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メリオーレムは秋のG1で…? 7.6土 マリーンS等 1日振り返り 

先週と今週の馬場

福島の芝は元々荒れの進行がレース数の多さに応じて早めなのは確かではあるものの、今年の場合は例年よりもさらに密度がスカスカなんですよね。
気温がすでに上がっており、洋芝の枯れが加速している可能性は大きいですね。とくにキックバックが上がりやすくなっており、根っこが伸び切らずに捕まえられていないことや、蹄が砂部分に届いてしまっている等で、そこでこの芝のスカスカ状態に気づけると思います。

これにより、芝での反発を利用した瞬間的な脚を利用する方向性が序盤なのに取れず、最近ではレアケースな、早めの開催から米国持続力方向に舵を切る必要が(雨でも降らなければ)ありそうですね。

または在来牝系、南米牝系等の最近では勝ち切れない芝モサモサ状態で不利になりやすい血統を逆にに狙いに行けやすい状態でしょうか。
ただ、明日の七夕賞…割にこのタイプが揃っちゃっていまして、いっそのこと雨が降ったほうが馬を絞りやすいんですよね…

小倉の芝は野芝オンリーのいつもより早い時期開催ですが、福島と違い非常に芝の密度が高い。しかも開幕週は長めだったようです。
今週は芝刈りはあったもののさすがに福島よりは芝密度が高めだと信じていいでしょう。
2週目はかなり土日どちらも晴れるようで、さらに日照も出てきてしまうので気温も高く、芝のちぎれ方が加速する可能性はあり、そこに注意でしょうか。

福島・小倉ダート
先週はチラホラ雨降ったりしていたんですが、
どちらもかなり乾く想定をしておくべきで
特に小倉は含水率が1%台のパサパサなパワー状態…
特に午後はちゃんと乾いてるでしょうからそっちでいいでしょう。

函館芝は例年より軽さもあり、全場でもっともパワーを必要としている状態。
内の馬場がさして悪くなっておらず、しっかり伸びている状態でして、
そこが逆に予想を難解にしていました。逆を言えば函館のわりには米国要素が取りやすい状態だったということでしょうか。ホウオウビスケッツが上手くいったように。
今週は雨が日曜に集中して降る予報が出ているため、時間帯によっては豪雨でしょうか。しっかり降ってくれるのならば逆に一番今週で馬券を形にしやすくなるのかもしれません。
ただ、気を付けたいのが再び日曜も強風予報が土曜に続いて出ていることでしょうか。この辺は馬場対応を信じ切って馬券を組み立てるか、完全に諦めてしまうか…悩みどころですね。

函館ダは明日しっかり湿りそうゆえ、他場だと良馬場ダのほうが走れる
ディープ後継たちが、函館だと湿ったダートのほうが良い率が取れるので、
ここは逆張りしたら美味しい可能性あり。

注目レース

小倉10R 西部スポニチ賞 芝2600
勝利したメリオーレムは単勝オッズ1.5倍とまあ売れに売れていたは確かなんですが、この馬の血統を見ると母父の母方にシカンブル、牝系の父系にバステッド、もう一本ほどシカンブル…
全体的に晩成血統ではあるものの、これスタミナ豊富な血統構成なんですよね。
さらに父シュヴァルグランからはブラッシンググルーム、母父からはデインヒル(ダンチヒ)にグレイソヴリン系の血、ディープの一部でもあるバステッドと京都の外回りが得意めな血統が並んでいますね。
そう、このメリオーレムは菊花賞が面白い可能性があります。
しっかり賞金をもうちょっと積む必要がありはしますが、
菊花賞そんなにメンツ集まらない可能性もあるG1でして、
あと1戦どこか適当な条件戦だけで済む可能性はありますね。
なんならこのまま向かえたりしたりするんでしょうか。

福島10R 猪苗代特別 芝2000
1着のシランケドはミスプロの5*4、母父ディープインパクトはウインドハーヘアの影響がより強いと考えたときにアルザオのサーアイヴァー辺りからの影響を濃く出して、さらに牝系からプリンスジョン、シカンブル…
2着レディベルは母方が米国血統(APインディ、牝系からボールドルーラー、トムフール)と見てよく、この二頭は現在の馬場と照らし合わせると結構な持続力で走ったと見てよく、やはり芝の密度がスカスカであることには変わりないと見たいと思います。
とはいえ、瞬発力が要らないかというとそうではなく、2000m条件だと
なんやかんや溜めたい要素も(1800と違って)ある程度欲しいってなったときに、両馬の父がデクラレーションオブウォーはダンチヒ、ノーザンダンサーという欧州瞬発力性があり、キズナは凱旋門賞かなり頑張った中での4着と評価して良い欧州性の高い種牡馬と見ているので、
2000メートル条件なら欧州2:米国8ぐらいの感覚で見ておきたいですね。

函館11R マリーンS ダ1700ハンデOP
ナチュラルハイが勝ちましたが、競馬っぷりがかなり良かったんですよね。
本日の函館は風が結構キツく、他レースでもその傾向が結構見て取れていた中で、ナチュラルハイは道中、前に馬を置いて先行争いをしていたように見えて、かなり慎重に風除けを利用して進めていました。
あれこそが強風の中でのただしい競馬の仕方という見本でしょうね。
芸術点高いレースでした。

小倉11R 釜山S ダ1000
ま~ダートの1000mコースという条件で傾向がどうのこうのが取りづらいんですが、勝ったダノンセシボンがダノンレジェンド産駒でさらにいえば
Macho Unoの系統の産駒なんですが、
とにかく、乾いたパサパサ馬場はマッチョウノ…パワー馬場にはマッチョということですね。こくらきんに君

明日の七夕賞ですが、
上記どおり、馬場状態がいまいち育成が良くない中での開催としたときに、
持続力寄りの多少は瞬間的な脚も欲しいとしたときに、リフレーミング、
レッドラディエンス辺りが人気してますが一応買いやすく、
成績不振気味とはいえ前走の金鯱賞は2頭異次元の馬がいた中で偉い5着をしたアラタ辺りは面白いでしょうか。
プロキオンSはヤマニンウルスがひたすら不安な人気馬してるんですが
(経験値不足、大きすぎる馬体、慎重に進めないといけない馬体感)、
いかんせん現状の乾きすぎてる馬場に対して他の馬もマイナス要素がひとしきり持っていてケチが付く状態でして、ヤマニンウルスが走れちゃってもおかしくないメンバー構成…とした中でその危険な要素ある1倍台の馬を…?
って考えると手を出すレースではない可能性が大きいですね。
好きな馬がいたら買ってください…って感じ。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
ここから下はなにもありませんが投げ銭代わりに値段設定しておきます。

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