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生きるとか死ぬとか父親とか を読んで

ずっと読みたいと思っていた、ジェーン・スーさんの生きるとか死ぬとか父親とかを読みました。年齢的にはスーさんが自分よりひとつ上。お父さんは、自分の両親より8歳ぐらい上になるのかな。戦争体験とかは随分違うけど、色々思う。薄っぺらい感想なんだけど、書いてみる。

スーさんは、TBSラジオの改変で、月曜-金曜で「ジェーン・スー生活は踊る」が始まった時に、ちょうど積極的に平日もラジオを聞くようになったタイミングでもあり、そこで知りました。なので、パーソナリティとしてのイメージが強いので、番組での楽しい感じの印象で本を読み始めていました。番組でもほんの紹介の時に、楽しげに紹介されていた印象でした。

実際読み始めると、たしかにお父さんを中心としてのエピソードを面白く書いているところもありますが、自分としては全体的重かった。やはり年齢が近いということと、お母様、伯母様のことを含め、人の死に関することを書かれているので、そう受け取ってしまった。タイトルからある程度はそれを覚悟していたはずなのですが。

両親に限った話ではないですが、会える時に会っておかないといけないというのは切実に思いました。とはいえ、このコロナ禍で都内に住んでいる身としては、埼玉に住む74歳になる両親に会いに行くのは、それなりに気になってしまう。8月のお盆には行くつもりではいますが。

スーさんのように本にするわけではないのだから、根掘り葉掘り聞く必要はないとはいえ、思い出話ぐらいは気軽にできるようにはなっておいたほうが良いのかもしれない。本を読んで、そう思いました。

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