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玄界灘サイクリング1:小倉から宗像へ

ロードバイクで全都道府県制覇に向けて,福岡県をクリアした.新幹線で小倉まで輪行し,サイクリングに不要なキャリーバッグをホテルに預けて,小倉から宗像まで玄界灘の海岸沿いを走った.さらに,フェリーで大島に渡り,大島を一周した.まず,大島を除く,小倉駅から赤間駅までのサイクリングの記録.

小倉駅で,メーテルと鉄郎に挨拶してサイクリングを開始した.宗像へ向けて玄界灘の海岸線を走る.それにしても,何もしてないのに暑い.汗が滲み出てくる.さすが九州だ.一昨日の北海道とは違う.

小倉駅のメーテルと鉄郎
小倉城

小倉城を堀の外側から眺めて,若戸渡船の戸畑側乗り場を目指す.大島行きのフェリーが神湊港を13:50に出るので,13:30までには神湊港に到着したい.このため,のんびりと観光したりはせず,先を急ぐことを優先した.

若戸渡船の戸畑側乗り場
若戸大橋と若戸渡船

若戸大橋は北九州工業地帯の中央に位置する洞海湾にかかる橋だが,歩道はなく,自転車も通行できない.このため,若戸渡船で洞海湾を渡ることになる.片道5分で,15分ごとくらいに運航している.

若戸渡船で洞海湾を渡る

若戸渡船で洞海湾を渡り,絶景ポイントとして知られる遠見ヶ鼻を目指す.遠見ヶ鼻には妙見埼灯台がある.

遠見ヶ鼻
妙見埼灯台

遠見ヶ鼻を後にして,北九州(門司)・芦屋ルートをひた走る.暑いが,天気は良く,海岸線を走るのは気持ちいい.しばらく走ると,千畳敷が現れた.ここも絶景ポイントだ.

海岸沿いのサイクリングロード
千畳敷

快調に走っていたが,突然,通行止の看板が現れた.落石のため,この先,玄界灘・響灘サイクリングコースは通行止めだという.キツイって…

玄界灘・響灘サイクリングコース通行止

通行止の写真を撮って,気を取り直して,迂回して,宗像・直方ルートに復帰する.まさに絶景.まさに海岸線サイクリング.まさに快走ルート.とても気持ちよく走れた.

絶景の宗像・直方ルート

快走していたものの,気温は35度を越え,直射日光を浴びながらのサイクリングは過酷だ.熱中症になりかける.さらにエネルギー不足のようだ.それでもなんとか道の駅むねかたに辿り着いた.ここでスイーツタイム(昼食)にする.いちじく粒々スムージーと,宗像どらやきの金と銀を購入した.金は小豆粒あん,銀は白粒あんだ.

道の駅むねかたで,いちじく粒々スムージー,宗像どらやきの金と銀

道の駅むねかたまで来れば,もう少しで神湊港だ.なんとか13:30までに到着することができた.フェリーの乗船券を購入して,フェリーに乗り込む.

神湊港渡船ターミナル

この後,大島を一周するが,それについては別に記すことにして,神湊港に戻ってきたところから話を再開する.

大島港から神湊港にフェリーで戻り,走り出したところで激しい雷雨に襲撃された.雨の中,宗像大社辺津宮を目指す.

宗像大社は,日本神話に登場する日本最古の神社の一つで,天照大神の三女神を御祭神はとして,沖津宮,中津宮,辺津宮にそれぞれ祀っている.本土にある辺津宮の御祭神は市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)だ.

宗像大社 辺津宮

雨に降られたのは仕方ないとして,赤間駅でサイクリングを終えて輪行モードになったが,この大雨で鹿児島本線は運転見合わせ.しかも,復旧の目処たたず.これには参った.

鹿児島本線 赤間駅
鹿児島本線 運転見合せ 復旧の目処たたず

参ったが,ジタバタしても仕方がない.赤間駅に近い評判の良いお店を探して,自転車を担いだまま,魚屋三代目鯔背に向かう.店員さんはとても親切で,快く自転車を預かって下さり,運良く空いていたカウンター席に案内してもらった.ここで,飲む,食う.

よこやま 純米吟醸SILVER7

とりあえずの生ビールを飲んだ後,長崎隠岐の日本酒「よこやま 純米吟醸SILVER7」をいただいた.

最初の料理は刺身盛り合わせ.これも美味しかったが,さらに絶品だったのが,カマスの天麩羅だ.めちゃくちゃ美味しかった.身も美味しいが,頭から尾まで骨せんべいになっていて,これも美味しかった.

カマスの天麩羅

続いて,カマンベールの藁焼き.藁焼きってカツオだけじゃないのだな.蜂蜜たっぷりのカマンベール,クラッカー,ナッツ.とても美味しかった.

カマンベールの藁焼き

料理とお酒に大満足して店を出る頃には,ダイヤはめちゃくちゃだが,鹿児島本線は動き出していた.自転車を担いで駅ホームに行くと,ちょうど小倉方面に行く列車が来た.それに乗って小倉へ戻った.

小倉駅で,キャプテン・ハーロックに挨拶して,サイクリングと輪行を終了した.

小倉駅のキャプテン・ハーロック

走行距離 64.9km(大島一周15.3kmを除く).獲得標高 297m(大島一周352mを除く).

© 2024 Manabu KANO.


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