
コーチングご依頼の流れ
こんにちは。
お仕事依頼のページをご覧いただきありがとうございます。
今日は、コーチングのお申し込みをお考えの方に向けて、「お問い合わせをいただいてから、ご契約、初回セッション実施までの流れ」をご説明します。
興味本位の体験セッションや、そもそも行動をしたいという意志をお持ちでない方とのオリエンテーションは、お互いにとって良い時間とはなりません。
形式だけを重視した手続きは手数が増え、相手の時間を奪うことにもなりますので、この流れの中にあるものは全て、私が、行う理由があると考えているものです。
コーチング受けたいな、とお考えの方はご参考にしてください。
また、オリエンテーションをご希望の方は、この記事を最後までお読みいただいてからご連絡くださいますようお願いいたします。
1、メールにてオリエンテーションをご予約いただきます
ご自身にコーチングが必要と判断され、申し込みをしたい方にはまず、メールでご連絡をいただいています。
ご連絡先: chieoikawa5@gmail.com
◎タイトルを「コーチングオリエンテーション希望」としていただきます。
◎オリエンテーションの日程を第3希望まで、お知らせください。
(調整可能時間帯:平日9時-21時 / 土日祝 15時-21時)
メールで確認しておきたいことは、このときにお問合せいただいてかまいません☺︎
2、 オリエンテーション実施(対面 / オンライン)
オリエンテーションの目的
◎お互いを知り、信頼関係を築くベースをつくる
◎コーチングのルール・実施方法について合意する
◎お互いがコーチ・クライアントで良いのかを確認する
オリエンテーションは対面、オンライン問わず60分で行います。
こちらは無料です。
(対面の場合はお会いする場所までの往復交通費を別途お支払いください)
コーチはコーチングについて十分な知識がありますが、依頼者(クライアント)はそうではない場合があります。
もし知識があったとしても「コーチの考えるコーチング」と同じかどうかは、わかりません。
殆どの場合、大小はありますが、どこかしらに認識齟齬があります。
これを解消しないでスタートし、のちに様々な問題が起こるのを防ぐために、オリエンテーションを行います。
オリエンテーションの目的をひとつずつ詳しくみていきます。
◎お互いを知り、信頼関係を築くベースをつくる
これは、「信頼でき、かつ親密な関係」という言葉で説明されることもありますが、言葉の意味を問うと相手を信じて頼ることができる、何でも話すことのできる関係、と言えます。
コーチングは、クライアントが「相手(コーチ)を気にせずに何でも話すことができて初めて、自らの思考に集中すること」ができます。
コーチに忖度したり、コーチの前でいいクライアントを演じる必要がないことを理解してもらうため、関係性をしっかり築くことが必要になります。いわば
スキル<関係性
コーチングという手法を使うには、前提として関係性が必要なのです。
◎コーチングのルール・実施方法について合意する
ここで、コーチングとはどういうものなのか、という認識を合わせ、成果を出すためのポイント、そのために必要な心構えやルールをお伝えします。
事前に資料をPDFで送らせてもらい、オリエンテーションで読み合わせをします。
一方的に「読んでおいてください」としないのは、のちの理解の齟齬を防ぐためと、コーチングのもつ《双方向性》という特性のためです。
ルールや結果を出すポイントとして、クライアントが認知しておかなければ
いけないこととは、例えば、以下のようなことです。
・自分自身のゴールに向けて、全力を尽くす
・失敗は最大の学習として、恐れず挑戦する
・計画と実行のギャップを検証し、次の課題を常に意識する
・コーチングの前には振り返りの時間をとり、経験・体験を整理する
・何をテーマにコーチングを受けるか考えておく
・自分に正直になる
・変化を受け入れる
・自分の感情や概念や思い込みに目を向けて自分を客観的に知る
・コーチに対して感じていることや要望は率直に話す
・小さな成果を尊ぶ
・時間は有限だと知る
・すべては自分が選択した結果だと受け止める
・コーチは守秘義務を守る
・約束は守る
・時間を守る
・約束の変更は口頭で1日前までに連絡する
・お互いの人格と個性を尊重する
・お互いの関わり方に対して、恐れずフィードバックを取り交わす
・お互いの目的を常に意識した行動を優先する
・お互いが使う言葉の意味を共有する(アセスメントシート)
読み合わせる中で疑問や質問があれば、その場で解消して進めていきます。この時点での双方の不安や疑問をすべて潰していくことで、セッションのイメージが明確になり、スムースにスタートを切ることができます。
コーチングへのルールを合意できたら、
◎お互いがコーチ・クライアントで良いのかを確認する
