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七夕の願いごとは函館で… 7.7日 七夕賞プロキオンS2024その他 1日振り返り

この日は函館がとくに雨で面白かった中での他2場が重賞という注目度的にアヤフヤでしたね…

注目レース

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函館8R 3歳以上1勝クラス芝2000
この日の函館は雨もあり、とにかくTHE・パワー!
ということもあり、道悪で良い要素で塗られたカテリーナ。
(ストームキャット、マンハッタンカフェのSライン牝系、リファール、
ノーザンテースト、ガーサント…etc)
凱旋門賞血統のトレミニョン、母父オペラハウスのニホンピロアリーと、
道悪パワーな血統の馬達を買えって中で最高の並びをしていましたね。

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函館11R 五稜郭S
ここでは3着をした10番人気28.6倍のニューノーマルに注目でして、
ディープ後継(キズナ)の産駒かつ、ストームキャット(しかもこの馬はクロスの3×5)…(おまけに浜中騎手騎乗)
これ若干道悪でも走る要素として似た馬がいて、
ナムラクレアと血統の字面が似ていますね。

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福島11R 七夕賞

道中バビットが行き切ったという中に、しっかり絡んだセイウンプラチナと競ったというのもあり、全体的に速かったですね。
ゴール板をくだったあたり、上りまでの間で谷間になっていましたよね。
あと、この1、2コーナー部分が谷になっているというのもあり、
良馬場表記ではあったものの、ここらへんに水分が溜まっており、
芝の緩さが抜けきっていなかったのが見て取れました。
その辺でパワーも要されつつ、とはいえしっかり晴れてはいるので、
4コーナー先から荒れも進行してる部分もあるわけで、そこで早さを試されるという、全体的に折衷馬場の方向性でしたね。難しい…
とくに内側の荒れた部分には路盤を補修するための埋め砂も撒いていたりもするわけで、そこでもスピードが要されたといいますか。
そういう折衷っぽい馬場ということで、アタマで勝ち切った馬が
レッドラディエンスでしたが、
続いて入線した馬達は展開だったりだとか、ほどほどにパワーが掛かる馬場の部分で合致したりだとか、この辺少し違えば全然変わってくるメンツだったとは思います。
ノッキングポイントが意外にも売れていなかったコトもあり、これが2着さえしていればもうちょっと配当的に見栄えもよかったんでしょうか…

1着レッドラディエンス
母父がAPインディ、バックパサーの配合を持つ、ハーパーの母父でもある
ジャンプスタート、これがしっかり持続力とスタミナを伝えますから、
今の福島にはある程度安心して買っていい要素でしたね~
配合面だけでいえば14着のセイウンプラチナ
母方でシアトルスルー系とバックパサーという血統の字面部分で似ている面もありはしたんですが、
まあさすがに今まで勝ちあぐねていて、3勝クラス突破したての身だと足りませんでしたね~。
とにかく、近年の福島はシアトルスルー×バックパサー
シアトルスルー×バックパサー(復唱)
APインディは余計にそれだけで成立しますね。

ただし、レッドラディエンスこれG3でこそ勝ち切りましたが、
近年大舞台では(馬場適性面で)勝ちあぐねる南米牝系ですから、
ここが最大値だったと見ておいて問題ないです。
次以降はアタマはまあ厳しいと思っています。

そういう大舞台で辛いタイプが勝った中でのもっと中央場ならこっちのほうが評価できる3着としてのノッキングポイントですね。
まあ完成度が遅かったり、気性面でケチが付くことが多い父親とはいえ、
粘り腰の面での良さもありはするモーリスがここで効いてきましたね~。
菊花賞はさすがに距離、父モーリスだと中京適性が…、第一回開催の新潟の馬場はさすがに微妙って感じで来てましたから、
今回やっとカッチリ嵌ったとは思います。
連覇目指していくんでしょうか新潟記念に
とはいえ、新潟競馬場の薄暮開催(お昼休憩)のタイミングと、
馬場の使いこみのタイミングがズレていくわけで、
去年ほどピッタリとはいかない気がしてます。

