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52 - インド、国旗と画家の苦労

52(*51はこちら
 
メモ:JC一人語り(日本とインド/ウォール街金融パニック)

Chantrapas(シャントラパ/以下”C”): もう一度「JC一人語り」。

Johnny Cash(ジョニー・キャッシュ/以下”JC”): 日本とインド?

C: くれてたメッセージにあったね。読むね。

日本はインドともうまく行かない道を歩んでる。。
ドル高の原因が分からないほど、彼等は鈍くないぞ…
(JCからのメッセージとリンク 2022/5/10)
インド中銀がルピー防衛、外為市場に全面介入―関係者|Bloomberg

ウォール街金融はパニック起こしてるのに、コレはおかしいと思わんのだろうか。。
今んとこ誰も気にかけてなさそうだな…
(JCからのメッセージとリンク 2022/5/10)
米5年債利回り上昇、2008年9月依頼の高水準―4月米CPIに注目|Bloomberg

C: 「……なさそうだな。」この二つね。

JC: ふん。インドが……アメリカ的なね、アメリカナイズされてた国なんだよ、実はね。

C: イギリスじゃなくて?

JC: イギリス経由アメリカ。イギリスが直接、というのは元々あったわけだからマズいよね。だからアメリカが「管理する」というか、

C: うん。

JC: そういうのがあって。例えばインドってカーストがあるから親の仕事を継ぐのが当たり前で、それは職業カーストで、差別ではない。その仕事が複数人必要な仕事であれば家族で経営することになるんだけど、人数から「外れる」子達というのが何をするかというと、みんな「IT」。コンピューター関係に行ったんだよね。数字得意でしょう?

C: うん。

JC: シリコンバレーの中心がインドになった。言わばシリコンバレーに「囲い込む」ことによって、アメリカのIT産業というのが急速に伸びた。あれはインドの余剰生産によって生まれてきたところがある。

C: 面白い見立て。

JC: 言ってみれば、彼等のエネルギーがビッグテックとかに搾取されていた。これから先どうなるか分からないけど、そこが弱体化していくと……彼等はそれを本国に持ち帰るなり、次は中国なりロシアなり「BRICSで繋がっている所」に持って行くよね。明らかにそうなる。

C: うん。

JC: そうなった時のインドってやばくない? というのがこの間思ったこと。農業だけじゃない。産業的にも。インドがロシアに制裁「しない」と言った瞬間に、そこの地図が大きく変わった。

C: うん。

JC: という部分があるなぁと……面白い事が起こるんじゃないかな。

C: 岸田さんの5兆円は効く? はははは。

JC: ……。

C: 無駄金?

JC: 「何言ってるの?」と思ったと思うけどね。インドからすればね。「まだあると思ってるの?」という感じじゃないの。ははは。

C: はした金? 大金だよ。

JC: 今はね。いきなり5兆円渡したわけじゃないから。その後目減りしていく。だから「ヤバい」っていう、あまりにもナンセンスと思われたくない、というのは政治家としてはあるでしょう。

C: うぅん。

JC: だからインド。「中国・ロシアに直接は無理だからインド」っていう外交でしかないなと自分は思ったけどね。インドからしたらちゃんちゃらおかしい。「は?」という感じでしょう。

C: もう一つのメッセージも解説お願いします。

JC: ウォール街は……パニクってるよね。半導体とか先進科学と言われてる物の価格がちょっと持ち直したみたいだけど。株価落ちてるね。ドルのキープ……難しいと思うよ。はははは。誰やねん。

C: 誰やねんで言うと、バイデン最近誰やねんすぎない?

JC: もういいんじゃない?

C: あんなのあり?

JC: 平気になってきた。

C: 平気だね。いいのあれ?

JC: もう交代なんじゃないの。

C: 「誰?」みたいな時が多すぎて。

JC: うんうん。こないだガバガバな写真あった。ははは。

C: 耳のとこに取っ手?

JC: うん。

C: はははは……。

JC: 前から言ってるけど、どうやったって合法的に政権交代をする必要がある。ロシアのペースからすると遅いし、中国なんてたまったもんじゃないと思うけどね。ただここは凄く重要。あくまでも正式なものとしてじゃないと単純な分裂で終わってしまう、という普通の危機感。

C: うぅん。ちょっとズルして、このメモ。

メモ:ブラザー

C: 「ブラザー」……ネット広告が出て来るでしょう。

JC: うん。

C: ほっそい、バナーみたいなのとか。「いい加減にしないと……」と思ったんだけど、これね。

JC: うん。

C: “World peace!” とかじゃなくね、ただ目に付くからこの配色。 

JC: ほんとだね。やばいね。

C: どの視点からしてもこれ駄目でしょう。こういう色使いが増えてきた。

JC: 結構やってるんだろうね。

C: 元からある組み合わせではあるけど。そこここで。

JC: 本当に絵が描きにくい。はははは。

C: だろうね。

JC: どこかの議員がみんなマスクをウクライナ色にしてたからね。見るのもうんざりしたけど。

C: それは偽善でしょう? 偽善というか、パフォーマンス、人気取りというか。そのどれか。
 
JC: うぅん。
 
C: 単純に目に付くからという、見せかけの心すらない商業利用が増えてきてる。

JC: ただ目を引かせる。そうかもね。

C: ウクライナかわいそうとかもない。何もない。

JC: で、ブラザーを名乗る。はははははは!

C: 感じ悪い……ウィル・スミスの話からさらに一段下がっちゃった。

JC: あぁ。

C: 絵のスランプは過ぎた?

JC: スランプまではいかないけど……内的スランプ、表には出てこない。描ける。「そう見えたらまずいなぁ」というだけ。

C: 青と黄のメッセージ性が。

JC: うぅん……でも青と黄色なんて使うよ? ははははは。

C: 使う。

JC: 面白い事だけどね。そういう時期って今後無い。絵を描く時に国旗の影響を受けるなんて、戦争中ぐらいでしょう。

C: そうかもね。

JC: 気にせず描いて、出さなきゃいいだけなんだけどね。どうしても緑が好きだから、自然の中から得ている発想が多いから、分解すると黄色と青になるのよね。

C: うん。

JC: クソ迷惑ですよ。はははは!

C: わざわざ乗っかっていく奴もいれば。

JC: 全く逆。そういう奴のせいで苦労してる画家がいるということを分かれよ、と。

C: どうぞ。(メモを出す)

JC: (さっと選ぶ)

C: 「今日の哲学」だね。

メモ:今日の哲学

つづく


2022年5月12日 doubles studioにて録音

ダブルス・ストゥディオ
Johnny Cash (thinker/artist) & Chantrapas (designer/curator)

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