コーチングについて理解し、自分に必要だという判断になったとき、世にはたくさんのコーチがいます。クライアントも然りですが
お互いに「この人がコーチであれば、安心して話をすることができそう、ゴールに到達できそう」「この人にコーチとして関わりたい、サポートしたい!」と思えれば、契約に移ります。
あくまでも私は、ということですが、
互いにこの判断をするためのオリエンテーションと言っても過言ではないと考えています。
モチベーションは成果におおきく関与します。
たとえすごい経歴や珍しい経験を持っていたり、実績のあるコーチであっても、自分に合うかどうかという点を無視して判断することはお勧めしません。
できるかぎりで構いませんので、オリエンテーションの時間が
◎自分らしくいられる時間であったか
◎楽に話ができたか
◎余計なことを考えずに思考や対話に集中できそうか
といった点を重点的にご判断いただけるといいかなとおもいます。
次は先に述べたルールに加えて、具体的な実施の方法を合意します。
3、契約・初回セッション日程決定
◎基本スケジュール
◎実施方式(対面/電話/Skype/Zoom)
◎料金/支払いタイミング
◎コーチング開始日(初回セッションの日)
基本的なスケジュールを説明し、実施方式、料金、支払方法とそのタイミングに合意の上、コーチング開始日(初回セッションの日)を設定します。
初回のセッションでは、
◎コーチング期間の大きなゴールと進め方を設定、合意する
◎コーチングを行うにあたり、クライアントの価値観、人生観を共有する
の2点に重きをおいて進めていきます。
オリエンテーション終了後お渡しする「アセスメントシート」を、初回セッションまでに完了させていただき、それをもとにすり合わせをしていきます。
4、初回セッション
記入いただいたアセスメントシートを読み合わせながら、クライアントにとって大事な価値観、人生観やコーチングを通じて達成したいゴールや、扱いたいテーマを中心に確認していきます。
主要な言葉の意味付けを合わせるなど、
(目的、目標などの言葉についてクライアントの解釈を知る)細かい作業も含まれますが、細かく合わせていくことで、意味付けがずれたまま話が進むことを防ぐことができます。
コーチングでは、セッションごとにその時間の使い方や進め方など、《戦略の共有》が必要になりますが、セッションは生き物のようなもので、同じ手法に基づいて進めていても毎回違うものとなります。
そういったとき、互いに共有・合意した情報(お互いの使う言葉の意味付け、価値観、スケジュールを含む全体の達成イメージなど)=戻る場所となり、文脈や本筋がズレることを防ぎ、大きなゴールや意味付けの地点まで立ち戻って仕切り直すことが可能になります。
また、コーチには、
クライアントが弱気になったり、様々な理由から、自分が本当にしたいと思えることでないことを選択しそうになるとき(クライアント本人の価値観に基づいた決定が難しいとき)にフィードバック(起きていることにコーチがどう感じたか、クライアントに伝えること)を行い、確認をする役割があります。
そのためにもクライアントの基本的な人生への姿勢、本来の価値観を知っておくことはとても重要です。
初回セッションもそれ以降のセッションも、終了時には必ず相互フィードバック(振り返り)を行い、次回セッションの日程を決めて初回セッションは終了となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上が、お問い合わせをいただいてから初回のコーチングセッションまでの流れとなります。
読んでいただきありがとうございます。
オリエンテーションは、契約を前提のすり合わせの時間となります。
その前にコーチとの相性を確かめたいという方に向けては、有料ですがサンプルセッションのご提供をしていますのでそちらからお申し込みください。
有料サンプルセッションのお申し込みはこちら。
また、コーチング依頼を検討する前に「どんなひとなのか会ってみたい」という方は、コーヒー好きな方に限定されますが、
都内にて、不定期で《バリスタとめぐる「コーヒーショップ分解ツアー」》を開催していますので、そちらに参加いただくのもいいかもしれません。
↑ここではバリスタの顔ですが、同じ人間なので、キャラクターや特性は感じていただけるかとおもいます。
オリエンテーションお申し込みはこちらへ。
chieoikawa5@gmail.com
個人の活動や考えは主にnoteで発信しています。
コーチングに特化した記事はマガジンの《COACHING NOTE》を、
バリスタとしての活動、考え(考えかたは基本的にどの活動でも変わりませんが)も気になる、という方はマガジンの《BARISTA NOTE》も覗いてみてください☺︎
よろしくお願いいたします。