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お互いが自分自身への関心が一番で、お互いが自分自身を受け入れて欲しいと思っている。

皆さん、こんにちは!
ドリームマネージャー佐々木です。

■世界的企業の導入実績のあるドリームマネジメントという人材開発、組織開発プログラムを広めてます。
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書籍ドリームマネジャー


ドリームマネジメントの基盤となっている書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」


よく、他人に関心を持つことが大事と言いますよね。


他人に関心に持つことによって、他人に対して思いやりを持つことが出来たり、他人のために行動が出来たりするからです。


しかし、ほとんどの人が自分に対して一番関心があります。


自分自身への関心が一番なのです。


自分がどう思われているのか?


どう見られているのか?


自分は理解されているのか?


受け入れてくれているのか?


など、自分自身への関心がほとんです。
(余談ですが、尾崎豊のシェリーの歌詞は典型的なこのパターンです。。)


自分への関心が一番だからこそ、悩みが生まれます。自分はこんなに辛い、苦しい、悲しいなどが、悩みの源ではないでしょうか。

デールカーネギー

デールカーネギーに名著「人を動かす」ではこんなことが書かれています。


❝あなたの話し相手は、あなたのことに対してもつ興味の百倍もの興味を、自分身のことに対して持っているのである。中国で百万人が餓死するよりも自分の歯痛の方が重要事であるし、アフリカで地震が40回起こったことよりも自分の首に出来たおできの方が大きな関心事なのである”



極端な例えば話かもしれませんが、あながち間違ってはいないでしょう。


人は自分への関心が一番なのです。

他人に対して関心を持て!というよりも、人は自分への関心が一番で、他人への関心は低いという前提で人間関係を構築した方が良いということです。


お互いが自分の主張を言い合った結果、意見が合わないどころか、その人との関係性が悪化したなんていうことは沢山あります。


お互いが自分は正しくて、相手が間違っていると思っているからです。


お互いが自分の関心が高く、他人への関心が低いので、自分の意見を主張し、相手の意見を否定してしまうのです。


そうなると、お互い否定的感情が強くなり、何を言っても否定的な感情しか生まれなくなります。お互いを受け入れない関係になると、関係性を修復することが困難となってきます。


このようなことは、近しい関係の人であったり、深い関係の人であるほど起こったりします。近しい関係の人ほど、自分のことを受け入れて欲しいからです。


とても残念なことだと思いませんか?


本来は、近しい間柄ほど良好な関係でいたいはずなのに…


では、このように関係が悪化したら修復は無理なのでしょうか?


簡単ではありませんが、修復は可能です。

お互い(又はどちらかが)が、否定的な感情となっているので、肯定的な話し合いをします。

話し合いの場では、肯定的なことしか言わないし、肯定的に受け入れることをします。相手を非難、判断したりせず、全てを肯定的に捉えます。


だからといって、否定的な感情の中、急に感情を肯定的に変えることは難しいので、まずは、言葉、振る舞いを肯定的にします。



何度も言いますが、お互いが自分自身への関心が一番で、お互いが自分を受け入れて欲しいのです。お互いが相手を受け入れるより自分を受け入れて欲しいのです。


そんな中で、相手を否定したり、自分の主張が言い続けたりしたら、関係性は良くはなりません。


まずは、「そうだねよね」「わかるよ」といったスタンスで接することが大事です。それが相手からしたら自分を受け入れてくれてると思うのです。



あと、こんなことを考えてみてください。


その相手は自分にとってはどんな存在でしょうか?
大切な人ですか?どうでも良い人ですか?



その相手と良好な関係を築きたいのですか?
関係性を悪化させたいのですか?



その相手と分かり合いたいですか?
分かり合いたくないのですか?



恐らく、近しい間柄だからこそ近い距離感で接していて、近い距離感だからこそ、良くも悪くもダイレクトに伝わるのだと思います。


ドリームマネジメントのファシリテーターの思考として「肯定思考」「人の意見を判断しない」があります。これは簡単そうで意外に難しかったりします。


僕はこの仕事を6年以上続けていますが、ドリームマネジメントのファシリテーターとしては、「肯定思考」「意見を判断しない」は出来ていると自負しておりますが、プライベートの人間関係、特に近しい人の関係だと出来なかったりすることが多々あります。

近しい関係性の人ほど、自分をもっと理解して欲しい、受け入れて欲しいという気持ちになるのです。


人は、誰もが承認欲求を持っていて、自己重要感を満たしたいと思っているので、このような気持ちになるのは仕方がないことです。


ただ、その気持ちの伝え方、表現方法が重要で、それを間違ってしまうと関係性を悪化させてしまうということです。


伝え方も重要ですが、受け止め方も重要です。


肯定思考、意見を判断しない、このような心構えで、伝え合い、受け止め合えたら、きっと良好な人間関係を築けることでしょう。


ドリームマネジメントのセッション12(最終セッション)は「徳」について考えるというワークがあります。テキストに以下のようなことが書いてあります。


❝徳は究極の原則です。人生は人間関係が全てです”

僕自身も、もっと徳を高めて、良好な人間関係を築いていきたいです。


大切な人とは、特に。


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※書籍「ザ・ドリーム・マネジャー」の研修プログラムである「ドリームマネジメントプログラム」は、日本のライセンシーである"一般財団法人日本アントレプレナー学会”を通じて開催されます。日本アントレプレナー学会を通さず開催される「ドリームマネジメントプログラム」は公認ではなく、内容も保証されておりませんのでご注意ください。

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■ドリームマネジメントの効果

ドリームマネジメントを導入すると以下のような効果があります。

【受講者への影響】
・プライベート、仕事の夢・目的が明確となり人生を計画的に生きるようになる
・理想の自分になるために何をするのか?を考え、習慣化するようになる
・身体、人間関係、知性、精神を常に良くすることを意識するようになる
・お金に関する知性が高まる
・高いエネルギーで集中した中身の濃い時間を過ごすことが出来る
・健康管理を意識するようになる(質の良い、運動、食事、睡眠)
・良好な人間関係を築くことができる
・知性を高めるために積極的に学ぶようになる
・安定した精神性を身に付けることができる
・仕事に対してキャリアパスの明確化
・マネジメントおよびリーダーシップ能力の開発

【組織(チーム)への影響】
・お互いを応援し合う活発なチームワークの創出
・心理的安全性が高いチーム
・信頼感、モラル向上
・社員のやる気のアップによる高い生産性
・望ましくない離職の減少
・社員の夢を応援する会社としてのブランディング、リクルート効果
・マネジメントおよびリーダーシップ能力の開発
・戦略的思考法の教育
・業績アップ

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