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情熱をぶつける対象を見つけることができた人の幸せ、映画「ブルーピリオド」

こんにちは、サカモトです。

しばらく書いてなかったのですが、久々にnote書こうと思います。ずいぶん間が空いた気がしますが


今回の話題は、先日映画「ブルーピリオド」観てきました、っていう話です。

観ていて思ったのですが、この作品は原作のマンガを読んで、好きになっていないと、とても理解できないぞということです。

だから、適当に映画館でふらっと観に行ったら失敗したと思うだろう作品です。そんな人いるのかというのもありますが。

それと、ブルーピリオドの世界観やっぱスキやわということと、この映画はその世界観を見事に表現したなということです。

うーん、ブルーピリオドはアニメにもなっていて、当然アニメも見ているんですが、今回実写映画となって、表現が生々しくなっていましたね。マンガとかアニメとかってやっぱり抽象化されているというか、余計なものが削ぎ落とされている感じがしました。

実写って難しいなと改めて感じた次第です。

えっと、そんなことはどうでもいいんです。ブルーピリオドの世界観の話です。世界観というより、テーマというべきかもしれません。

ブルーピリオドの主人公八虎は、高校生なのですが、早慶上智は受かるでしょうというような成績です。それでいて、悪友というか、あんまり柄の良くない友達と徹夜明けで遊びに付き合いながらのその成績です。

何というか、要領が良いというか、地頭がいいというか、多くの人が羨ましがるような才能の持ち主なんです。しかし、本人は毎日が不完全燃焼というか、欲求不満を抱えてました。

そんな時にある一枚の絵を描いて、みんなから評価されたのを受けて、気持ちいい、これからは絵を描いていきたいと思うわけです。

そして、絵にのめり込み、情熱を注ぐわけです。そして、最難関の東京芸術大学を目指していくという、、、そんな話です。


ブルーピリオドの主人公は絵という情熱を注ぐものが見つけられて幸せだなと感じながら見てました。自分にはこんなふうに情熱をぶつける対象を見つけることができなかった悔しさというか羨ましさを感じますね。

ブルーピリオドに惹かれる理由は、情熱をぶつける対象が見つけられた人に対する悔しさとか羨ましさなんだと気付かされました。

この映画は細かい点では色々と不満点はあるものの、主人公が絵に情熱を注ぐシーンは見事に描き出していました。だから、十分満足です。他人にこの映画を勧められるかというと、微妙ですけどね。


情熱をぶつける対象を見つけられた人は幸せですね。今からでも見つけたいな、そんなことを考えました。


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