言語交換と時差

英語と日本語の言語交換をしています。私としては、毎週決まった曜日の決まった時間に英語30分、日本語30分、合計1時間の会話ができることが理想です。とは言っても、長く関係が続くパートナーに出会えるかどうかは運頼みですし、唐突に関係が終わることも結構あります。
継続していく上で時差は大きな問題ですが、たまたま、今年の4月末にほぼ同時に、日本在住のイギリス人Aさんとオーストラリア在住のオーストラリア人Bさんから、言語交換のお誘いのメッセージが来ました。時差なしと時差30分だったので、予定がとっても合わせやすかったです。Aさんは日本の複数の大学で英語講師をしているのですが、コロナのせいで急遽オンライン授業に切り替えなければならず、自分の生徒たちへのメッセージを日本語で送りたいとのでチェックして欲しいとのことでした。他には、日本語の小説を読んでいて分からないところを質問して来られることもありました。Bさんは家族が日本に里帰りしたまましばらくオーストラリアに戻れない状況なので、少し時間の余裕があるので日本語の会話を練習したいと目的を教えてくださいました。
Aさんは、交際相手と遠距離恋愛中でしばらく会えていないことを結構愚痴っていました。また、コロナ感染にかなりナーバスになっていて、ほとんど外出せず消耗しているようでもありました。だいたい週1で約1時間Skypeで話していたのですが、「あと4分で交際相手と会えます」というメッセージに「よかったですね」と私が返信したのが最後となってしましました。ちょっとショックでしたが、不安な時間を過ごすAさんをほんの少しでも支えられたかもしれないし、そのような支えが必要なくなって良かったなぁと思うことにしました。
Bさんとは日頃の仕事や生活で気付いたこと、疑問に思ったことなど、毎回たくさん話しました。また、こんな英語の表現を知っていますかと教えてくれたり、とっても気遣いの細やかな方でした。しかし、10月になって、家族がついに戻って来れることになったので、言語交換を終わることにしました。最後の日の会話の終わり際に、そのことをきちんと話してくださいました。私にとっても喜ばしいことなので、おめでとうとありがとうをお伝えして締めくくりました。
このタイトルで書きたかった本題にまだ入れていません。続きます。

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