野を狭めてはいけないなと思いました。
そもそも人生にゴールなんてものはないから自分が正しいと思う方へ向かう。それが一番いい人生の歩み方かもしれません。

まぁでも、まずは目の前にある課題を全て潰さなければなりません。
はぁ…、突然現実に引き返されてしまった。

マイペースに頑張ってみようかな。