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もしかして、彼女に結婚を待たせてる?【同棲から結婚】

もしかして、彼女に結婚を待たせてる?

私は28歳から彼女(今の妻)と同棲を2年間した後に、入籍しました。

・同棲生活中に「結婚をする」タイミングがなかなか掴めなかったこと
・結婚に対する漠然とした「不安」に悩んだこと

上記2点についてを文章にまとめてみます。


1.同棲したからといって自動的に結婚できるとは限らない

特に20代後半、30代の同棲カップルは、同棲後の「結婚」を意識するかもしれません。同棲するときに『結婚前提で同棲したい』だなんて(重く感じられたら嫌だし)なかなか言えないですよね。とは言え、同棲してから数年経っても、結婚の話が全く出なくて焦っているという人もいます。

私たちも同棲生活が1年終わったあたりから、アイさん(彼女)が結婚を急かすアピールをしてきました。当時、わたしは多少ストレスを感じたものです。なぜなら、「コロナ禍で親挨拶ができない」「周りの友達の半数以上は独身」、「仕事や遊びもまだまだ楽しく時間をかけたい」「漠然とした不安」があったためです。だけど、アイさんがわたしに「結婚したいと思っている意思」を伝えてくれなかったら今も結婚していなかったと思います。伝えてもらってはじめて結婚のメリットや結婚に足りない箇所を見つめ始めました。同棲生活はそれなりに上手くいっていて...現状維持は楽ですし。

▶︎「結婚したいという意思」は伝えてもらった方が結果的に良かったです

2.婚活から同棲を始めた場合、期限を決めてしまうのもアリ

婚活から同棲を始めたカップルの場合、同棲に対して、前向きなルールや期限を決めることも良いでしょう。例えば、「同棲は半年間、問題がなければ入籍」などです。こういった同棲カップルを後押しするサービスも生まれていて、「おためし同棲物件」は短期間お部屋(おしゃれ)を借りることができ、家具家電も主要なものは揃っています。マンスリーマンションなどで共に過ごしてみるのも良いでしょう。とにかく住んでみないと、分からないことは多いのが「同棲」です。家事、食事、生活スタイルの相性が合うとラッキーですね。

3.結婚をしないという同棲カップルの話

今の時代、結婚するかしないかは、人それぞれ選択の自由という思いのもと、同棲と結婚について考えていました。あえて、「結婚をしないで」同棲を続けるという選択もメリットがありそうです。具体的に

「相手の親の面倒を見なくて済む」「嫁姑関係などがない」「相続に巻き込まれないで済む」など

親族間の関係において、ドライでいることができます。

結婚する実務的なメリットも実はそこまで多くはないのかなと感じます。一昔前は税制の面で「扶養」という概念を使って、専業主婦になる人に対して大きなメリットがありました。しかし、現実は私たちもそうですが「共働き世帯」が主流です。この税制面での優遇はありません。さらに所得制限により児童手当や遺族年金がなくなってしまうことがあります。

結婚制度はかつてと比べて、実務的なメリットが少ないため、合理的に考えて結婚はしないという人がいても何らおかしくはないです。

4.同棲していて「結婚したい」と思う瞬間

わたしは同棲中に「結婚したい」と思った時は「この人でないとずっと一緒にいたくない」とか「ずっと一緒にいられるならこの人がいい」と思う時でした。最近は簡単に別れることができる雰囲気もあって、この「絶対的な愛」みたいなものは軽視されがちです。ですが実際、入籍してみて「何があってもこの人を裏切らない、味方でいる」と思えるのが、結婚することなのかな...と感じたりします。

あと、おまけながら「既婚者」であるというだけで、社会からの見方が変わるのは事実です。「しっかりしている」「誰かに選ばれた人」みたいな視線を感じます。世間体ですね。(わたしはどうでもいいと思いますが)

5.同棲から結婚に踏み切るタイミング

同棲から結婚に踏み切るタイミングは人それぞれだと思いますが、よくあるタイミングは「記念日や誕生日」「入籍日を決めていた」「仕事の区切り」「親の後押し」などです。結婚の前に「プロポーズ」もあります。私たちはレストランで行いましたが、タイミングや場所など、ふたりの色が出ます。【同棲→プロポーズ→親挨拶→結婚】このような流れでしょうか。プロポーズのタイミングが悩ましい!という男性はわたしを含めて多いと感じています。

6.私たちが思う結婚のメリットとデメリット

<メリット>

「同棲より強固な安心感」「友達や親に言えない特別なことを相談するできる相手」「相続や親族間の繋がり」「貞操の義務」「扶養制度による税制優遇」「世間体」「相続権」「子供」

<デメリット>

「行動、お金、時間的な自由」「親族付き合いにお金がかかる(介護)」「家事、経済的な隷属」「離婚時の相続」「子育て費用」「嫁姑問題」

人によってメリットデメリットは逆転するかもしれません。

メリットでもデメリットでもない問題も多々発生しました。例えば、新婚旅行がコロナ禍でできなかったり、親同士の挨拶がコロナ禍でできなかったり、それぞれの親からのご祝儀の金額が異なっていたり...。


結局、わたしは、同棲生活を2年間過ごし、プロポーズをして、入籍しました。今「結婚して良かった」と思っています。(生活は以前とほとんど変わらず、毎日が楽しいです)

結婚には自由がないとよく言うけれど、限られた自由を最大限うまく使って遊んだり、趣味をしたりすることも自分の性に合っていました。。今、同棲がうまくいっているのであれば、どこかのタイミングで結婚に一歩踏み出すこともいいかもしれません。結婚に対する「責任」や「不安」って漠然としたものなので、あなたにとっての結婚のメリット、デメリットを理解しながら、結婚のデメリットをひとつずつ潰していけば「責任の重さ」とか「漠然とした不安」みたいなものは小さくなっていきます。

今回は

・同棲生活中に「結婚をする」タイミングがなかなか掴めなかったこと

・結婚に対する漠然とした「不安」に悩んだこと

についてまとめました。誰かの参考になれば幸いです。

わたしはインスタグラムで同棲生活に関する情報を発信しています。良かったらぜひ見にきてください。

読んでいただきありがとうございました。

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