キングズパレスは、悩んだすえに評価落したのがあり、というのも
ここへに向けての仕上げが軽めだったり、適性面もここが微妙だったという面もやっぱり勝ち切りまではいかなかったと思うべきでしょうし、
とはいえここまで成長を重ねて、大味な競馬も出来るようになり、
だったらサマー2000シリーズ上を目指すような馬でしょうと
ただ、1点気になる部分として、やっぱり前走の新潟大賞典でも2着しているわけで、そして流れ的に次は新潟記念でしょうから…
この馬、なにか重賞で勝ち切るための才能が微妙に欠けていて、それで2着までのタイプになっている可能性 それを若干思うところはあります。
そうとしたときに、この馬を美味しく買うパターンとしまして、
馬単の2着付け雑流し(馬単1着印→パレス2着) 
これは有効になってくるのかな?と少し匂ってます。
母父のドバウィ自体は直線長い部分で効いてくるとは思うんですが、
恐らく新潟の馬場が微妙に勝ち切れない要因かもしれませんね。
(開催時期のせいだったりだとか)
毎日王冠に来た場合はそっちなら1着の可能性もありそうですが。
北海道、中京、小倉 この辺の選択もあり得そうですが、まあ登録されたら考えましょうか

あとは4着ダンディズムは直線短いところで頑張ったでしょうし、
とはいえ馬場に対しては瞬間的な脚の方向性すぎましたね。
案外新潟の勝負どころで仕掛け遅らせれば面白いかも?
リフレーミングはあやふやな競馬を続けてきたツケってのもありはするし、
ただ馬群がタテ長になりすぎて、うまく立ち回れなくて差し損ねるという面は予想はできましたし、そうなったらしょうがないですね。
ボーンディスウェイはまあ弥生賞いつまでも引きずられて重賞でも人気しがちな馬ではあるんですが、サリオスやらでもそうであったように、
種牡馬ハーツクライに対してドイツ血統が相性最悪っぽいですね。

前こそ早かったですが、最後差してきた上位2頭が上がりで34.9なわけで、
この2頭だけが平均的なラップで走った可能性もあり、他に使わない競馬を出来たと思ったときに、ここでの時計自体はそんなに評価するものではないかなぁ(念のため注意事項)

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小倉11R プロキオンS

1着ヤマニンウルスが勝ちはしましたが、
だいぶメンツと展開に助けられたタイプの勝ち方だと思っていまして、
というのもこの記事出す前の土曜分でも触れたんですが、
含水率1%台のパッサパサ状態馬場に対してそういう馬場にピッタリでしたというタイプの馬が今回ほぼいなくて、結果的には1番人気してたヤマニンウルスが押し切ったというのもありますし、なにより、ブルーサンがあんだけ引っ張っていってくれて、早いペースで雑に外から回って捉えにいくだけのエスコート展開ってのはどうしたって気に留めておくべき点でして、
そういうエスコートがあったからこその大勝ちに見える展開になったと思うべきでしょうね。つまり、次以降しっかり怪しいタイプと見ています。
だから、重賞とはいえストレスフリーが過ぎる走りになりましたし、
スレイマンやハピがこの馬場と小倉競馬場合っていたかと言われると
間違いなくNOと言えるわけで。
1頭だけ微妙に合いはするかってなったマリオロードですが、
とはいえこの馬に0.5秒差詰められているわけですよウルス

サイズ感おっきいというのも今後に左右されやすい馬体ですから、
余計にこの後も馬券として手をつけづらいタイプの馬ですから、
大舞台になって正統派な流れをされたときに一気に辛くなりはすると思うんですよね。なんだかんだ中盤が緩みはするところがこれから増えてくるわけで。そうしたときにやっぱりしっかりと馬群にちゃんと包まれることの重大性がまだこの馬に襲い掛かっていないわけでして、この先やっぱり怪しく思うべきですね。
それこそ今年のフェブラリーSでは同じく巨体のドンフランキーがハナを主張しましたが、結局ペプチドナイル達の風除けにされただけの9着敗退したわけです。
小倉は割に雑に回っても下り坂の勢いでなんとかなりますが、
より平坦になって、周りの部分も小倉よりも慎重さが足される東京競馬場に、コーナーを慎重に回らないと外に追い出されるだけになり、伸びあぐねることになりやすい中京競馬場は大舞台がある中で辛いと思います。

だから余計にG1となるとメンバーに恵まれる必要性があると思うなかで、
今回、能力等はさておき、馬場適性面で微妙にされた他メンツが、次からもっと上げてくると考えると…。
そもそもG1でメンバーに恵まれることなんて稀すぎるね…

スレイマンとハピで差をつけるとしたら距離ですかね。
ハピはもうちょっと距離ないとって感じですね。

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